連帯責任を課せばいいってもんじゃないだろう|他人に厳しく自分にやさし管理者たち

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連帯責任と言われてドジった奴の巻きぞえを食うことがあります。サラリーマンになったいまでも、学生だった頃にもなんども味わった。

特に部活動あたりは、なにか問題があると連帯責任で、グランド10周とか腕立てふせ30回とかね。

学生時代は部活の顧問の教師に丸め込まれて好き放題やられたって感じ。野球はチームプレーだから、誰か一人でもミスをすればチーム全体に影響してくる、って。

 

今、こうしてサラリーマンになった今でもプレゼンテーションの準備とか、大規模な仕事を計画に進めるためにはチームプレーが求められ、そこで一人だドジを踏めば全体に響いてくる。

実際にはプロジェクトリーダーが事態の解決をはかり、事無きを得る。それなのになぜか会社は品質向上委員会なるものが出張ってきて、細かい説めて書面にまとめ上げ、なにやら“連帯責任”的な反省を求めてくる。

 

さて、ここでは学校や社会人における連帯責任いついて、正しい運営と、的外れな運営、無責任な運営について解説してみたいと面ます。

 

これは確かに連帯責任だな

 

学生時代(中学生、高校生、大学生)に文化祭の準備を生徒だけでするでしょ。先生が口を出さないのが暗黙のルールだった。今考えると、ああしろ、こうしろって指導を入れたくてウズウズしていた先生はいただろうと思う。とくに中学生あたりだと“こりゃみてられないや!”って感じだったと思う。

 

そんな先生のヤキモキ度とか、生徒が主体的に最後までやる、という気まりがあったから失敗すれば全体責任で致し方なし。

さらに、今はやりの虐めなんかが文化祭の準備の過程であったとしたら100%全体責任で文句は言えないの。

 

的外れな連帯責任

 

就学旅行の時の連帯責任はいまでも納得いかない。

公立の中学高っていろんな奴がクラスに混じっているでしょ。地元っていうつながりだから勉強のでき具合もバラバラ。半ば不良の道に足を踏み込みつつある奴もいたね。

なにを勘違いしたのか、修学旅行当日、髪形をアイパー(アイロンパーマといって、奈良の大仏みたいな典型的な不良の頭)で仕上げてくる奴がオレの班にいたの。

せめてリーゼントなら、その場でぐちゃぐちゃいにできるけど、アイパーは丸坊主にするしか方法ないからね。

で、なんで俺も丸坊主にされなきゃならないのって話ですよ。

ここで連帯責任はおかしいだろう、って。

 

「他校とのトラブルを避け、楽しい思い出を作るための就学旅行」はわかる。だからツッパッテンじゃえーぞ、と思われるアイパーを前日に止められなかったオレたちの班の男子は全員、集合した朝バリカンですよ。

 

商社の仕事ってこんなふうにはじまる

 

会社務めが始まってもうだいぶたちます。いまでこそ連帯責任をとらされる場面はまずありませんが、若いころは酷かった。

企業は利益を上げるのが目的だから、会社に損失を与えるのはマズイ。でも初めからそんなつもりで仕事している人はまずいないでしょ。

 

でオレが勤めて会社(商社)ってほぼ個人プレーの寄せ集めなんです。売る品物だって、どこから仕入れてきて、どこに売ってもOK。

これって商社ならではの文化で、販売製品は自社で作る物じゃなくて、どこか別の会社から仕入れる物なんです。

売る先も、しつかりと100%代金回収ができれば世界中どこでもOK。

例外は核兵器、戦略物資あたりで、これは許されない。

 

仕事はまさに個人プレーで、それなりの企画書を書いて進めて行くの。企画書の提出義務なんてないから、「いま、どんなしごとしているんだ?」って上司に質問されたときに、簡単に答えられるように時間のある時に作って置く程度。

 

で、仕事がだんだんと現実味を増してきて億単位のビジネスになりかかったときに会社に再度、報告書を上げる。

仕事か関係企業リスト(販売先の会社に倒産のリスクがないか、販売するものを仕入れる会社に倒産のリスクが無いかを、社内の専門部署に調査してもらう)

このビジネスで得られる利益がどれくらいかをザックリ提示する。

販売が完了するまでの運転資金が必要なら、それを提示する。

ビジネス完了までに仕事を管理する人間として、部下が何に必要かを提示し、確保する。

こんな風に実業務が始まっていくわけです。

 

無責任な連帯責任

 

仕事そのものは幾つかの日程表に基づいて進めて行くの。

大まかに見る大日程、外部の業者を連家する中日程、こまごまと毎日の進捗を追っていく小日程。

 

これをしっかりとみながら、遅延がでれば挽回策を講じてキャッチアップを図る。問題がでれば、そのつど解決を図る。

 

でもさあ、仕入先の1社が倒産した場合って誰の責任?っていう問題にぶつかるんですよ。

販売製品のある一部の部品を作っているだけなら、実際問題何とかなる。同じものを別の会社に生産委託すればいいだけの話です。

ただ、厄介なのはその部品を作る為の設計図面を開示しない場合がるんです。作った部品は売るけれど、図面(知的所有権)は自分の会社にある、と主張してくる。

倒産しか買っている会社だから、その図面につけられた価格は超高額ですよ。

 

こっちは仕入先、売り先の情報を全て管理部署に提示して、管理部署は第三機関を通じてヤバイ会社が含まれていないかを調べるわけじゃないですか。

 

それなの、うちの管理部署はこういとき、即逃げるの。関与してこないんです。
全責任を管理部に押しつけるつもりはないけど、図面に法外な価格をつけてうちに売りつけようとする行為をどうするか一緒に考えたって罰はあたらないでしょ。

 

まあ、こんなケースは何年かに1度ですから、これも仕事の一部かと割りきつて交渉に当たるわけですけど、連帯責任から逃げる素早さとセコサは天下一品なんですね。

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