人は耳に優しい言葉に弱いんです。
肯定されている気分になるから。
そのままでいいの、今のまま充分通用しているよ、自信をもって、アナタはアナタ世界で一人しかいないんだから、、、。
疲労困憊しているときに、こんな言葉を掛けられると涙でてくるものね。
占いっていうとちょっと胡散臭い。
でもカウンセラーっていうと、なんとなく信用してしまうんです。
やっている事はもしかしたら占いの方が誠実かもしれないのに。
ここでは心を落ち着かせる耳に優しい言葉について解説をしてゆきます。
共感と尊重は耳に優しい
口の上手い奴は観察力が鋭いなあって最近よく思うんです。
相手を丸め込むために、どんなふうに話をすれば心を許すかを計算しているの。
耳に優しい言葉で相手をコーナーに追い込んでいくって感じです。
でも、コーナーに追い込まれているなんで全然感じないところが話術の巧みさなんです。
とにかく共感と尊重する。
「そうそう、その通りだと思うよ」って。
そして言われた方は気を良くするでしょ。
最高に耳に優しわけですよ。
そして「それだったら、こっちも試してみて。絶対にお勧めだからさあ」と同じベクトルの延長と認識させておいて、罠を仕掛けるわけです。
人の顔色で話を変えるカウンセラーと、占いの結果をズバリ断言する占い師
カウンセラーも基本、耳に優しい言葉で攻める職業です。
相手が考えている事を聞き出すためには話の腰を折らないのが鉄則。
気持ち良くさせておいてどんどん喋らせる。
そして表情を観察しながら、その人の考え方の傾向とか偏りを探っていく。
で、ある程度のヒアリングができたら、鎌をかけるんです。
相手の意にそぐわないような事をわざと言ってみてリアクションから、相楽深く心理を探るんです。
心屋仁之助っていう有名な心理カウンセラーがいるでしょ。
彼のブログをたまにみていると、元気のない人にはもってこいのカウンセリングスタイルなの。
“人生なんて好きなことして生きてりゃいいんだよ。他人に遠慮せずに、どんどん迷惑をかけて生きていけばいい“って言っている。
気持ちいいくらいに自己肯定感が高い人なの。
自分を追い詰めたい。
煮詰まるような考え方をしない。
心の風通しがいいっていう印象ね。
そういう心理カウンセラーに比べると、占い師って正直だなあって思っちゃう。
占いそのものは個人的にはさして信じているわけじゃないけど、手相占いでも、カード占いでも、生年月日占いでも、タロット占いでも、そこに出た結果をズバッというでしょ。
占ってもらっている人の顔色なんか関係なく占い結果を叩きつける感じね。
あれが気持ちいいんですよ。
もちろん、信じるか信じないかは本人次第だけど、これがアタシが占った結果だよ。
つべこべ言わずに聞きなさい!みたない感じ。
テレビなんかでたまに芸能人が占ってもらっているのを観るでしょ。
「あたってます!えっ、ウソー、うそだー」みたいにリアクションする。
あれって誰にでも当てはまる占い結果を用意しているんです。
バーナム効果って言われいて、誰にでも高確率でハマるものがあるんです。
あなたにはXXXな一面があるものの、反対△△△な面もある。
こんなふうに反対向きの要素を入れておくと、たいていの人間に通用するんです。
あなたは生真面目な一面があるものの、ときどき大胆に常識から外れたことをしたいと思う事もある。
巧みに決めつけを避けるわけです。
年代によって悩み事の傾向があるのも利用するんです。
- 10代は学校や友達。
- 20代は恋愛や仕事。
- 30代は家庭や出世。
- 40代は子供や健康面
- 50台は親の介護とか
こういうのをベースに置いて、決めつけを避ける事でたいていは当たる占い結果が言えるんです。
その後で、自分の手法での占い結果をズバッと言えば、信じさせることができるの。
つまり耳に優しい状態にできるんです。
耳に優しい聞き上手な相槌は心のマッサージなんだ
聞き上手な人の特徴は、余計な質問で話の腰を折らない。
気持ち良く話せるように、絶妙なタイミングで相槌を打ち、面倒臭い質問もしてこない。
もちろんダメ出しもしないし、こっちの言い分を100%尊重してくれんです。
これができると相当なスキルなんです。
話している側を疲れさせないの。
それどころか、マッサージ効果みたいに癒してあがげられるんです。
そのコツって幾つかあって、耳に優しい言葉で対応することなんです。
人って否定されるの嫌いでしょ。
自分を修正しろとか、襟を正せとか、反省しろ、って言われるのが嫌なんです。
現状維持を続けたいのが根底にあって、それに飽きてきたとき、新しい一歩を踏み出そうとするんです。
そんな相談を聞きながら、耳に優しい言葉で相槌を打ってくれる事で癒されるんです。
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