親友を裏切って秘密を暴露してしまうのはなぜ

親友だと思っていたのに裏切られた。

絶対に他言しないでと約束した事を暴露された。

こんな経験って少なくないようです。

親友の裏切りで多いのが、秘密をバラされる事で、次が彼氏の略奪あたりらしいです。

長年かけて築き上げた友人関係をあっさり捨ててまでバラシに走る心理とはいかなるものでしょうか。
ここでは友情を優先できない心の弱さについて解説させて頂きます。

秘密には価値がある

 

そもそもの話ですが秘密には価値があります。暴露される前のトップシークレットには確実に人を惹きつけるパワーが宿っているんです。

本当に有益な情報なのかどうかは、明らかになった後でなければわかりません。

でも、その機密事項とはいったい何なのかの些細なヒントと、ベールに包まれたままの実態がもっとも魅惑的なんです。

人の興味を引き、好奇心を刺激し、じらされればじらされるほど心を釘付けにする魔力がそなわっています。

 

ワイドショーやお笑い番組で『○○さんの美人姉妹紹介』とナレーションをいれながら、すぐには表情を披露せずに円形のシールを画面上でかけて尺を伸ばすのが流行っています。

番組の視聴者はあの演出にだんだん苛立ち始めます。でも、ここまで引っ張られたからには顔を見るまで別の番組になどチャンネル変更などできるか、と粘るわけです。

敢えて秘密を作って、それを保持してギリギリのタイミングで披露するという念の入れ方です。

自作自演の悪ふざけにムカムカしながらも、演出された秘密に引き込まれてしまうのです(実際、円形シールが剥がされた素顔を観て、美人姉妹??と微妙に思えるのは視聴者に共通しているところでしょうが)。

 

下世話な秘密ほど気になってたまらない

 

上品な秘め事よりも下世話な隠し事の方が絶対に面白いですね。

「どこの仕立て屋さんでドレスをオーダーメイドしているの?」よりも、「オーダーメイド代に幾らつぎ込んで、何回払いにしたのですか?」の方が断然興味が湧くんです。

ビジネスシューズを何足持っているかよりも、一足のシークレットブーツの上げ底が何センチなのかの方が好奇心が湧いてくるものです。

ズラ疑惑、ホモ疑惑、離婚や不倫の噂、隠し子ってテレビじゃ放送しづらい面があるかもしれませんが、最高に面白い暴露ネタじゃないですか。

庶民的なガサツネタの方が何も考えずに笑えるんです。

気品なくゲロってくれた㊙話しの方が相対的に自分がもちあがったような錯覚を感じて気分が良いんです。

オレは離婚もしてないし、隠し子だっていないぜ、と優越感が味わえるんです。

 

長年の親友を失ってまでなぜバラす?

 

時間をかけて育んだ友人との信頼関係を、つまらない情報バラシを優先させていとも簡単に手放してしまう人がいます。

「友達なんて簡単に作れるし、、、」という安直な判断なのかもしれません。

「これくらいの秘密暴露なんて誰でもやっているし、たいしたダメージ受けない。親友関係が壊れる事などないんです」と開き直るかもしれません。

「知られたら困る」なんてこっちの知ったこっちゃない。そんなことより話の中心になりたかったという気持ちが先立っていた可能性もあります。

 

普段から何をしても注目を浴びることのなかった人ってどんなメンタルでいるでしょうか?

誰も見てくれない、誰も聞いてくれない、話しかけてもくれない、そんな日陰の人です。おそらく自尊心が低く劣等感が高い状態ではないでしょうか。

そんな人が、あるときたった一人の友達から重大な秘密を打ち明けられた。誰もが仰天するような㊙話しです。大ウケが狙える暴露話しなわけです。

いままで自分のいう事に誰一人として耳を傾向けてくれなかったのに、このネタだったら絶対に話の中心になれる、と確信したら長年の友人を裏切ってでもしゃべっちゃうかもしれないですね。

一世一代の大スクープのチャンスを逃して友好関係を保つかどうかは微妙な選択となるんです。

 

犯罪が絡んでいたら

 

親友が10年もの間隠し通してきた㊙ネタを、ただウケ狙いだけでしゃべろうとは思いませんね。

でも犯罪の告白だったらどうでしょうか。

罪の意識にさいなまれた親友か「絶対にここだけの話ね」と前置きして過去の殺人歴を告白してきたらどう対処しますか。

殺人には既に時効はありません。

警察の捜査もテレビ報道で何度も目にしました。被害者遺族の悲痛な面持ちも脳裏に浮かんできます。

人としてもモラルを取るか、友情をとるか。

モラルを取る事が長い目で見れば友情にもつながると自分で自分に問いかけるのも一案かもしれません。

思い悩みながら事件を詳しく調べようとWEB検索していたら、犯人情報の提供者には2千万円の懸賞金が支払われるとの情報が見つかった。

自分の名前は公表しないのを約束に親友を警察に密告するでしょうか?

しゃべるも後悔、しゃべらぬも後悔、みたいな雰囲気に包まれるでしょう。

 

知っているのは自分だけだという優越感

 

他人のプライベートな秘密を知ってしまって、「ここだけの話だよ」と前置きしたうえで他言したとしても、その人の評価は時間とともに下がっていくものです。

「さすが、そんな情報までつかんでいるんだ」とおだてられてもっと口を割らせよとする人の餌食になりながら、結局は口の軽い信用ならない奴、という烙印を押されるだけなんです。

親友だからこそ知り得る秘密なのに、陰では誰かれ構わず触れ回る節操のない人間という評判へと繋がっていくわけです。

みんなが知らない事を知っている。

このメリットは自分の中だけにしまい込むのが一番なんです。自分だけが知っているという優越感は『能ある鷹は爪を隠す』に通底し、『武士は食わねど高楊枝』まで踏ん張りが効くものなのです。

長い友達を裏切ってまで秘密を暴露するのは、この効果を知らない愚かさ故なのです。

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