頼み上手とは慣れ慣れしいのとは違うんです。
人を利用するようなつもりで頼み事をしていると、長続きしないんです。誰でもできる雑用みたいな事を、うまい事言ってやらせるのが利用。
ズルい奴の技です。
頼み事をするのは、自分の力では対応できない事を助けてもらうのが目的。
その人をリスペクトして知識をお借りするようなつもりでいなければならない。
でも、そこで築いた人間関係が一生の宝物になるのです。
ここでは頼み上手になるための方法について解説させて頂きます。
どうやって、その人を選んだのか
人から物を頼まれるのが好きな人もいますね。フレンドリーな性格で、自分に不都合がないかぎり嫌な顔せずに頼み事を聞いてくれる人。
そういう気のいい人も大切ですが、ここではもう少し専門知識を有する人にお願い事をする方法を考えます・
頼む相手を選ぶ基準は、その人が持つ知識ですね。でも、誰がどんな知識を有しているかなんてわからないですよね。
会社での肩書なんて全然あてにならないの。
だから、社内に顔が広くて人望の厚い人からの紹介が一番なんです。自分であれこれ聞いて回っても時間をロスするだけで、実のある成果が得られるとは限らないでしょ。
それに、人望の厚い人からの紹介なら頼み事をしに行くにしても、行きやすいじゃないですか。事前にお願いに行く日と時間を伝えて於いてもらえれば、余計な事を気にする必要ないですからね。
H2)頼み事しに行く時の礼儀と、あとの礼儀
お願いをするときは失礼にならないように気を配る。そうじゃないと紹介してくれた人にも恥をかかせることになるでしょ。
服装や髪形はしっかり整える。
それと、頼み事をその場の言葉だけで説明するんじゃなくて、相手に分かりやすいよう資料にしてまとめて持参する。
パワーポイントで整理して、図や写真を挿入して見やすくする。こちらのやる気を出さないと相手が乗って来てくれないですからね。
仕事をしていると、いつも時間に余裕のない締め切を言い渡してくる人がいますね。すまなそうな顔をして、「今日中にお願いできないかなあ、、、」とか言って来るの。
あれって一番失礼ですよね。こちらの都合をいっさい考えていない証拠。
もし、もっと大切な仕事で締め切りが同じものがあったらどうするの、っていつも思う。
だから1週間とか2週間とかの余裕をもってお願いに行かないとダメ。失礼になりますなら。
お願い事の回答を書面でもらおうなどと甘えた考えはやめておいた方がいいですね。
相手への気遣いとして、「日時をご指定頂ければ、お話しをお聞きに伺います」と言っておくの。
相手が書面にまとめておいてくれたとしてもメールなんかで受け取るのじゃなく、自分から足を運ぶのがマナーです。
もちろん、堅苦しいのも覚悟で簡単なお礼も持参する。社内ですからちょっとしたお菓子とかでいいの(その方が受け取りやすいでしょ)。
出来るだけ会う機会を作って人間関係を作り上げるんです。
飲みに行けるくらいになれば最高。
人脈として定着させる
飲みに行けるくらいになれば最高、と書きました。
紹介してくれた顔の広い人と一緒だといい感じになりますね。
人脈として関係を定着させるには、自分も何かの役に立てなければなりません。
Give and Takeじゃないと人間関係はどっしりとしてこない。
だから、頼み事の回答を戴いた後に、自分の専門を簡単にまとめたプロフィールをお礼状と一緒にお渡しするの。
微力ながら、何かお役に立てる事があればいっでも言って下さい、と。
もし自分の信頼できる仲間のなかで、自信を持って紹介できる人がいれば、それも書き添えるんです。
出張に行った時にはお土産を買ってくる気遣いで、絶対に関係が途切れないように注意するんです。
人間どうしの関係って、距離があくとだんだんと薄れてしまうでしょ。だから、そこには細心の注意を払うの。
で、こういう人、つまりある分野で専門的な見解を有する人を5人くらい持てると最高の人脈となりますね。
回りに敵なし、つて状態です。
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