9月27日の午前1時から2時を空白の1時間と取沙汰されています。
その日、家族4人で過ごし、夕飯を食べたのち一人2階に上がっていったのが夜中の1時頃。
なかなか戻らぬ妻が気になり、夫が寝室を覗きに行った。
疲れて眠ってしまったのか、と思っていたが外れだった。
クローゼットの扉を開けてみた。
そこで首をくくった妻を発見したのです。
警察に通報したのが夜中の2時前。
この1時間が不自然だというのですが。
空白の1時間の不自然な点
竹内結子さんがダイニングから2階に上がり、1時間経過したところで夫の大樹さんは何か異変を感じた、との事ですね。
その時間が夜中の2時前です。
つまり、2時まで14歳の長男と、生後8ヶ月の子も起きていたのが不自然であると見ているようです。
ただ、それがどこから出た証言であるか分からないですよね。
生後8ヶ月の次男は2階の寝室で眠っていた、とすれば別におかしくはないし、簡易式のベビーベットをダイニングに置いて、寝かせていたと考えても不自然じゃないのです。
長男は14歳です。
おそらく中学2年生で、夜中の1時、2時まで起きていても別に変じゃないでしょ。
日曜日の午前1時か2時ですから、翌日の学校の心配をすることもないのです。
次男が2階で寝かされていたとしたら、結子さんが、
「次男の様子を見てくるわ」
と言って2階に上がり、そのまま疲れて眠ってしまったと考えるのも自然な流れです。
結子さんがちょっと気になって大樹さんが2階に見に行ったって、それも不自然ではない。
これが、もし14歳の長男と一緒に居たのでなければ、10分、15分くらいで大樹さんは2階に上がっていたはず。
すると、長男(14歳が夜中の1時、2時まで起きている?と言われていますが)の存在がむしろ空白の1時間にしっかりした現実味を持たせることになるのです。
長男とダイニングテーブルで話していたから、夫の大樹さんは1時間も結子さんの様子を見に行かずにいたのです。
縊死とは腹をくくった人の死に方で衝動性はないのが普通
縊死(首吊り)とは衝動的な死に方ではないのです。
パニックに陥って、みずから拳銃でこめかみを打ち抜くなどとは全然違います。
つらすぎる現実から逃れるために、あれこれ考えたあげく思いつく手段であることが多いのです。
首つりとは、もうこれしか方法は無いと腹をくくってしまった時の死に方で、一度決めると引き返しづらいのです。
だから、首を吊る前に家族団欒で食事をとったとしたって全然不思議じゃないのです。
せっかくだから、特上寿司を食べてから死ぬなんて例も普通にあるのです。
首をくくって死んでしまう事で、この世の全ての苦しみから解放される、という解決方法に辿り着いてしまっているからです。
問題は自分のなかで解決済なのです。
やらなければならないのは、ロープを準備して、それをどこに掛ければ自分の体重に耐えられるかを考え、蹴り倒すことのでき踏み台見つけておくだけなのです。
しっかりと準備ができていれば、10分で命を絶つことができます。
長男が父親になついていることが安心だった
結子さんは14歳の長男が、大樹さんになついているのを見て心から安心していたのでしょう。
皮肉にも、もし、彼が父親と険悪な関係だったなら死ぬことはできなかったはずなのです。
血のつながっていない新しい父親と我が子が楽しそうに話をしている。
こんな幸せな事はない。
「アタシ疲れたから、そろそろ眠るわ。男どうしの話もあと1、2時間くらいで切り上げて寝てね」
これが最後の言葉だったのではないでしょうか。
父親と息子の会話も盛り上がつている。
このままにしておけば1時間、2時間はおしゃべりしているだろう、とその場の雰囲気を見切ったのでしょう。
そしてゆっくりと、クローゼットへと向かった。
どんなに苦しくとも物音を絶てない、と心に誓って。
何が原因だったのか
原因ははっきり言ってわかりません。
産後うつ病だったのでは、とテリー伊藤さんが推測していたとヤフーニュースで読んだ気がします。
三浦春馬さんとは姉弟のような関係だったとも知りました。
芦名星さんとも映画でも共演していますね。
自殺って本当に良くない事です。
竹内結子さんとは、そういうモラルがしっかりと叩き込まれた人だったはずなのです。
でも、身近な人が自ら命を絶つのを目の当たりにすると、こんなに辛いのだから、私が自殺の道に逃げ込むのだって許されるはず、と考えてしまうのです。
これが自殺連鎖です。
幽霊とか魂とかのスピリチュアルの手招きなどではないのです。
メンタルへの影響なのです。
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