どこにでもいるマイペースな人達。
どんな時でも自分中心で協調性がゼロなんです。
VIP待遇のような地位がある人なら、努力を積み重ねて出世したのだから仕方ないとも思えるのです。
が、世の中には小学生、中学生でありながら小生意気なマイペースが存在します。
人生の荒波にもまれた結果がマイペースへと変貌したのでなく、生まれながらの協調性ゼロ人間です。
ここでは、自己中心的で人の都合を顧みない人の人間性について解説してゆきます。
サイコパスの出来損ないのマイペースくん
サイコパスって計算高くて損得勘定に長けていて、そのためには一切感情に流されず自分にとっての最善のコースをたどる冷血さが特徴ですね。
そこに加えて人に危害を与えたり、敢えて人の道から外れてでも目標に向かうとなると、反社会性人格障害と命名されるのです。
マイペースって、そこまでの残忍さはないものの人間離れした奇妙さをそなえている。
いわばサイコパスの一歩手前みたいなイメージですね。
協調性の欠如はどこからくる
マイペースな人って、基本生まれつきだと思うのです。
なかには社会にでて、その厳しさや人間関係のもつれから心を病んで視野狭窄的にマイペース化した人もいるかもしれませんけど、、、。
小学生や中学生だったころ、文化祭の準備とかで大忙しになって、
「ちょっと悪いんだけど、少し手伝ってくれない?」と頼むと、
「なんで係りでもないボクが手伝わなきゃいけないの」と言って、そそくさと下校してしまう奴いたでしょ。
『忙しいのは見ればわかるでしょ。だったら同じクラスメイトなら手伝ってくれてもいいじゃないか』と、理屈を通したつもりでいても、
「忙しいのはボクのせいじゃない。」
「アタシたちのせいでもないわ。」
「ボクは係りじゃない、でもキミは係りだよね。」
こういる理屈がマイペースくんの頭にはあるのです。
『協調性がない、同情心がない』と解説されていますが、その場の空気が読めていないんです。
人が困っているというのが、分からないのです。
この症状は発達障害(まだ解析でいていない部分が多々あるようですが)の一種としか言えません。
作為はないのか
マイペースな人を見るにつれ、こっちが腹を立て、敵意むき出しで詰め寄っていくのを承知で自分の時間配分をしているように思えてならない。
あの涼しい顔をみていると、
「ちょっと待てよ。人が困っているのを何の手伝いもせず、自分だけさっさと帰宅のかよ」とからまれて10分、15分時間を費やす事も計算済のように思えてならないのです。
マイペース人間は、他人の為、世の中の為になろうという意思がこれっぽっちも無い。
と同時に、感謝されたり賞賛されたりすることも期待していません。
褒められても嬉しくないのです。
人が喜ぶ顔がみたくて頑張る、という発想など全くないのです。
人間味が無い、神経が雑にできている、とうい次元じゃなくて、空気が読めないから調整機能のボタンが押せないのです。
作為はないけれど、見返りも求める気はない。
だから損得勘定で釣ろうと思っても効果はありませんね。
自由人とは真逆なんだ
マイペース人間って自由人に似ているように感じられる事があるでしょ。
マイペースだから自分の好きなように行動しているように思えるわけです。
でも、本当は真逆なんです。
自由人っていうのは、人に迷惑がかからないところで自分の好きなように時間を使い、好きなように生きる人。
イメージ的には、世田谷ベースで遊ぶ所ジョージさんあたりです。
でもマイペース人間は自分のペースを動かせないのです。
「困ったぞ、急がなくちゃ」という感情が抱けないから、ハチの巣を突っついたみたいに周りが騒いでいても、気持ちのスイッチが入らない。
自分で決めた優先順が全てで、それを変更すべきシグナルが回りに飛んでいるけど全然気づけないんです。
その場の空気で気づけないから理由を求めて、妙に理屈っぽくなる。
ロジカルな理由でなければ理解ができないから、鈍感な頑固者となるんです。
それゆえに打たれ強い。
何を言われても応えない。
「普通、ここまで言えば何を求めているかわかるよな」が通じない相手なんです。
関連記事
【広告】