なぜ夫が帰宅恐怖症に|妻のここが怖いから家に帰りたくないんだ

夫婦を長くやっていると妻の態度や物言いが妙にムカつくことがあるものです。

あの高圧的な物言いが腹立たしいとか、ふてくされた仕草が気に食わないとか、もし独身だったらどれだけ気楽だったろうに、とか考えてしまうわけです。

で、それを職場の同僚に話してみたんです。

すると「健全な夫婦の在り方だよ。奥さんも自然体でオマエに接しているってことだよ。オマエが帰宅恐怖じゃないのが、その証拠だよ」との感想が返ってきたんです。

うむ、、、、?

でも、期待していた反応と全然違う。

「オレ達夫婦のどこが健全なんだ?」と思ったものの暫くしてから、はたと気づいたのです。

確かに、家に帰りたくない、と考えた事は一度もないなあ、、、。

滅多な事じゃあ女房とバチバチの夫婦喧嘩をしないけれど、ムカつく気持ちを心の奥へと抑え込まないことがバランスのとれた夫婦関係を保つ秘訣に気付いてしまったわけです。

そんな経験を生かしてここでは、夫婦の立場を均等にキープする簡単な方法について解説させて頂きたす。

 

帰宅後に待っている妻の恐怖

 

「(会社の)帰りにパンと牛乳買ってきてって言ったわよねえ!」と家に帰るなり女房に言われたんです。

これって腹立たしい以外の何ものでもないでしょ。

だいいち声のトーンがムカつくわけです。

『言ったわよねえ!』の言い回しが気に食わない。

「ああ、ごめん、ごめん。疲れていて忘れちゃったんだ。」

「どうするのよ、明日の朝の分のパンも牛乳も残ってないわよ!」

女房は鬼の形相で仁王立ちし、両目は三角形に変貌している。

「いいよ、オレ朝飯食わないから」

「あなたはいいかもしれないけど、子供の分はどうするのよ」

さっさとコンビニに走れ、とでもいう口調。

この後の展開は想像できますね。

「オマエがコンビニ行って買って来ればいいだろ。」

「アタシはもうお風呂に入っちゃったのよ。」

「一日働いて疲れているんだよ。」

「それなら、帰りに買ってくるなんて安請け合いしなきゃいいじゃない。」

 

どうですか?オタクでもこんな感じですか?

相当強烈な攻撃でも受けない限り、女房に声を荒げることはないんです。

恐妻家と言われれば半ば正解ではあるのです。

でも、怒りに任せた不用意な一言が家の中の空気をピリピリ、ギスギスさせるのは嫌でしょ。だからたいていのムカつきはぐっとこらえる事にしているんです。

でも、女房ってこっちの気持ちも知らずに平気で亭主の落ち度や欠点を並べて立てる。

 

女房を怒鳴りつけてみた

 

「よしわかった。それじゃあ今からオレがコンビニでパンと牛乳を買ってくる。そのかわり金輪際、オレは仕事帰りに買い物はしないからな。明日からは買い物はすべてオマエの仕事だから、しっかりと肝に銘じておけ」

と、かなり強めに言ってみた。

誰にだって言われた事を忘れてしまうくらいあるし、その落ち度をカバーするのが妻としての役割じゃないですか。

こっちは仕事でクタクタになっているのだから「お食事にしますか、それともお風呂が先?うふっ💛」となぜ言えないのか。

亭主が遊び感覚で出勤しているわけじゃない事くらいわかるはずじゃないですか。

だから敢えて今日は毅然と言い放ってみたのです。

そうすれば女房だって少しは反省して、今までどれだけオレの好意に甘えていたか身に沁みてわかるに違いない。自分の立場を勘違いしていたと気づくに違いない、と思ったのです。

普段言い返してくる事などない夫にガツンと言われたら最初はむかっ腹を立ててるかもしれない。

それでも、一週間もする頃には傲慢だった自分の態度や女としてのマナーの欠如に恥いるはずなんです。

 

甘くない現実こそが健全な夫婦の在り方

 

