性格の不一致なんて当たり前、譲る懐の深さがあるか無いかはどうやって確かめるの

会社帰りで電車に揺られていたら女性二人の深刻な会話に耳がピクピクっと反応したんです。

離婚話し。

悪いと思いながらも、自然と耳がデカくなってしまった。

結婚して暫くしてから性格の不一致に悩み続けているらしいのです。子供の教育方針でも意見が分かれるというから、結婚生活は1年、2年どころじゃないですね。

日本人の離婚の原因はダントツで夫婦間の考え方の違いだそうです。価値観の違いからイライラがつのるらしい。

ここでは性格の不一致が離婚に発展していかない為に、どうすればよいのか。
結婚前には相手のどこを見極めておけばいいかを解説します。

性格の不一致や価値観の違いなんて当たり前

 

性格の不一致ってひとことで言っても漠然としていますね。性格なんて一人ひとり別々だし、ましてや異性の性格なんて一緒に暮らし始めて初めてわかるようなところも少なくないでしょ。

最初から不一致があるものだと覚悟していた方がいいんですよね。どれくらい自分との考え方に違いがあるか楽しみにするくらいでいたほうがショックが少ないんですね。

とはいえ電車内で耳にしたように、性格の不一致が離婚に発展するケースもあるとはただ事ではありませんね。少し具体例をあげて考えてみたいと思います。

 

価値観の違いでもめがちなのがお金です。浪費家と節約家のカップルがいて、もし一緒になろうとしたら日に日にストレスがたまっていくのは間違いないですね。

家計簿をつけながら収支を管理して、計画的に余暇にもお金を使っていたとしても、節約家にとってはそれが浪費に見えてしまうと言います。
徹底的にムダを省いて、少しでも貯蓄を増やすべきだと考えているからレジャー費なんて認められないんです。

こんな時ってどうしたらいいでしょうか?
結婚は止めといた方が無難なのでしょうか??

それを言ったら身も蓋もないでしょ。

お互いの主張を定量的に話し合うのが得策なんです。

節約家の方って貯蓄は多ければ多いほど安心と考えがちです。でも、それだと「人生は楽しむべきだ」と感じている伴侶とは上手くいかないです。

「どれくらいの額をいつまでに貯金をする」と目標を決めて計画的に節約するんです。できれば、節約して貯金をする目的も添えられると利にかなった目標になります。
35歳でマイホームを建てるとか、40歳までに老後の資金を溜めるとか、、、。

一方で、人生を楽しみたいと考えているのなら、どれくらいの費用を余暇に充てたいかを数字で表す必要があります。

外食は月に1回で一人の予算は5千円まで、とか。

1年に1回は旅行に行きたい。一人の予算は3万円とか。

それでお互いが納得したら文句は言わないようにするんです。完璧たる浪費家と節約家だったとしても、決められたルールの中でやるぶんにはいいのではないでしょうか?

 

食事にお金をかけたい人

 

食べ物にお金をかけると言っても実情は様々で、良質な肉、野菜、魚を買って家で料理して食べたい人もいれば、情報番組で紹介されるような有名なシェフがいる名店でプロの味を楽しみたい人がいます。

女性だと、わりと後者が多くて、素材の味よりも店やシェフの味を楽しみたい。もしくはSNSでバエル写真が撮りたいと考えますね。

一方男性は、高級食材を家で美味しく調理して欲しいと考える方の方が多いようです。
外食となると焼き鳥を魚にビールや酎ハイの方が気楽でいいって思う。
こういうのも性格の不一致といえば、そのとおりなのです。

でもよく起こる問題は(我が家でもたまにありますけど)、店で食べるか、家で食べるかではないんです。

「せっかく高い肉を勝ってきたのになぜ、こんなに硬くなるまで火を通っしゃうの?」とか「この食パンはトーストにしないで、そのまま食べた方が香りが感じられて美味しいんだよ」みたいな事でゴタゴタする。。

高級食材を家で堪能しようと思ったら、料理の腕前も考慮しておかなければならないんです。
でも自分も含めて、とかく男は高い食材さえ勝ってくれば美味いものが味わえると思いがちなんです。
素材さえよければうまい物が皿にもられて配膳されてくると安直に思っている。ここが男女間における最大の性格の不一致なんです。
原因の根本は家事を担当するのは奥さんで、外で働いて金を稼いでくる旦那さんという固定観念です。

だから男は目玉が飛び出るくらい高い肉を家族の人数分買ってきて奥さんにボンと渡せばそれでいいと思っている。

奥さんにとっては相当のプレッシャーだそうです。

どれくらい火を通せばいいの?
味付けはどうすればいい、塩と胡椒だけ?
付け合わせは何が合う?
ご飯とパンとどちらが合うかしら?
ワインも買うべき?

