切れ者へのステップは穏やかなメンタルを下支えする優先順位の選定から

冷静沈着で頭脳明晰。

でも協調性がゼロで、親しい友人は一人もいない。

こういうタイプが大活躍するドラマ、案外観ていて楽しいですね。

カッコいい!自分のあんな風に生きてみたい、と思うものです。

でも実際、そんなだったら人生つまらないですよ。

それならいっそのこと、おバカキャラでみんなとワイワイガヤガヤやっている方が日々幸せでしょ。

 

ここでは本当の切れ者は協調性を武器に強い人脈を持ち、人生を楽しみながら、一方で頭をフル回転させて仕事にも邁進している事実をご紹介します。

本当に頭が切れる人って、穏やかでフレンドリーなんですよ。

 

切れ者は穏やかで話していて楽しいんです

 

いつも穏やかでいられる極意とは、時間の使い方が格段にうまいという事なんです。

だから余裕があって、周囲が見えている。

どんな時も慌てふためく事がないし、てんてこ舞いしないのには優先順位をつける習慣が身についているからなのです。

 

誰だって日々、処理しなければならない業務は沢山あります。

毎日、毎週、毎月のルーティーンな仕事もあれば、突発の急務もたくさんある。

それらを頭の中で組み替えながら、どんなふうに時間を効率的に使うべきかが分かっているわけです。

 

締め切りを意識し仕事の優先順位を組み替える

締め切りとはいつまでに完結すべき、というデッドラインですね。

だから急な業務や会議が入った場合には、優先順位を組み替えなければなりません。

ここでテンパってしまうと周りが見えなくなるんです。

話しかけてきた人にも「今、ちょっとダメ、後にして!」と語気が荒くなってしまう。

もし、初めから優先順位が頭に入っていないとしたら、また一つ余計な仕事が増えた、とゲンナリするわけですね。

やるべき仕事の順番と時間配分が整っていて、そこに突発が入つたら、明日にずらせる仕事は何か、もしずらせるものがないなら頼める人がいるか、それが無理なら1時間残業すれば問題ない、と心構えができるわけです。

18時に会社を出るのが、19時に1時間遅くなる、と腹を決めればそれで済むのです。

慌てる必要なんてない。

だからいつも穏やかでいられるわけなんです。

この穏やかさが全ての原点となります。

難しい顔、険しいい顔の人のところには誰も寄りつかないんです。

 

情報は人脈に比例する

頭が切れる人は本質を見抜きます。

あの人はその場しのぎの発言で相手を煙に巻こうとしているな、とか、この人は前回と言っている内容が違うじゃないか、とか、、、。

もしくは発言の中に曖昧な点があれば、そこを突き詰めて何が大切なのかを見極めスポットライトを当てる。

これには幾つかコツがあります。

持っている情報が常識、非常識程度じゃ足りないんです。

幅広い人脈から丹念に集めた情報が自分のものになっていれば、偽物と本物の見分けはつくのです。

逆に言えば、情報収集のクセがついていなければ簡単に騙されてしまうわけです。

時間をかけてゆっくりと蓄積した真実がないと、すぐにウソ情報を鵜吞みにしてしまう。

知識を積み重ねて生きているかどうかで、本質を見極める目が持てるかどうかに変わっていくんです。

だから、先ほど申し上げた穏やかさをもって人との関係を構築していくことの重要さが増してくるんです。

情報量って付き合う人、人脈の太さに比例しますから。

 

偽物か本物かはきわどい質問ですぐに判断できる

知ったかぶりの知識を調子よく言いふらしているかなんて、一言、二言質問すればすぐにわかるものです。

満足な知識もないくせに、いかにも知っているかのように取り繕ったって、きわどい質問になればはぐらかす事しか出来ないわけですから。

その場、その場で言っている事がコロコロかわるお調子者もあちこちにいます。

きっと、この人は前回の自分の発言すら覚えていない出まかせなんだろうなあって。

もっとセコイのは、後出しジャンケンタイプです。

自分からは発言しないんです。

相手が何か言うまでは押し黙って、じっくり様子を見る。

何か言ってきたら、そこから損得勘定をフル回転させて意見を言うのです。

一言でいうと、自分というものが無いタイプですね。

 

これらのタイプは世の中にウヨウヨしていますから、騙されないように自分で本当の情報を集めるクセをつける。

その為にはより多くの強い人脈が必要で、自分自信が余裕ある落ち着いた人間でいなければならないわけです。

 

切れ者は判断の尺度を複数使う

頭のキレる人は問題が大きすぎる問題をバラして対処してゆきます。

幾つかの要因が絡み合って問題が発生することがよくあります。

一つの問題だけなら簡単に対処できるけれど、複数だから対処に手こずる、ということがよくあるのです。

こういう時に切れ者は焦らずに現実を多方面から見て、解決のためにバラシにはいります。

すると、人的要因だったり(対処した人が経験の浅い人でやり方が間違っていた)、時間的要因(時間がなかったから、細かいところを端折って対処した)とか原因が複数見えてきます。

問題解決で大切なのは、初めから決め付けない事。

一つ原因らしいものが見当たったとしても、そこにとらわれない姿勢が大切だと考えています。

品物を製造して不良品が多発したとき、4M(Man, Method, Materials, Machine)の観点から検証していきます。

製造に携わった人に問題はなかったか?

製造の方法に問題はなかったか?

原材料に問題はなかったか?

