子供が学校に行きたくないと言ったら、こんふうに実情をたしかめてみてください

アナタのお子さんが、もし学校に行きたくない、と突然言い出したらどうしますか?

いいよ、今日はお休みしちゃいなさい、と安易には言えませんね。

おそらくアナタは「いじめ」の3文字に取り憑かれることでしょう。

でも、そこは咄嗟の判断で子供の様子見を伺うのです。

「お腹でも痛い?」

「どこか具合が悪いの?」

「宿題やってないな!」

「あっ、わかった。テストがあるんだ?」

まあ、初動対応としては悪くはありたせんね。

無理矢理、学校に行かせるより1日休んで、行きたくない理由をしっかり把握すべきなのです。

 

親には知られたくないのが子供心

 

学校を休ませて、1〜2時はそっとしておくべきです。

親が休みを承諾してくれたから、子供としてはひとまず安心なわけです。

ほっとして、少しすると明日以降が気掛かりになるのです。

ここが大事な時間なのです。

自分だけの力で何ができるかを考える時間をあたえるのです。

そこで答えがでないとわかったら、親に相談してくるものです。

でも、子供の心理として親には心配をかけたくない、と考えているわけです。

だから、可愛そうですが自分だけで考える時間が必要なのです。

このプロセスかわないと、親子間の話し合いが噛み合いませんからね。

 

親にどう相談したらいい?

 

子供なりに考えて、親にどう説明したらいいか頭を悩ませます。

出来るだけ大事にしたくないのです。

だから腹の内を包み隠さず100パーセントぶちまけてくることはなかなかありません。

 

たまに学校を休めるなら、クラス変え(卒業)まで頑張れる、と腹を括る子供もいます。

そのうち味方になってくれる友だちが出てくるかもしれないと楽観的に状況判断する子供もいます。

登校したくない本質が複合的で子供本人も十分に分かっていないケースすらあります。

だからこそ、親としては登校したくない本当の理由を聞かなければ、解決にはもっていかれないわけですね。

 

苛めがからんでいると難しい

 

特に仲間外れにされているとか、虐めに合っているとなると問題はより手強くなってきます。

子供の身になってみると、一人二人味方が増えても、かえってそれが苛めの助長になる可能性があると恐れるわけです。

ましてや、担任の先生や教師に告げ口をしたとわかれば、次は何をされるか分からない、とういう恐怖です。

一方で、親を心配させたくないという気持ちと、いじめに合っている惨めな自分を曝け出したくないという思いうです。だから苛め絡みの問題の場合、簡単には事実が明るみにでないのです。

 

親はまず子供に共感するのが先決

 

親が最初にしなければならないのは子供の心に寄り添う事です。『学校に行きたくない』という気持ちに共感が大切なんです。

子供本人も、学校を休むのは悪い事だと思っているのです。だから、親の顔色をみながら、学校に行きたくないのだと打ち明けたわけす。

 

どうですか?子供も小さな身体で勇気を振り絞って「今日は学校には行きたくないの」と口に出したわけです。

「行きたくない」と駄々をこねたわけじゃないのです。

勇気を出して言ったのですから。

だったら、まず子供の勇気を褒めてあげましょうよ。

「そうなんだ、今日は学校に行きたくないんだね。よく自分の気持ちをまっすぐ伝えられたね。言いづらかったろう。」

 

ここで「それは困ったなあ」などとは絶対に言わないでください。

親にとってみれば、子供が学校に行きたくない、とは頭の痛い問題です。楽しく通学してくれれば、それに越したことはないのです。

でも、我が子に何かがあって、ただ単に休みの許可をもらう為だけじゃなくて、SOSを発信しているんです。

何とかしてほしい、と心が叫んでいるんです。

 

子供の気持ちを和らげるにはどうすればいい

 

子供はジレンマに陥っています。

「学校に行きたくない理由を口にすれば親に心配をかけてしまう」という気持ちと、「助けた欲しい」というSOSOです。

もちろん親だって、何が原因なのかを知らされなければ解決のしようがないですね。

だから、ここではまず子供の気持ちを和らげてあげなければなりません。

どうするかというと、「お母さん(お父さん)が子供の頃にも、みんなアレコレ問題を抱えて悩んだものなのよ」と言って下記のような事柄を上げてみるんです。

 

泳げないからプールが嫌い(夏になると体育の授業の日が嫌)

鉄棒で逆上がりができない

球技が下手でドッジボール、バレーボール、サッカー等々がダメ

運動会の練習で女子と手をつなぐのを冷やかされる

理科でカエルやフナの解剖で気持ちが悪くなる

食べ物で好き嫌いが多く、どうしても食べられない野菜がある

班行動で遅れてしまい同じ班の人に迷惑をかける

音痴だから、音楽の授業でみんなの前で歌わされるのが嫌

うさぎ小屋の掃除の当番ができない。糞や残飯の臭いうで吐いてしまう。

親の職業(八百屋、魚屋等々の個人商店)を馬鹿にされるのが嫌

ある時、臭いと言われた

仲のいい友達と喧嘩してしまった

ついて行かれない勉強、授業がある

自信の無い科目のテストがある。

恋愛問題(コクつてフラれた)

いじめのターゲットになっている

 

こうして、親が子供の頃を思い出して、どんな悩みで自分や友達が学校に来たくなくなったかを話してあげる。

そうすると子供ながらに、こんな理由もあるのか、あんな理由もあるのかと、そのバリエーションの多さに驚くのです。

同時に、自分に降りかかっているのは、この中のたった一つだ、と安心感が湧いてくる。

 

親は子供の頃の問題を一つ一つ丁寧に子供に話して聞かせるんです。問題が起きた背景や、どんなふうに解決したのかをより具体的に生々しく、、、。

すると子供の心の中がもっと穏やかになってきます。

自分の親も子供の頃にはいろいろ悩みがあったのだなあと感じ、今心の中で渦巻いている問題を話してみようという気持ちになっていくものです。

お子さんが学校に行きたくない、といった真意がさほど大きな問題でないことを祈るばかりですが、まずはこんなふうにして実情を確かめるところから始めてみてください。

  

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