人を好きになると毎日が楽しくなるんです。
老若男女を問わずです。
ああ、あの人に会いたいなあ。
話がしたいなあ。
今なにしているかなあ。
こんな思いを、故郷に住むおばあちゃんを思い浮かべて感じたことあるでしょ。
もちろん恋人でも、両親でも、友達でも、みんなみんな。
日々の暮らしで辛い事、悲しい事、嬉しい事に遭遇するたびに気持ちを共有したいと感じられる人がいるのが幸せなんです。
ここでは人を好きになって、人生を何十倍も有意義にする方法について解説してゆきます。
人を好きになると毎日楽しさ倍増
“好きな人”から恋愛に思考をスライドしていくと、ちょっと厄介な話になるの。
同じ職場に可愛いOLさんがいて、大好きで大好きで彼女の笑顔を見れるだけで出社するのが楽しみ。
こんな経験あるでしょ。
ここまでは、“人を好きになると毎日が楽しくなる”の範疇なんです。
これが告白を経て両想いになれば楽しい毎日は継続するの。
でもフラれた途端、状況は超複雑になる。
ほんの数分前までは大好きだった。
でも、いまは諦めなければならないでしょ。
フラれた女にいつまでも好意を寄せ続けるなんて辛いじゃない。
気分を一新して別の女の人へと気持ちを入れ替えるのが正解。
1度や2度、フラれたってあきらめないぞ、拝み倒してでも一緒になるんだ、って人もいるけど、ストーカーチックで気持ち悪くない??
“好きな人”を“気が合う人”と考えると分かりやすいんです。
同性でも異性でも気が合う友達という関係もあるし、両想いの恋人どうしもある。
冒頭に書いた故郷のおじいちゃん、おばあちゃん、、、。
好きな人は気が合う人、話が合う人、つまり思考回路が同じ方向
気が合う人って話していて楽しいでしょ。つまり思考回路がわりと似ているんです。
笑いのツボや、怒りのツボもね。
だから些細な事があった時に、すぐに報告がてら話がしたくなるの。
リアクションがいいのが分かっているから、話して盛り上がりたいって気持ち。
「昨日仕事帰り、電車に乗って座っていたらさあ、となりの女子高生がウサギを小さなケージにいれて持ってたの。アタシも気になってちらちあらウサギ見てたら『抱っこしてみますか?』って女子高生がアタシに聞いてきて、『えっ、いいんですか』ってケージからウサギ出してもらって膝の上に座らせて、背中撫でたり耳を撫でたりして、、、。ウサギって癒されるよね」
「やっぱ動物は癒されるのよ。アニマルセラピーってあるじゃない」
こんなような会話で盛り上がる。
好きな人を増やすとは考え方のベクトル一致を見極めること
少しロジカルに進めましょうか。
好きな人が多いと毎日が楽しい、ここまではOKですね。
で、好きな人とは話が合う人、つまり考え方のベクトルが同じって事。
この推論は正解でしょうか?
ハイ、正解です。でも例外がある。
“こいつの考え独特で好きだわ~”って人いるでしょ。
ときにとんでもない発想で、思わず後ずさりしてしまうような奴。
人は悪くないけれど、時々『なっ、なんだって!!!』ってこっちをビビらせる奴。
感覚的にいうと“痛気持ちいい”みたいな存在の奴ね。
オレの高校生のときの友達に相当の変わり者がいて、付き合いは悪くないけど思考が変なの。
修学旅行で奈良・京都に行った時、同行していなかった音楽の先生に土産を買って帰ろうって話になったんです。
元気よく歌えれば、音痴だろうがテンポがずれていようが5段階評価の5を付けてくれる先生。
しょせん音楽は楽しければいいんだから、って。
その変わり者の友達が有勇志から200円くらいずつ集金して代表して買うものを選んだ。
禿上がってほぼスキンヘッド状態の音楽の先生に買った土産は、京都のべっ甲の櫛。
最高のセンスでしょ。
仲の良い友達とは、感覚が違うタイプってことでもあるんです。
サディスティックな楽しみ
大嫌いな奴が苦しんでいるのを見ると楽しいでしょ。
ちょつとサディスティックですね。
失敗して悩んで、出口が見つからない様子をみて、“ざまあみろ”って思っちゃう。
これって、人を嫌いになっても楽しい事がるって状態です。
嫌な奴でしょ、オレって。
でも同じような面が誰にでもある。
そこに自己嫌悪なんかを抱く必要ないですからね。
嫌いな奴なんだから苦しませてやりたいのが人間ってもの。
でも、とりあえずは好きな人を増やして、ノーマルに毎日を楽しみたいですね。
痛気持ちよくなる方法とは
どこにでも書いてある当たりあえの事。
その人の良い所を見つけろ、ってよく言われます。
確かにそのやり方もある。
もう少し痛気持ち良く楽しみましょう。
相手を深く知ればいいんじゃないかって思うんです。
薄っぺらな上っ面だけを知るんじゃなくて、もっと深いところ観察する。
いったいこの人はどんな環境で生まれ育ち、なにに価値観をおいて生きているのかを知るの。
それが自分の価値観と全然違っても関係ないんです。
そんな人に話を聞いてもらって、どんなふうに反応するのかが楽しみなんです。
あの人はどんなふうに応えてくれるだろう、っていう期待が膨らむでしょ。
生身の人間で実験をしているようなミステリアスな楽しみで、自分との違いを楽しむの。
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