新しい環境に慣れるコツとは|イマジネーションで増殖する不安を止める方法とは

年度が変わって今までと違った職場や学級に身を置く人にとって、4月は少しストレスフルなタイミングですね。

新しい職場、進学先、クラス変え後の仲間たちに馴染めるだろうかと不安を感じるものす。

でもみんな同じ気持ちですよ。みんな自分の適応力が心配なんです。

だって人間って現状維持のうえに立って生きているのですから。

こう言われると少し安心するでしょ。ここでは新しい環境に慣れる方法について解説させて頂きます。

 

新しい環境に不安を抱く人

 

『人はみんな現状維持が大好き』って事を覚えておいてくださいね。

本当ですよ、人間は変化するよりも今のままでいたいと潜在的に思っているんです。大昔の話をしますよ。

 

農業が始まったのが紀元前7000年くらいと言われています。それより前は狩猟民族で、野山で獲物を捕らえ、それを食べて生活していたんです。

その後、農耕民族へと進化したんです。この農業の定着が現状維持と深く関係しているんです。

種を巻いて、水や肥料を与えて作物を育て、秋になると実を刈り取って食べるという安定した生活です。もちろん、収穫した食物は大切に保管して通年を通して食べられるように工夫したんです。

狩猟民族に比べると、格段にストレスや気疲れの少ない生活へと移行したんです。人間が農耕生活に適応するのに全く抵抗はありませんでした。狩りのような得意、苦手の少ない心地よい生活基盤が確立したんです。

この感覚が脳に刷り込まれ、DNAに刻み込まれて延々と現代にまで引き継がれているんです。「今のやり方を大切にしょう」という気持ちが、ちょっとやそっとじゃ人から離れられなくなったわけです。
現状維持が一番の平和となったんです。

現代社会で農業とは全く無関係な仕事をしていても潜在的に「現状維持が安心の源なんだ」と脳をコントロールしているんです。

その証拠に北朝鮮に住んでいる人の大半は脱北しませんね。新しい環境に移ろうとしないんです。失敗したら残忍な処罰を課されるから逃げないんじゃなくて、本心からストレスだらけの北朝鮮が良いと思っているんです。

あれが現状維持の不幸版です。

アルコール依存症で、かつ家庭内暴力の酷い亭主と暮らし続ける奥さんいるでしょ。いやいやながらもDV亭主から逃げずにいつまでも一緒にいるんです。

暴力ふるわれたら警察に駆け込めば何とかしてくれるのに、なんだかんだと理由をつけて劣悪な環境に適応しちゃっているんです。親や友達が何度言っても家を離れようとしないのも、現状維持の一つのかたちなんです。

それくらい現状維持って強いんです。

 

変化を求める人

 

一方で、環境の変化を求める人もいます。

前述の北朝鮮から命がけで亡命する人や、DV亭主から逃げる奥さんは現状が不幸だと、それまでの不幸を認めることが出来ている。このまま居ても不幸のダメ押しになるだけだと現状維持に見切りをつけるんです。

住む世界が一新し、不慣れゆえの不自由さや面倒臭さに真正面からぶつかると覚悟したうえで、新しい環境へと移り住もうとしているわけです。

逆に考えると、変化を苦手として避ける人や、変化に強烈な不安を感じる人は今以上の幸福を得る事が出来なくなってしまうわけです。

あれこれ考えて、不都合のイマジネーションを膨らませて「今の幸せのままで充分だ」と自分から幸せに向かうはずの変化に抵抗してしまうのです。

 

幸せすぎて刺激が欲しくなる

 

環境の変化って良い意味でも悪い意味でもストレスなんです。

生活が安定していて何の不自由もない人は、自分から刺激を求めに行きますね。

初めての環境で1週間くらい暮らしてみよう、と海外旅行に出かけてゆきます。異国の地って刺激を受けるには最高じゃないですか。

ワクワクとドキドキのヤジロベーみたいなもので、このドキドキが刺激となって心地よいわけです。

安定したルーティーンな生活を送っていると、生活に刺激が欲しくなる。外国にでも行って見ようか。でも一人じゃ怖い。
そんな時は旅行会社が主催するパックツアーに参加して、安定した生活の中に小さいストレスを混ぜて刺激を味わうわけです。

少しだけドキドキ感を抱きたいという心の表れです。危険とはかけ離れた安心・安定に馴染んだ結果なのです。

 

不安はイマジネーションによって増殖する

 

人間が安定した暮らしを継続するためにしがみつくのが現状維持です。そこから逸れると不安感が顔を出すんです。

新しい環境に足を踏み入れるとは現状から外れる行為です。本能的が直感的に不安を感じます。適応できるかどうかが心配なのです。

でも、そんなときに「自分はいったい何に不安を感じているのだろうか?」と自分に掛ける事が大切なんです。なんだか分からない漠然としたストレス状態が危険なのです。

今の生活を一新しようと思うと本能的に不安を覚えるものです。そのときに『自分が一人ぼっちで知り合いがいないから不安なのだ(一例です)』と原因を突き詰めることが不安を止める一番の方法なんです。

それをしないと、ますます心細くなってドミノ倒しみたいに負のスパイラルに叩き込まれるんです。

イマジネーションが不安を増殖させてしまいかねないんですよ。

 

誰ひとりとして知り合いはいない。

分からない事があったら誰に訊けばいい?

もし、腹痛や頭痛に襲われたら誰に助けをもとめたらいい?

薬を持っていなければ、その日いちにち我慢するしかないの?

いわれの無いクレームをつけられたり、回りのみんながまとまって責め立ててきたら太刀打ちできない。

スマホを落としてしまつたら家族や友達とも連絡が取れなくなってしまう。

 

不安の増殖を止める方法

 

“裏目の連鎖”や“不運の連想ゲーム”を止めるためにはどうしたらいいのか?考えるなと言われれば言われるほど、脳裏から離れないものです。

行くなと注意されればされるほど、良くない方向に引っ張られるのが人間の性です。だから、最初にやるべきことは『人間は現状維持を好むものだ』と人のクセを理解することです。

幸せな生活から足を外に踏み出すと、不安は強まると心に言い聞かせてください。

次に、不安の原因を固定してしまいます。

ノートを開いて、『知り合いが一人もいないから不安を感じている』と大きく書いて、それが不安の種だと自分に言い聞かせるのです。

心細さは誰も知り合いがいないからであって、それ以外は連鎖反応だと自分に分からせるんです。これが不安の増殖を止める方法の一つ目です。

 環境が変化して不安を感じるということは、変化する前がとてもハッピーだった証です。アナタの人望が育んだ豊かな生活です。

だから、環境が変化したあとも幸せが訪れるのは時間の問題じゃないですか。

すこし時間が経てば、必ず『住めば都』という心境になるのです。

 

関連記事

      【広告】

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*