「あーめんどくさい」、ってことになるわけです。

この前、北海道に行く用事があって現地でタラバガニを2ハイ買って宅急便で家に送ったんです。

さぞかし女房は喜ぶだろうと思いきや、大きな迷惑だとのこと。
カニのゴツゴツした脚を胴体から取り外し、さらにカニの実を掻き出しやすいように脚に切れ目を入れなければならない。
家庭にある包丁で硬いカニの脚に切れ目を入れるのに、軍手をはめた手は血まみれだったそうです。
それが終わったら、カニの実をほじくり出す細い先割れ棒をどこかから調達しなければならない。

とにかく家内にとっては最低のお土産だったようです。

 せっかく高い金を出して買ったのに、大して食卓はシーンと静まり返る(カニを食べるときはたいてい静まり返りますが)、会話なんか全然盛り上がらない。

 

こんな風に考えてみると食べ物は大きな楽しみだけれど、何を買うかによってストレスに変わりますね。

 

 その他、どんなふうにお金をつかいたいかの実例

 

服をとってみても、“ブランドvs庶民派”、“見た目vs着心地”、“普段着vsフォーマルなお出かけ着”などなど。

旅行だと、年に1回海外旅行に行きたい派、と国内温泉にたくさん行きたい派にわかれたりもするんです。

旅行なんて形として何も残らないからもったいない、と考える人もいる。

 

子供の教育方針だと、公立派と私立派に分かれる。すると高額な授業料の塾がからんできて話がこじれたりするわけです。

全ての点で意見が合致するなんて至難の業で、もし何のもめごともなく夫婦間の意見がスムーズにまとまっていくとしたら、 どちらかが妥協しているとしか考えらえません。

 

もっと細かい不一致

 

テレビ番組(ドラマ、スポーツ、お笑い、、、)

食事(和食、洋食、中華、、、)

子供(一人でいい、たくさん欲しい)

クルマ(スポーツカー、ファミリーカー、いらない)

ペット(飼いたい、飼いたくない)

 

性格の不一致というよりも譲る優しさがあるか無いか

 

細かいところまで見ていくと、性格の不一致や価値観の違いというよりも好みの問題になっていくようです。不一致がでてくるのが当たり前でぴったり同じなんて絶対にあり得ない。

そんな日常生活の好き嫌いが原因で離婚に発展するなんてナンセンスなんです。

問題は相手の好みを尊重して譲るだけの懐の深さがあるか無いかなんですよ。細かい不一致の部分だったら、「今日はキミの好きにしていいよ」と譲れるかどうか。

子供の教育問題みないに重要な問題だったら、冷静に話合うだけの心構えがあるかどうかです。「絶対に譲れない」の一点張りや、すぐにカチンと頭に血が上るタイプはダメ。

話合しあう度量や、譲る優しさがない場合は、価値観が一致していないと上手くいかない。喧嘩が絶えない家庭になってしまうんです。

でも、どちらか一方だけが譲る優しさを持ち合わせていると、はじめはいいけれど、じわりじわりとストレスが溜まっていきます。この原稿の冒頭で書いた電車の中で離婚話をしていた女性二人組のケースですね。

 

どうやったら隠れた性格をあぶりだせるか

 

ドイツには結婚する前にしばらく同棲してみる習慣があると言います。一緒に生活してみなければわからない事がたくさんある、という現実的な判断が習慣になった。

日本の場合は、大っぴらには同棲を認めないでしょ。だからドイツみたいなわけにはいかないの。

  • だとしたら、わざと違う意見を切り出して反応を見るのが得策。
  • 時間がかかるかもしれないけど、どれくらい好みが一致しているかを検証してみる。
  • 性格の不一致になりがちなお金の使い方についてだけは、しっかりと話し合っておく。
  • 歳とともに頑固になって譲る気持ちが薄れる人がいます。逆に丸くなる人もいます。これは、その人の両親をみて遺伝で判断するくらいしかない。

結婚前に性格の不一致について一度は真剣に考えるべきではあるんですよ。

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