啓発セミナーのレクチャーが閉ざした心をこじ開ける|当たり前が特効薬となるトラウマの人達

「アナタは毎日どんな気持ちで過ごしたいですか?」

会社帰りに駅前の街頭アンケートでこんな質問を受けたのです。

20代前半(?)の女性です。

美人かどうかマスク姿だからわからない。でも顔半分を覆っていると、かえって可愛く見えちゃうんわけです。

中年男の心理を彼女らは巧みに利用して接近してくるわけで、こっちだってそんな事は百も承知なのです。

質問内容になどサラサラ興味ないのに無下に話を切り上げられないのが我ながら情けない。単に若い子との会話を少しだけ楽しみたいわけです。

一見不謹慎に思えるこのやり取り、実際には両方にとってWIN-WINの関係なんです。

 

透けて見える啓発セミナーの勧誘

 

人生まともに歳を重ねてきていれば簡単には丸め込まれないようになるものです。

「この人、オレを操作しようとしているな」と気が付いて、相手のペースにハマらないようにブレーキを掛ける術を持っています。

 

駅前で綺麗なお姉さんから「毎日どんな気持ちで過ごしたいですか?」と聞かれました。

こっちが「〇〇〇な気持ち」と答えても、「△△△な気持ち」と答えても、「×××な気持ち」と答えても、返ってくる言葉はまず同じです。

最初から質問も、答えも何だっていいんです。ただ、会話が成立してくれれば成功でWIN – WINなんです。

それくらいはこっちだって合点承知の助なのです。

だからこの先でWIN – WINの関係が崩れていくのも手に取るようにわかるんです。

「今、現実に感じられているお気持ちと、理想とする気持ちとに違いはありますか?」

「ええ、まあ、現実は厳しいですからね。理想とは程遠いですよ、、、」

「それなら、まさにぴったりなお話があるんです。ちょっとだけならお時間よろしいですよね、、、。」と話が展開してゆくわけです。

 

立ち話もなんですから、と場所を変えて説明をするのはマスクの若いお姉さんではないわけです。

もっと話の旨いベテランなわけです。(若いお姉さんからベテランに変わったタイミングでWIN – WINは崩壊し、ここにいる中年男には何もメリットはなくなっています)

  1. 今、抱いている気持ちと、こんな気持ちで日々生きていきたいと感じるものに差異があるなら、一度自分を見つめ直してみましょう。
  2. なぜ、今の自分の気持ちから脱したいと感じるのか?
  3. 人間のあるべき姿って何でしょうか?
  4. 気持ちをどうしたら変化させることができるのか?
  5. それを達成するまで、どんな努力をすればいいのか。

こらら1~5であれば、どんな悩みを抱えている人にでも当てはまる当たり前のQ&Aなんです。

 

人の心を左右しようとする

 

メンタルの開花を目的とした啓発セミナーってあちこちにあります。

ちょっと胡散臭い??

実際には良い物も悪質なものもあるようです。

で、この誰にでも当てはまる啓発セミナーのQ&Aが功を奏する相手がいるわけです。

 

セミナーに参加したことで幼少時の苛めの体験以来、ずっと閉ざしていた心が開いたなら、その人にとって啓発セミナーへの参加は正解です。

上記した1~5がツボにはまってしっかりと自分を見つめ直すことができた。

自分の力では如何ともし難かった過去のトラウマから脱出することができたわけです。

 

心の変化とは普通は2次的に訪れるもの

 

でも、ここにはとても怖い心理操作怖が仕込まれています。
普通、今の自分に無い何かを会得したいと思ったら、目標に向かうダイレクトなアクションを起こすものです。

資格を取得したければ、専門学校に通ってその分野の勉強をします。ヨガを身に着けて深い呼吸と柔軟な肉体を求めたければヨガの教室に通います。

大学受験の予備校だって、ダイエット教室だって、ソムリエ養成講座だって目標に向かっているんです。

今のダラダラした生活じゃつまらない。

家と会社の往復の人生なんて飽き飽きだ。

そんな気持ちを払拭するためにひと踏ん張りしてみようと思うわけです。

その結果、「あー頑張ってよかった」、「人生が充実してきた」、「新たな出会いっていいなあ」って思うんです。

〇〇〇した結果、清々しい気持ちになった。△△△した結果、生活が生き生きしてきた。

これが本来あるべき気持ちの変化です。

 

ところが、強いトラウマで引きこもりに陥ってしまった場合、変わりたくても自分の力では微動だにしない硬直状態に陥っているわけです。専門学校や予備校に通うことも出来ないし、ヨガやダイエット教室にもいくことができない。

家から出られなかったり、人と交われなかったりしているわけです。

そんな状態の人だったらダイレクトに心を揺さぶるしかないんです。

 

対人恐怖やパニック障害で引きこもり生活に突入した人を相手に、どんなものに興味を抱くだろうかと試行錯誤しても、時間ばかり費やして結局、何もできなかったと肩を落としかねないんです。

 

そんな人達を前にして人生の素晴らしさを説いて聞かせながら、あるタイミングを見計らって潜在意識にシグナルをお送り込む。

特別な訓練を受けた人のみが施術を許された行為ですね。

感情の抑制力を取り除きながら、本能に語り変えるのです。洗脳とかマインドコントロールと通底するちょっとヤバイ対話方法なんです。 

徐々に気持ちが軽くなって人と話をしてみよう、仲間を作ってみようと感じ始めるのはWIN – WINの関係なのです。

どんな人にでも通用する当たり前のレクチャーだったからこそ、当たり前よりも少し下に沈んでしまつた人に効果があったわけです。

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