お酒やダンスじゃ全然刺激が足りない|ドラッグ最高の代償は脳の破壊だ

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覚せい剤、コカイン、MDMAの所持で逮捕される芸能人がいます。

あれって、お酒、ダンス、セクスだけじゃ全然ものたりなくて、すすめられるままに手を伸ばしちゃうんでしょうね。

 

どれくらい気持ちがいいのかというと、世の中全てがバラ色に見えるくらいハッピーらしいですよ。

 

人は何かいいことがあると脳内でドーパミンという幸せホルモンが分泌されるんです。そのドーパミンが脳の神経のある部分(受容体って言うんです)を刺激して、幸せを感じさせる。

この幸せとは、快楽、爽快感、やる気、感動、喜び等々で、最高の気分なんです。だからドーパミンが少し分泌されただけで、とたんに人は元気になる。

  

ヤバいドラッグってどんな気持にするの

 

どんなに疲れていても、辛い逆境にあっても一発でハッピーになって、次に地獄を見るのが覚せい剤、コカイン、MDMAなんです。

例えば、一生懸命に勉強した結果、第一志望の大学に合格したとか、司法試験に合格したら最高にハッピーですよね。研究者がノーベル賞を受賞したり、映画俳優がアカデミー主演男優賞を受賞したらこの上ない幸せ感を感じるでしょ。

ああいうインパクトのある幸福感か、それ以上を感じさせるのがドラックらしいんです。

ノーベル賞受賞の幸福感って滅多に味わえるものじゃないでしょ。人生のなかで1回とか、せいぜい2回程度の最高の瞬間なんです。

 これを凌ぐ幸福感をドラッグって与えてくれるらしい。

 

普通のサラリーマンとかでもそれなりにドーパミン分泌の恩恵はうけているの。金曜日の仕事が終わって、これから晩酌でもしながらテレビでも見るか、みたいなホンワカした感じ。

あれもドーパミンがもたらす幸福感。でも小市民の幸福感ですよね。

もしくは、2年間交際していた男性からプロポーズされてジーンと心に響いた瞬間とかも、分泌されている。。

 

でもドラックが脳に与える幸福感は、普通に生活していて時たま分泌されるドーパミンとは比べ物にならないほど絶大なんです。

大学合格も司法試験合格もノーベル賞受賞もアカデミー賞受賞も及びもつかないくらいすごい刺激。

脳ミソが震えるくらいの興奮。

 

依存度はアルコールと同じくらいだけど破壊力が全然ちがう

 

依存性からするとアルコールとさほど変わらないといいます。お酒が好きな人でも、明日の事を考えると飲む量を控えるでしょ。

でもきっぱりとはやめられない。

だから毎週末に酒を楽しむ。依存性があるんですね。

 

アルコール依存症となると話は別で、酒を一口飲んだ瞬間にドーパミンが分泌されて、酒をやめられなくなる。

周囲に迷惑をかけて、散々な目にあって、専門施設に入院して酒を断ち、1年後やっと退院できた。そんな人でもビール一口飲んだらドーパミンが分泌されて、べろんべろんになるまで酒を離せない。

一滴の酒で、ドーパミン分泌の導火線に火をつけちゃう。

 

だからアルコール依存症になった人は一生酒を断たなければならないでしょ。

それでも脳へのダメージはさほど大きくなはいんです。

飲んでいない時は、それなりにしっかりした思考回路を保てる。

ここがドラックとは違うところなんです。

 

 

脳を破壊するドラッグは酒が呼び水になっているんだ

 

酒とドラックの依存度は同じくらいと先ほど書かせて頂きました。でも、その破壊力が全然違うんです。

酒は人を明るくします。疲れを一種にして吹き飛ばしてくれることもあります。

これがアルコールの持つ覚醒作用。

 

でも飲み過ぎると泥酔してしまうでしょ。これが鎮静作用。

お酒って、真逆の二つの作用を兼ね備えているの。

 

アルコール依存症になると、少量の酒でドーパミンが分泌され幸福感が味わえるから、やめられなくなる。だから覚醒作用から鎮静作用に至り、意識がなくなるまで飲み続けるんです。

でも分泌されるのはあくまでもドーパミンですから脳内処理できているの。

 

でもドラックになると、完全な異物です。作用はドーパミンを超強力にしたようなものだけれど、脳の神経を破壊する。

少量のドラックでも強烈な幸福感を感じさせ、それと同時に脳神経をバンバン殺していく。

意識も飛ぶし、記憶もなくなる。

それでも、まだ生き残っている部分の脳が幸福感を欲しがってドラッグに手を延ばすんです。

ついには廃人になっていくんです。

こんなに怖いものになんで手を出すの?誰しも止めた方が利口だとわかっているんです。

それでもドラッグに手を出す人が後を絶たないのは酒が呼び水になっているんです。

酒を飲んで気が大きくなってドラックのディーラーにそそのかされてしまう。薄暗い怪しげなパーティー会場で、酒に酔った小金持ちが餌食になるの。

そんなカクテルよりも最高に気持ちよくしてくれるからさあ、と。

一回くらい大丈夫だから、と言われて手を出してしまうんです。

 しらふの状態からドラッグに手を出す奴なんていないんですよ。最初はみんな酒の魔力で一線を越えてしまうんです。これを警察は指摘しないとダメ。

存在を許すな、流通を取り締まれ

 

逆恨み的な考えに立てば、取り締まりが甘いという主張だって成り立つ。そんなに有害なものならもっとしっかり取り締まって、日本国内に存在しないように徹底すればいいじゃないか。

麻薬犬を町のあちこちに配備して、片っ端から検挙してくれれば俺たちだってそんなものに手を出したりしないんだ、と。

確かにこれには一理ある。

闇のドラッグディーラが売りさばくのを野放しにしておきながら、それを買ったら逮捕するとは本末転倒ではないか、と。ドラッグをやって廃人になるのは金を出す本人なのだから、好きにさせてくれよ、と。

 

しかし、こんな子供じみた警察への逆恨みを誰も口にださないのはドラッグに手を染める人口比率が少ないから。もし、日本の人口の25%(4人に一人)が麻薬に手を出す事態に陥れば、日本国内からのドラック締め出しに乗り出すほかないでしょ。

 

マトリが1年、半年まえから虎視眈々とターゲットを絞って逮捕の瞬間に命を懸けるよりも、ディーラーを片っ端から検挙する方に力をいれるべきなんゃないかとも思えてくるのです。

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