日々養うべきは本当の実力。自分と見つめ合う長期戦ですね。
でも、いざ本番で力を出し切れなければ長年の苦労は水の泡。
苦い経験を次に生かすとはいうものの苦々しい思いに違いはありません。
本番では実力以上を発揮しなければ勝てないんです。
実力よりも3倍やり手に見せて相手を引き込まなければ生き残れない時代なのですよ。
ここでは口癖から~身のこなし~話題のチョイスにいたるまで勝者が立ち回る際の引き込み術をご紹介いたします。
経験豊富が実力を印象つける
多くの経験を積み重ねてここまでやってきた、とうい印象は実力の後ろ盾としては効果的です。海千山千で裏も表も知り尽くしているという力強さを感じさせます。
話して聞かせられるネタがあるのなら、アナタをアピールできるチャンス。
逃がす手はありません。
で、どんなタイミグで自分の経験を話せばいいのか?
唐突になり過ぎてもいけませんね。
自然な流れで話し出すとしたら、何か質問されたタイミングが一番なんです。
「なるほど鋭い質問ですね。ワタシは1年前にこんな経験をしたのです。」と言ってアナタの経験談を話してください。
もちろん、質問と無関係な経験談ではダメですよ。
質問に関連する実体験を披露し、質問への答えに導く内容だと最高なんです。
さらに、「体験談では○○○のように問題解決しましたが、別の方法だってありますね」と前置きして、別の回答を紹介すると柔軟な思考の持ち主であることをアピールすることができるのです。
人脈は大きな武器
実力で問題解決するのも大切ですが、アナタには能力の高い人脈があって、そこと連携しいつでもベストな状況判断ができると内情を話せば相手はどんな印象を持つでしようか?
「〇〇〇に親しい知人がいるので、彼に専門家としての意見を求めてみます」
「つい一週間前に〇〇〇に顔が効く友人と食事をしていて、こんな新ネタを仕入れたんです」
協力を仰げる人脈を持っているのは強い武器となるんです。
アナタの個人としての実力に、プラスαが上乗せされパワーアップすることができるんです。
ここでの注意点は㊙事項などは入手できない、というクリーンさを出さないと裏社会的なヤバイイメージを与える可能性があるという事です。ここは注意が必要でよ。
さらに芸能人とかアスリートなどで興味を引こうとしない事。ただ話がミーハーになるだけビジネス相手としての力には結びつかないからなのです。
一般論と自分の答えを用意する
一般論を語るのは世間の常識はしっかり押さえていますというアピールです。
「えっ、そんな事もしらないの?」と思われない為の前段ですね。
でも、一般論だけで終始してしまうと退屈過ぎて聞いている側をゲンナリさせてしまうんです。
「そんな事、とっくに知っているよ。話にちっとも奥行きがない!」と逆に評価が下ります。周知の情報しか語れないのなら、手早く話をまとめて切り上げる方が得策です。延々一般論を聞かされるのは迷惑ですから。
でも、一般論が定着しているのを利用してアナタを一回り大きく見せる方法がありんです。
サクッと一般論を整理したうでで、それとは異なる視点から実態をみた結果を話して聞かせる作戦です。
へそ曲がり者になって、世論と真逆に事態をとらえるわけではないんです。
「自分の考えも一般論と大差はないのですが、あえて視点をずらして考えると少し異なった面が見えてきますね」程度でもいいんですよ。
もしくは、
「微妙な違いに見えるけれど、時間が経過するうちに些細な差異が重要だったことに気づかされるかもしれません」と言うのも注目を浴びる手段となります。
『塵積』です。
30メートル先を狙ったライフルが、手元で0.2ミリズレていたら的には当たらないんです、と。
一般論をしっかりと分かりやすく整理し、それとどこの部分がどんなふうに違っているかをアピールすると、聞いている人にはわかりやすいわけです。
広く行き渡っている情報があって、それと別の新たな情報を知ったとき優越感を覚えるんです。
この心理を上手く使う事で、アナタの話に耳を傾けようとする人はどんどん増えてくるのです。
話すテンポと口癖
話すテンポは聞き手側の理解度を左右すると同時に、話し手の心理状態をも合わします。
速すぎると理解できませんね。
特に専門的な用語を適度に混ぜることで、話はアカデミックな雰囲気を醸し出します。このときに話すテンポが速すぎると、専門用語の意味にしっかり反応する前に話題が進行してしまい、話全体が理解できなかったという本末転倒の結果になりかねません。
専門用語をまぶして話をピリッと引き締めようとするなら、あえて聞きなれない用語の部分をスローダウンするように口調を緩めないと逆効果です。
難解な用語を含めて全体が理解できたことで、聞き手は満足します。そのうえで話し手に敬意を抱くものです。
チンプンカンプンな内容のまま終わってしまえば、自分の不理解度を反省するどころか「アイツの話は何を言っているのか全く要領を得なかった」と話し手に悪意を抱くことになるのです。
スピードだけでなく言葉尻にも注意が必要です。
口癖で話の合間に『結局』を入れる人がいます。この『結局』を連発すると、「結論は既に決まっているのだから、とっととこの話題は切り上げて次に進めましょう」と先を急いでいる雰囲気を与えてしまいます。
『所詮○○○』を挟む人は、「詳細部分の検討など時間のムダだから端折ってしまえ」という自己中心的なイメージを与えかねません。
どっしりと構え、細かい部分にも丁寧にたいおうする姿勢が大切です。
スケジュールに合わせた行動
細かい部分に丁寧に対応していれば、その分時間がかかるのは当たり前ですね。誰にとっても時間は有限です。
だから終了予定の時間になったら切り上げればいいんです。
「まだまだ話したい事は沢山ありますが、次の予定が有るので今日はこのくらいで終了とさせてください」と言い切って構わないのです。
いつまでもダラダラやっているよりも一日の予定がしっかり組まれているという印象を与えた方がスマートですから、後の予定がなくても時間で区切る方が賢明です。
細かい点に付き合って時間を取られても終わりの時間は一緒だから全然問題はないと理解してください。
まとめ
過大評価、過小評価という言葉があるとおり人が人をジャッジする場合、実力を100%反映できるとは限りません。
ビジネスの社会で生き残るには、ここぞというときには実力以上の力を発揮しなければなりません。
- 自分の経験を話して聞かせることで人間としての厚みを感じさせる。
- 人脈の広さを披露し、対応できる分野が広い事をアピールする。
- 一般論を整理したうえで、別角度の持論を述べ考えの柔軟性を示す。
- 話すテンポと口癖に注意し、相手に充分な理解を与える。
- 次の予定を匂わせ、多忙ぶりを印象つける。
これらは一見アナタの実力を誇大に見せているように思われるかもしれません。でもこうすることで、ビジネスチャンスが広がるとしたら上記の①~⑤は必要なスキルなのです。
「経験豊富で人脈が広く、、、、」というスキルを持った人が求められると考えなければなりません。「ビジネスを獲得したければ、これらを身に着けろ」というわけです。。
簡単に習得できるものばかりではありません。
でも今すぐでき物もあります。
1年間という期間が与えられれば何とか①~⑤全てである程度自分のものにできるはず。
演じるのと実力との両方が1年後にぴったりと重なるよう目標を立てて努力してくださいね。
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