ところが、現実はそんなに甘くはなかったのです。

「金輪際、会社帰りに買い物などしない!」のオレの啖呵を、売り言葉に買い言葉みたいに受け止めて意固地になり始めたんです。

夕方になってその日の買い物忘れに気づけば、子供をパシリに使えばそれで済むのです。

買い物なんてオレがいなくたってどうにでもなるのです。

負けず嫌いな女房はオレの前ではクスリとも笑う事なく、リビングのソファーで憮然とした面構えで腕組みをし続けたんです。

あれから一週間近く経過するのに、パンと牛乳を買わなかっただけで家の中は針のムシロ状態なのです。

現実とはこんなものなのです。

でも、これが同僚の言う『健全な夫婦の在り方』なのです。

こういう口喧嘩ができる夫婦関係なら帰宅恐怖症にはならないというわけです。

帰宅恐怖症、帰宅拒否症

世の中には、帰宅して奥さんと顔を合わせるのが嫌だという旦那さんがいるようです(同居している義理の両親や兄弟の場合もあるんです)。

帰宅恐怖症・帰宅拒否症です。

仕事を終えて職場を後にしてから家に直行せずに、ファミレスやネットカフェなんかで時間をつぶして奥さんが寝静まるのを待って帰宅するわけです。

 

誰にだって職場から家庭に戻る間に一息つきたいときはあります。

子供の受験とか親の介護の問題で、帰宅した後も重い課題に取り囲まれている人はなおさらですね。

だから気持ちが分からないわけじゃないんです。

でも頭痛や嘔吐の症状がでるくらい深刻なケースだと話は別で根本的に心身の状態を変える必要があるんです。

 

妻が怖いとは脳内の異常状態

 

「女房の野郎、ふざけやがって」とムカつけている夫は大丈夫なんです。

家庭内の雰囲気がギスギスしないように妻への怒りをグッとこらえ、ふてぶてしい横っ面を睨み付けている亭主はおかしくならないんです。

感情むき出しの奥さんの言動に腹を立てながらも、そんなのは自分さえ我慢すれば済む話。家庭内の空気をギスギスさせるよりも今日のところは我慢しておこうと大人目線でいるわけですから、頭でしっかり理解できているわけです。

注意して欲しいのは、『ムカつく』と『怖がる』では全然ちがうという点です。

自分をごまかして「もとをただせばオレが悪いんだ。嫌味を言われて当然なんだ」と納得しちゃうとだんだんと奥さんが怖くなってくるんです。

それが『ようこそ帰宅恐怖症』の第一歩なんです。

もし、怖いと萎縮してしまったとしたら、その感覚を理解しないとダメなんです。怖いと言う感情は放置すると脳にダメージを与えかねないんです。

奥さんがアナタにとってのトラウマになって帰宅恐怖症に陥ることになるんです。

だから、恐れを感じたら、それが肥大する前に戦うんです。

その戦いは奥さんとの戦いではないんですよ。

自分との戦いです。

感情を前面にだしてグイグイ向かってくる奥さんの胸を借りての戦いなんです。

帰宅恐怖症に導く妻の言動

 

帰宅恐怖症って対人恐怖の一種ですね。

家に帰りたくない、奥さんに会いたくないという感情です。

でも好きで一緒になった女性に恐れを抱くなど男としてどうなんだ、と自分に否定的な部分も残っています。

脅されて結婚したわけではないのですから。

何年か前までは、こんな酷い気持ちに叩き込まれるなんて考えもしなかったのです。

奥さんの暴言に対して腹の中では「ふざけるなよ、誰の稼いだ金で生活できていると思っているんだ」と怒りを煮えたぎらせていたのが、いつのまにか気弱になっていくのです。

何度か反論してみたものの、尋常じゃない妻の怒りに唖然としたのです。

ここは黙っていた方得策だと、単純に判断したのです。

そしていつの間にか相手が気分を害するような口をきいたら取り返しがつかない、という閉塞感に取り囲まれていたのです。

次第に自分が抱く感情そのものに罪悪感を持つようになっていきます。

ムカつく感情を抱いても、それを口に出せない自分が情け無くて、マイナス感情を封印するのです。

それらがストレスとなってジワリジワリとメンタルを蝕んでゆきます。

前述した帰宅拒否はストレスを避けるための自己防衛行為です。

奥さんと顔を合わせなければ、なんとか普通でいられる、と自分のコントロール方法を見つけたわけです。

そうでないと奥さんの大声で恐怖を感じ、パニックに陥ってしまいかねないとわかっているからです。

 

ストレスレベルが危険な状態に達してしまったら、ストレスの原因そのものを排除するしか健康を取り戻すことはできません。この場合、ストレスの排除とは離婚です。

顔を見た瞬間に心臓がバクバクと鼓動し、手の平にビッショリと汗をかくようなら既に精神疾患に陥っているわけです。

だから、その前に一歩踏み出すんです。

 

奥さんの言動は女性脳の反映

 

男性って感情でグイグイ責められるのが苦手なんです。

以前、男脳と女脳という記事を書かせて頂きましたが(文末の関連記事をご参照くださいね)、女性は感情の生き物で、男性は理屈の生き物といわれます。

 

