最近、なんとなく空虚だなあって感じる事が多いんです。
なぜでしょうか?
楽しみが少ないから??
なんでもかんでもコロナのせいにしちゃいけないけど、手っ取り早いですよね。
コロナ感染が怖いから飲みに行けないとか、スポーツ観戦行けないとか、映画やコンサートも行けないとか。
正解じゃないとは思うものの(原因は別にある)、空虚と感じる理由をこじつけでもいいから捻りだすと、少しだけ安堵しますね。
たぶん、この適当さ加減が生き延びる原動力なのでしょう。
心が発するメッセージを考えてみる
少し真面目に自分の心と向き合ってみる。
心って地味にメッセージを発しているから、こっちから聞きに行かないと取りこぼしちゃうんです。
それに上手に対応できているとハッピーになれるわけです。
まず、心の状態を探るために3つのカテゴリーで頭に浮かぶ言葉を列挙してみました。
マイナスイメージから連想する言葉:
空虚
不安
心配
恐怖
助けて!
悲しい
物足りない
消えたい
死にたい
プラスイメージから連想する言葉:
学びたい
知りたい
走りたい
泳ぎたい
働きたい
食べたい
マイナスとプラスの中間イメージからの連想:
穏やかだ
リラックスしている
気持ちがいい
まどろんでいる
時間をかけて考えればもっとたくさんでてくるけど、とりあえずこのへんで自己採点に移ってみます。
心が発するメッセージを自己採点してみた
客観的に見て、最初にマイナスイメージから入るところで心が疲れているのが分かりますよね。
普通だったらプラスイメージからですから。
さらに、頭に浮かんだ言葉はマイナスが一番多いのです。
やっぱりオレは病んでいるかも、と思えてくる。
別に消えたいとも、死にたいとも思ってはいないけど、言葉として出てくるということは潜在意識にたぶんあるんですよ。
よって、あまっちょろい自己採点ですが、オレの心は疲弊しているというのが妥当な採点です。
それぞれの意味を考える
それぞれの意味を考えると、心が何を欲しているかがわかりますよ。
マイナスイメージが多いという事は、心が助けを求めていると置き換えられる。
安心感を求めてSOSを発しているわけなんです。
因みに、プラスイメージが多い人は十分な余裕があって、何かに向かってチャレンジしたいと感じているの。
中間イメージは、「今、良い感じだから、暫くこのままにしておいて!」みたいな感じです。
間違いはここで起こる
心がマイナスメッセージを発している時って、間違った行動を取ってしまいがちなんです。
「心が安心したがっている。だから、頑張らなきゃ」って思ってしまうでしょ。
もちろん頑張るのは悪い事じゃないですよ。
でも、焦って頑張ると裏目に出やすいんです。
お金が無いから心にゆとりがもてない。
学業の成績が悪いから心が苛立っている。
仕事で成功できないから心がウジウジしてしまう。
ここで頑張り過ぎてしまうわけです。
普段の倍の時間を仕事につぎ込んだり、根を詰めるように勉強をするでしょ。
すると、かけた時間やエネルギーは膨大だけど、アウトプットがそれに見合っているかというと、焦りがあるぶん空回りしてたりする。
精一杯頑張ったのに結果が伴わないと、不安はもっと蓄積されていくんです。
心からのメッセージはあくまでも目安
心からのメッセージはあくまでもメンタルの状態の目安です。
命令と思って、いきなり行動に移しちゃうとダメ。
行動を起こす前には気持ちの準備が必要なんです。
まず、肝に銘じておくべきは『パーフェクト』を求めてはいけない、という事ですよ。
これがとても大事です。
なぜならば、せっかく心の状態を穏やかにしようとしているのに、パーフェクトを求める事で余裕が無くなり苛立ちが増してくるからです。
心の中にはいろいろな問題が堆積していて、それらを全て解決するなんて所詮できない、と腹を括っちゃうのが一番。
「一つでも二つでも良い方向に持って行かれれば気持ちは軽くなる」くらいの心構えでいた方が得策です。
パーフェクトが不可能な理由
一応、ここで心の問題をパーフェクトに解決するのが不可能な理由を述べておきますね。
マイナスイメージが多い理由として、「そもそも自分は心配性だ」という回答もありでしょ。
でも、遡って生まれつき心配性なのか、親の教育方針がミスを許されない完璧主義だったから心配性になったのか判断に迷うところです。
もしかしたら、心配性にさせられたのかもしれませんね(子供に心配してもらう事で自分の存在意義を見出す親って、いますから)。
こういうところまで考え出すと、すごく深く濃厚な精神分析が必要になってきて、それでもパーフェイクは残念ながら無理なんです。
全ての記憶を催眠療法かなにかで遡って、一つ一つ解き明かしていかなければならない。
かつ、ちょっとした事がメンタルに意外な影響を与えている可能性があるの(ゴキブリを素足で踏んでしまった経験とか)。
自分への問いかけ方法とマインドの解放
自分への問いかけは、『最近、何か嫌な事あつた?気掛かりになる事があった?』にしてください。
慢性的な心配事をほじくり返すと大ごとになりますからね。
すると、
―仕事で取引先に迷惑をかけたのを引きずっていたり
―気乗りのしないレポートを2週間以内に作成しなきゃならないのが重くのしかかってきていたり
―プライベートで1週間前に交際相手から気に障る事を言われて、それ以降連絡を取っていない
―同僚が課長に昇進したのに、自分は平社員のままとか
―競馬で2万円負けたとか
案外、いろいろでてくるんですよ。
それらを思い出したからって、どうにもならない。
手を打てるのはレポートと交際相手の二つくらいです。
でも、こうやって心が発するメッセージから、なにが直近でインパクトとなったかを言葉にできると、一旦引き出しに入れる事ができるんです。
人間って、不思議でしょ。
思い出して、紙に書き留めると安心するんです。
良いことも、悪い事も、潜在意識が忘れまいと踏ん張るからモヤモヤが心に残るけど、一旦、ノートとか日記帳に書くと潜在意識が手放してくれる。
覚えておかなくても大丈夫だ、って思うんですね。
そして、それを引き出しにいれちゃって、タイミングがきたら対策を打つ、という作戦です。
是非、この方法で心を解放してあげてください。
【広告】
関連記事
【広告】