ごくごく平凡なサラリーマンで生計を立てています。
子供は親の背中を見て育つ、と言いますね。だからできれば強い父親の背中を見せたい。
自分を律して、セコイ算段で仲間を出し抜いたり、自分だけが楽な道を選ぶことのないよう生きてきているのです。
この新型コロナでだんだんメンタルもやられてきて、結構辛いときもあります。
最近つくづく思うのは自分の目標や手本にできる先輩や上司がいるのがどれだけ幸せな事か、と?
ご自分の身の回りを見回して下さい。
アナタにはそんな上司や先輩っていらっしゃいむすか?
仲良しはいても、「自分もああなりたいなあ」と思う人っていないでしょ。
そんな環境で無理無理モチベーションをあげたり、自分を鼓舞しながらみんな生きているんです。
ここでは、そんな難しい環境下を目標や手本となる人物イメージを作り上げて、彼の助けを借りながら前に進む方法について解説させていただきます。
頭じゃわかるが行動に移せない
誰にでもこんなふうに生きられたら最高なんだけれどなあ、った模範行動のイメージか頭に浮かぶ事ったあるでしょ。
頭では理解できているけど、いざ行動に移そうとすると二の足を踏んでしたう。
そのお気持ち、とてもよくわかります。
そういう時、アナタの思いを代わりに実行に移してくれる先輩がいたかスカッとしますね。
(もちろん、それが間違った迷惑行為だったらダメですけと、、。)
目標をとする人物像を心の中にもつ
理想の上司や先輩を自分の中に持つんです。
架空の人です。
気持ち悪いですか?
もし、嫌だなあと思われる方にはもちろん強制はしませんよ。
どんな感じと言うと、何か問題とか試練にぶつかったときに、「死んだ親父だったらどんなふうに対処していただろうなあ」と考えるみたいに使うんです。
そんなに珍しい事じゃ無いでしょ。
自分と価値観が似ていて、かつ絶対に自分を裏切らない人を作り上げて、その人に相談するんです。
人って自分の中に唯一無二の意見を持っていることってそんなにはないのですよ。
ほとんどの人がブレるんです。
こうしよう、と思った瞬間に、いや待てよ、と考え直したりするんです。
人は大切な決断を下すときには自問自答しているものです。
その自問自答でなかなか答えにたどり着かずに堂々巡りになってしまうケースもありますね。
こんな時は心の中にいる目標の上司や先輩と相談するんです。
実際には自問自答なのです。
でも、この一人二役を演じているとだんだんと勇気が湧いてきます。
本当に実力があって信頼できる人に相談しているような気持ちになってくるのです。
私の中のもう一人の私
『私の中のもう一人の私』とか言い出すと二重人格か何かにに引きずり込まれるそうでビビりますね。
幼少期に親から性的虐待に合って、そのショックが癒えることなく、「あんな辱めを受けたのは自分じゃないんだ」という思いが別人格を生み出すっていいます。
ここでいう『私の中のもう一人の私』とは、そういうおどろおどろしい人格の分裂じゃなくて、亡くなった父親・恩師が心の中で生きていて親身になって悩み・相談にのってくれるという形なんですよ。
だから心配はいらないですよ。
あの先輩にはがっかりさせられた
今勤めている会社に入社したとき大好きな先輩ができたのです。
5歳くらい上だから、新入社員にとつてみれば何でも分かっているベテランに思えていたんです。
その先輩は、どんな質問にも冷静にも親切に答えてくれたんです。
それどころが、仕事で揉めているときでも「こういう時は、こんなふうにすれば解決の近道だよ」とアドバイスしてくれていたんです。
頭が良くて冷静な人、というタイプだと思っていたんです。
1年経っても、2年経ってもとてもその先輩には追い付けないなあと尊敬していたんです。
ある時、その先輩がイギリスに駐在することになったのです。
海外に赴任すると、それまで日本でやってきたこと以外の仕事がどんどん増えるのです。広く浅く、という感じでどんどん守備範囲が広がっていくのです。
最初に異変に気付いたのは、その先輩からの電話を受けて困っている女性社員の話からです。
A先輩から電話で頼まれ事をしてきたというのです。
「えっ、どういうこと?」
「別の部署を回って、自分の仕事のやり方の評判を聞いてきて欲しいって」
「大丈夫だよ、A先輩なら絶対に評判いいに決まっているじゃん」
「そうでもないんです。この前、対応が遅いって叱られたらしいんです。それ以来自分がどう思われているかが気になってしかたがないらしいんです」
それからまたしばらくして、日本側とイギリス側とか協力して受注した仕事でも、イギリスの顧客からクレームを受けるたびに日本側の責任にしていたようなのです。
顧客と食事をしなければならないとか、ゴルフで接待をしなければならないとうで相当額の経費を請求するようになっていったのです。
日本からイギリスに出荷した大型設備が港で滞留し、膨大なコストが発生したといっては請求書を送ってくるようになったのです。
いつの間にかその先輩への尊敬などどこかに吹っ飛び、疑いの目しか持たないようになっていました。
どうやら他人からどう見られるかを異様なほど気にするタイプで、さらに日本からイギリスに駐在になって初めての大きな仕事で莫大な利益を上げたいがためにウソをついていたのが後になってわかったのです。
心の中に尊敬できる先輩をつくる
どんな人だったら心から尊敬できますか?
- 嘘をつかない
- 言いづらい事でも時にははっきり言うし、聞きたくない事でも必要があれば耳を傾ける
- 多少の口論が必要な場合でも、その結果互いに分かり合えるのから、思い切って本音で戦うってみる
こんな先輩なら、仮に仕事で失敗するような事があっても、尊敬できると思うんです。
もし、自分が仕事のミスを体裁の良いウソでごまかそうとしたとき、この先輩がでてきて言うのです。
「ダメだよ、そんな都合の良いウソでごまかそうとしたら。ウソってクセになるからさ、自分が間違えていたってしっかり謝罪しないと」と言ってくれる。
メンタルが弱っているときは
「ここは強気で思ったことをしっかりと主張しておかないと、あとでまた同じような問題にぶつかるぞ」と注意してくれるわけです。
もちろん、自問自答の延長線だから自分の判断なのですが、こういう信頼できる人を自分の中にもっていると強いんですよ。
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