製造する際に使った機械設備に問題はなかったか?

 

切れ者の武器は千変万化

前述の4Mで問題を検証する場合でも、ステップがありますね。

ヒアリング⇒観察⇒推理 というステップです(順番が異なる場合もありますが)。

関係者に話を聞く場合は、穏やか&共感が基本となります。相手が口を閉ざしたらヒアリングは進みませんから。

相手が話しやすい環境を作らなければならないんです(ヒアリグするアナタが切れ者だという印象をあたえるのも得策じゃないんですよ)。

不良品や原材料、製作に使った機械設備を観察するときは、何度もあとで見返えせるように写真や動画を撮る。

外部の試験施設に解析を依頼したら、その結果がでてくるまで中腰の姿勢でじっくり待つ。

それらから推理にはいるときはロジカルに一つ一つの事実を積み重ねていく。

切れ者は、咄嗟のインスピレーションももちろん使うけれど、事実から導かれる推測を一番重視します。

それが、物的証拠となるからです。

 

まとめる力とリスク管理

まとめる力とは、いくつもの断片的な情報を組み立てて一つの結論を導き出すことを言います。

どの断片にも意味はあります。

でも、偏重しないのが大切です。

人間ですから個人的な思いがあって当然です。

でもあくまでもまとめに入るときは客観的に事実を見ていく。

そうじゃないと、思わぬ落とし穴に足を取られることになりかねない。

これが、切れ者が情報をまとめるときの基本です。

 

では組織をまとめる時に何を重要視しているでしょうか?

情報には感情はありませんが、人間にはそれぞれ感情があるのです。

同じ実力の二人がいても、それぞれ性格も考え方も違うんです。

その二人を同じように扱っていては持ち味を引き出すことはできません。

20人の組織だったら、開示する情報はもちろん全員同じでいいんです。20人を集めて、もしくは20人全員に同じメールを送信して情報提供すればいいんです。

みんを集めて話をするときも、同じように分かりやすく穏やかに話せばいいんです。

ただし、一対一で話す機会を作らないとダメ。

そのFace to Faceの面談的な打ち合わせこそが、距離を縮める絶好の機会なんです。

切れ者はこれを絶好の機会として利用しています。

 

Face to Faceで話す機会とは

切れる上司は組織をまとめる前には一対一の面談をしています。

部下との距離を一気に縮める機会になるからなんです。

ろくに話をした事もないような上司の提案にのってくる部下などいないんです。

一人ひとりがみんな成人した大人で、自分の考えをもって生活している。

職場は生活するための収入を得る場に過ぎない。

その事実は変わらないとしても、収入を得るための仕事にどれだけ情熱を傾けられるかを左右するのが面談です。

普段から穏やかさを心掛けていても、直接話しかけてこない部下だっているわけです。

だからこそ、Face to Faceで話す機会を設けて、それを切れる上司は部下に自分をPRする場だと認識しています。

「なにか仕事をしていて問題はない?」

「特にこれといって、問題はありませんね」

この会話で終わってしまったらせっかくの機会が台無しです。

 

―これからチャレンジしてみたい事はある?

―将来のビジョンは見えている?

―生活するために働いているのはみんな同じだけど、どうせ働くならやりたい事をみつけて、それに突き進みたいじゃない?

―オレくらいの年齢になると、問題をどう解決すればいいか分かった来る。

―だから部下が問題を抱えて行き詰まってしまうのが、オレにとっての最大の問題だから、何でも相談して欲しい。

こういう場を短い時間でも継続的に持つ事で部下が何を考えているかがわかってきます。

それが出来てから、初めて組織を上手く回すことができるようになるのです。

 

まとめ

 

パッと頭にイメージするキレ者とは、頭の回転が速く瞬時に最善の選択をしていくものの日常生活においては協調性がなく一匹オオカミ的な存在ですね。

でも、これから切れ者を目指す人は決して勘違いしないでください。

テレビドラマに登場する切れ者と実社会では全く違うのです。

職場ではいつも穏やかで、フレンドリーの方が全然いいんですよ。

それが、原点なんです。

仕事をしていると突発、不意の問題等々が日常的に発生します。

それでも穏やかでいる為にはどうするかを考えるのが第一歩です。

自分のメンタルをしっかり管理する為に、仕事の優先順位を把握していなければなりません。

緊急事態発生の場合に、優先順位を組み替えてその日の仕事の順番と所要時間を変更するわけです。

それが出来ないと、無意味に焦ってしまったり、苛立ってしまって穏やかでいられなくなるんです。

切れ者は穏やかで、いつも仲間と打ち解け人脈を広げてゆきます。

情報量とその正確さは、人脈の太さに比例するのです。

的確な情報が常に手元にあれば、嘘やハッタリでその場を乗り切ろうとする人を見抜くこともできます。

事態を自分にとって有利に転がそうと、後出しジャンケンで勝率の高い意見ばかりを言う人も見抜くことができます。

豊富な情報量を武器にして、問題が発生したら多面的に状態を見てゆきます。

大きな問題は、4Ⅿ等の手法で複数の角度から事態を把握します。

分かってきた問題の断片を偏重なくロジカルに組立てて原因の究明につとめるのです。

一方で組織をまとめる際には、部下と一対一の話し合いで距離を縮めるのです。

それぞれの個性を見ると同時に、話し合いの場を部下への自分のPRの場と捉えているのが切れる上司の実態なのです。

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