人生、自分だけのペースで進められるわけじゃないですね。
自分のペースで生きればいいんだよ、と言うけれど大人の世界はそんなに甘いものじゃない。
「なんでもありだぜ」とイキガッてみたり「ルールなんてあってないに等しい」なんて言ってしまったらただの喧嘩ですね。
そんなんだったら、マシンガン持ってきた奴が勝つに決まっているんです。
ビックマウスで盛り上げればいいってものじゃないのです。
一人の大人として、常識を踏まえて戦わなければならないのが人間なんです。
だから不安にもなってくるし、焦りもでてくる。
そんな中で、どう焦りと共存すればいいのかを考えて行きたいと考えます。
焦はどこから忍び寄る?
「焦る必要などないじゃないか」とアドバイスしてくれる人がいますね。
「自分のペースで生きればいいんだよ」と。
そうは言うけれどそんなに甘っちょろいものじゃないのです。
自分のペースを乱すことなく淡々と時を刻められる場合と、周囲の流れに乗らなければならないケースがあるのです。
安直にマイペースを崩さずに生きているのは人間として欠落している部分があるのですよ。
だから、分別ある大人は焦りがでてきて当然なのです。
焦りは成熟した人間として避けられないものなのです。
時間が足りないから焦る
「なぜ、焦るの?」
「間に合わないから。」
「何に間に合わない?」
「締め切り間に合わないのです。」
「そんなの無視すればいいじゃん。」
「そうはいかないよ。当たり前でしょ。」
約束を守れないなら焦る資格さえ無いのです。
余裕がなくて決めた時間に間に合わなくても、自分だけが困るなら開き直ればいいだけの話です。
①終電に間に合わない。
②テスト勉強が間に合わない。
③レポートの提出の期日に間に合わない。
こういうのだったら開き直ったって、諦めたって、どちらも本人の自由なんです。被害を受けるのは自分ですから、好きにすればいいの。
でも、こんな状況で焦りを感じなければ人間失格でしょ。
①雑誌の原稿が締め切りに間にあわない。編集者に迷惑がかかる。
②デートの待ち合わせに間に合わない。恋人をやきもきさせる。
③調べた電車に乗れないかもしれない。打ち合わせ相手を待たせる事になる。
だから間に合わなくて困る人がいるのなら、余裕をもって事を進めない人が悪いんです。
焦って当たり前なのです。
時間が問題なら逆算してスタートを決める
時間が問題で焦るのなら、開始時間を吐早めればいいだけの話ですね。
でも、焦る人に共通するのは、逆算した時点で既に遅いというパターンです。
つまり開始しなければならないタイミングに気づいていないのです。
読みが甘いわけですね。
まだ大丈夫だと高を括っているから、そろそろと思ったときには「時、既に遅し」になるわけですね。
締切りノートを作っておいて、締め切りを伴う課題は必ず書き留めておく。
書き留めた下に、逆算した日程を書くのです。
但し、突発の予定が入ってくる事があるから、余裕を持って開始するのがコツなんです。
時間だけの焦りなら、そんなに苦労せずに対応が可能なのです。
心の準備ができていないから焦る
「なぜ焦る?」
「自信がないんだ。」
「なんの自信がない?」
「勝てるきがしない。ライバルの存在が大きすぎるからかもしれない。」
仕事でも勉強でもライバルの存在は気になるものです。
何としてでもライバルには勝たなければと考えるわけです。だから努力もするし作戦も考えるわけです。
でも、自分で進歩が感じられない期間があるのです。
壁にぶつかる、とうシチュエーションです。
『継続は力』を座右の銘にして自分なりに頑張っている。
でも不安になってくるんです。
このまま努力しているだけでいいのか確信がもてなくなるのです。
客観的に見ればみるとど、今のままで成功できる保証はない、と思えてくるのです。
他者の目を借りる
自分に対して100%客観的になれるかと言えば、なかなか難しいものです。
クセがあるものです。
楽観的な人もいれば、悲観的な人もいる。
だから他者の意見を参考にするのが一番なのです。
専門的じゃなくていいのです。
自分が客観的になって自分を見ているのを、他者に見てもらう程度でもいいのです。
「それ、ちょっと厳しく見すぎじゃない」とか「もっと現実的に見た方がいいよ」程度でアタナの自己評価を見てもらうんです。
ネガティブな感情をなだめる
焦りとは不安な持ちが呼び起こすネガティブな感情です。
でも、上記のとおり時間が問題な場合の対策は解決させて頂きました。
正しい努力の仕方をしているかどうかについても、仲間の力を借りれば解決できることが分かりました。
それでも、人間ですから体調によっても不安や焦りを感じる事はあって当然です。
そんなとき、ネガティブをポジティブに転換する為に何をすればよいかをご紹介します。
①家族の事を考える(子供は親の背中を見て育つ)。
②美味しい食べ物を思い浮かべる(本能を刺激する)
③楽しみを思い出す(今度の日曜日は家族でディズニーランドだ!)
こんな些細なことでも気持ちって好転するものなのですよ。
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