彼女が勤め先での人間関係を愚痴った時、「その問題の原因は〇〇◯だから、まずは互いの主張の食い違いを是正して◯◯◯すれば誤解が解けて理解し合えるはずだよ!」などとロジカルに解決を試みてはいけないんです。

彼女の感情を全く受け止めていないからなんです。

彼女が職場の話を愚痴ったのは問題解決してほしいからではなくて、話を聞いてほしかったからなんです。負の感情を受け止めて欲しいからなんです。

職場での理不尽な人間関係を吐き出すのに付き合ってほしかったわけです。

溜まりに溜まった負の感情のガス抜きをしたかったんです。

愚痴った問題をさっと聞き流して、即座に問題解決に入って行くのは、気持ちを受け止めていないのと同じと感じるわけです。

女性は本能的に感じた事、心が反応した他人のひとこと、嫌だった負の気持ち、なんとも表現できない苛立ち、、、をぶちまけないとメンタルが病んでしまうようにできているんです。

 

男にとっては問題解決が一番のガス抜き

 

こういう女性の特性とは反対に、男って「ふざけんじゃねーよバカ野郎!」で腹に溜まったガスは抜けて、解決に向かう事ができるんです。

むしろ、過去の細かい感情を一つ一つ思い出してブチブチ文句を言う事が能力的にできない。細かく記憶できていないんです。

些細な感情のもつれを仲間うちでの話題に持ち出して「俺も同じような事を言われたよ」とか「あの言い回し、ムカつくよなあ」みたいな堂々巡りでは一時間も二時間も話していられないですね。

感情の共有に費やす時間は短時間で、むしろロジカルに問題解決に入るのが男性脳なんです。

別の言い方をするなら、旦那さんにはなぜ奥さんが、なぜあんなに怒っているのかがピンときていないんです。
不快なのは理屈としてわかる。でも、あんなに憤る理由が思い当たらないから帰宅するのが恐怖へと変化してゆくのです。

 

感情論で攻めてきたら本能だと割り切れ

 

奥さんは女性の本能(女性脳)から旦那さんの落ち度に対し口に出さずにはいられない。感じたままを言葉にせずにはいられないんです。

旦那さんは奥さんの落ち度に気付いた時でも、次に同じ間違いを起こさないようにするにはどうすればよいか、と考える。

この思考回路を取り換えっこすることは不可能なんです。

奥さんに対して「感情は押さえて、起こった事象に注目しろ」っていっても無理だし、旦那さんに「改善方法を考える前に、人間的に感じるものがあるでしぅよ!」と言ったって、女性ほど熱く感じ取る事はできないんです。

 

「なんでパンと牛乳を買うの忘れたのよ!」と感じてしまうのは脳の仕組みとして仕方ない事で、忘れない為に帰宅時間に合わせてスマホにメールを入れておこうと今後の対策案がでてくるのは感情の噴出よりもずっと優先順位が低いのが奥さん方なわけです。

 

男の戦い方はロジックに重点を置いて

 

旦那さんなのだから女房がどんな顰めっ面をしても物怖じせずに向き合うんです。奥さんの方には感情でこっちを圧倒しようなんて作戦はないんです。単純に本能にしたがつているだけなのです。

奥さんが露骨に噴出する嫌悪感に我慢ならないときは、「家の空気が最悪で帰宅しても癒されるどころか、気持ちが苛立って休まらない」と時にはズバット言えばいいんです。

もともと、奥さんには意図的に雰囲気を悪くしようという考えなどないのですから。

先回りして空気を読むなんて小手先の技は全くの逆効果で、感情論の奥さんと真正面から話を続けるんです。

 

もう一度思い出してくださいね。

女性は論理的に物事を解決するよりも、気持ちに共感してほしいと考える生き物です。

でも、共感でお茶を濁してはいけない時もあるんです。

男性脳のロジックを持ち出して徹底的に話し合う。

すると、奥さんはその時々の気分を態度に表しているのがだんだんと見えてくるものなんです。なぜなら結婚する前は気を使って感情にフィルターをかけていたわけですから。

男は手加減なく気持ちを吐き出されるのが苦手なんです。本能的に受け入れられないんです。

だから、そこを何年かに一度はズバッと射貫く必要がある。

女房が女性脳全開で気分屋に浸りきったと思ったら、手加減せずに言い放つ必要がある。

そんなにビビらなくたって大丈夫!

女房だってこっちの怒りが本物だとわかれば作戦変更してくるも。

これを実践しないと夫婦のバランスは一生取ることはできなんですよ。

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