かわいく生まれてきたかったというお悩み相談

2021年4月20日の読売新聞の相談欄。

「かわいく生まれてきたかった」との超ド直球のお悩み相談です。

16歳の女の子。

幼い頃からブスと言われ続け、自分はいったい周囲からどう見られているのだろう、と悩む日々が続いたとの事。

電車にのれば座席が空いていても隣に座る人が不快に思うからとの理由で立ち続けるというのです。

「私はどうしたらよいですか?」と言っています。どうすればブスという劣等感を手なずけられるかの助言を求めてきていたわけです。

相談員からの回答

相談員はフランス人のメイクを引き合いに出してアドバイスしていました。
フランス人は自分の欠点を隠そうとせず、良いところを強調することで唯一無二の自分を表現するとの考え方もあるよ、と。

とは言うものの、相談者の本音としては(大変失礼な言い方だと重々承知のうえで言わせてくださいね)、「どれくらいブスなのかでアドバイスは全然変わってきます」って事なんです。

新聞のお悩み相談欄で、かつ匿名での投稿です。「写真を見ない限り的確なアドバイスはできませんね」とは言えない。

でも、どうするべきかは実物を見ない適格なアドバイアスにははらないんです。

 

醜形恐怖症かも

 

醜形恐怖症っていう精神疾患があります。

自分の身体(顔面含む)の一部、複数部位、全体を醜いと思い込んでしまう心の病です。一日に5時間も6時間も鏡を見ては、なぜこんなにも醜いのだろうと思い悩むわけです。

みんながみんなこんなにも重症なわけではなく、見た目が悪いから自分に自信が持てないなんてよくある話しです。

彼女が欲しい。

誰か紹介してくれないかなあ。

合コンにでも参加してみようかなあ。

でも自信ないなあ。

もっと顔が良いとか、背が高いとかだったらなあ、、、と。

 

男だったら、勉強して有名大学に入学することで外見の劣等感を高学歴で帳消ししようとする者も出てきます。高学歴から一流企業のエリート社員へと階段を上っていく道を選ぶ。これも問題解決の一つの選択です。

女性だったらどんな解決方法があるでしょうか?

一流大学、一流企業の道を歩んだとしても、「どうせアタシなんか誰も相手にしてくれない。男の人の間ではきっと笑い者になっているに違いない」と相変わらず異性とは話ができないし、恋愛したいのにいざとなると怖くなってしまう。マッチングアプリへの登録すら怖くてできないわけです。

 

こう説明すると、新聞投稿された方がどんな状態なのかは、実物を見ないと判断できないのがお分かりいただけると思います。

自分ではブスだと悩み続けているけれど、実際には全然そんなことはなくて、むしろ愛嬌のあるカワイイ顔をしていたりって事もある。

幼少期に学校で口の悪い男子からからかわれたのがトラウマになっていて、それ以来些細な事が胸に突き刺さるようになってしまった等々です。

こうなってくると問題は外見じゃなくて心です。

ブスだから生きていく自信がないと相談してきているけれど、答えは心の病という事。

問題は顔立ちなのか心なのか

 

最近は男性でもお化粧(メイク)をする時代です。就職活動の為に美容整形する人だって少なくないとも聞きます。

こんな事を言うと「人間は見た目じゃない。中身が重要なんだ」と反論されてしまうかもしれません。

たぶん、半数以上がそう考えているでしょう。

でもお隣の国、韓国ではプチ整形なんて日常的ですね。

鼻筋を通して、瞳をパッチリにしてどこが悪いの?不細工にするなら反対されても仕方ないけど、見た目を良くするのだから改善活用の一貫でしょ、くらいの反応。

実際にコンプレックスだった低い鼻をシャープな鼻筋にしたことで、本人にも余裕が生まれてくるわけです。コンプレックスの鼻が自慢のパーツに変わって性格も明るく変貌する。

顔の造りの悩み

 

生まれ持った顔を鏡で眺めながら「美形とは言えないわ」と客観的に思っていたとしても、それが生きる上で手かせ足かせになっていないなら、それでいいじゃないですか。

お年頃になれば、誰か良い相手を見つけて幸せになれるでしょう。

問題は読売新聞の相談コーナーに投稿してまでアドバイスを求める重篤な方なんです。

「そんなに思い詰める事はないですよ。アタシだって若い頃は、、、」と慰めをしても、まず事態は好転するとは思えないんです。

相手を見ずして、書面での訴えを読んだだけで無責任に美容整形を勧めるわけにはいきません。

でも、整形が心を軽くする効果があるのも今では立派な解決策になっています。

対人恐怖症や醜形恐怖症を軽減させながら、強迫観念を少しずつ治療することもあります。

幼少期に心無い言葉で傷つけられてから引きずり続けているトラウマを匿名の形で相談してきた可能性だって高いのです。

だったら、手紙にしたためられた限られた情報から答えをひねり出すよりも、「お悩みの言葉から推測するに、あなたが陥っているのはこんな状態かもしれませんよ」と正攻法で答えに導いてあげるべきだったと思うわけです。

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