本能を満たすために親が子供に与えなければならないもの|劣悪な家庭環境が発端で子供の心を闇へと導く

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無職でアル中でDVの父親と、パートで最低限の衣食住を支える母親。

家の中にはゴミが散乱し、洗っていない食器が台所のシンクに山積。

小学生の一人っ子の息子は親の愛情を感じた覚えが一度もない。

この少年の心は日に日に闇へと引きずり込まれて行くのです。

 

もう一人、別の小学生の家庭は経済面で困った事は一度たりともない。

裕福な家庭。

開業医の父と専業主婦の母親の3人家族です。

でも夫婦の関係は冷え切って、会話のない静まり返った沈黙の家庭。両親とも休日は不倫相手と外出して深夜まで帰宅しないんです。

好きなんだけ金が使えるこの一人息子の小学生の心も闇へと導かれて行くのです。

 

ここでは子供の心を押しつぶす劣悪な家庭環境について解説しています。

 

親が子供に与えなければならないもの

 

親が与えてくれないなら、他から手に入れるしかないと子供は次第に考えるようになる。

何の事でしょうか?

  • 愛情?? それもひとつの形ではある。
  • お金?? 全然違う!

 

正解は「自分の存在意義を認めてもらう事」なんです。

ちょっと難しい表現ですね。別の言い方をすると“承認欲求”の事なんですよ。

自分の気持ちに共感してもらって、「そうだね、わかるよ」と言ってもらう事。

次第に「よくがんばったね。えらいね」とできたことを褒めてもらうようにレベルが少しずつ高くなってくるのです。

それによって子供は自信をもつようになっていくわけです。

これは人間の本能だから、満たされないと不安でいられないんです。自信がないと親から離れられない。自分の力で生きていかれないんです。

独り立ちできない子供とは、親から愛情を注がれずに突き放されて放置され子供なんです。

 

本能を満たすために何をすれば人目を引くことができるか、と考えるようになっていく

 

普通なら生まれて、もの心つくまでに親の愛情で心は安定してくるんです。ミルクを与え、オシメを替える事で赤ちゃんは満足感を得て安心できるわけです。

これが赤ちゃんにとっての承認欲求の満足の第一歩とはる。泣けば親が抱っこしてミルクをくれる、オシメを替えてくれる、と赤ちゃんの存在を承認しているんです。

でも、承認欲求って一度満足させただけじゃ不完全なんです。小学校3年生くらいまで愛情豊な家庭で育っても、4年生で家庭が崩壊し、両親から捨てられ、誰からも無視され続けたなら心はすくすくとは育ちません。

まだまだ、未完成な子供の心は褒められて成功体験を重ねなければ頑丈には育っていかないんです。

 

だから、承認欲求という本能が一人歩きしだす。人目を引いて認めてもらおうとするんです。

でも、家庭が崩壊してしまった子供には余裕なんて少しもない。家庭環境は最悪ですから良い方面での注目なんて期待できるわけがない。

勉強を頑張って学校のクラスで注目を浴びるなんてまず無理。もっとも手っ取り早くて、確実に人目を引く道、非行に走るんです。

わざと万引きをして補導されてみたり、いじめの主犯格になって世間を騒がせてみたり、そんな注目の浴び方。

 

いじめることで自分の不安を紛らわす

 

 

不謹慎な表現ながら、いじめもある役割を担い、果たしているんです。

 

いじめる側の子供は劣悪な環境下で暮らしていて情緒不安定にあるわけです。で、クラスの誰かをいじめることで自分よりも惨めな存在を作り、自分の不安を紛らわす。

相対的に自分が最悪なわけじゃない、と思いこんで自分をごまかしてる、という形です。

 

いじめの主犯格の子供の動機は嫌いな相手への攻撃というよりも、本人の根底にある不安感の解消なんです。

 

これがいじめ問題の根本。

そこに同じクラスの子供たちが加わって事が大きくなっていく。自分がいじめの対象にならないように、いじめる側に回る。興味本位でそこに加わる。

自殺という最悪の事態を迎えて事件が終焉する。

 

劣悪な環境は手順どおりに解決を図ればいい

 

 

劣悪な環境とは経済的に破綻した家庭だけじゃないんです。冒頭紹介した両親が不仲でありながら、不倫を繰り返す見せかけ家庭を継続しているようなのも含まれますね。

 

子供が安心して過ごせる家庭とは、親が子供に愛情を注ぐ家庭の事。

家が狭いとか、お金がないとか、お母さんの料理が不味いとか、お父さんのイビキがうるさいとか、そんな事はどうでもいいの。

 

不倫を続けながら見せかけの夫婦を継続するなら、さっさとわかれて不倫相手を結婚すればいいんです。

その結婚相手が連れ子を可愛がってくれるかどうかは次の問題。連れ子になど愛情を注げるか、というなら子供をとるか不倫相手を取るかの選択になっていく。

ひとつひとつ手順を踏んで前に進んで行けば淀んだ空気は晴れていく。劣悪な家庭に清々しい空気が入ってくるのです。

 

親は不倫でも幸せかもしれないですね。だって好きな人といられるのですから。

結婚して子供を授かったことで人生の一つの通過目標は達成できたわけです。そのあと夫婦が協力して育児を続けられれば合格だけれど、二人の愛が冷めたのなら、そこでアクションを起こせ、というわけ。

 

だって子供にとっては最悪の環境を自分らの都合で作ったわけなんですから。衣食住さえ安定していればそれで子供は育つと思っているバカさ加減。

「親わなくとも子は育つ」は親の代わりを誰かがすれば、の話だと気付いていない無恥な親。

ここを広めないと負の連鎖はとめられない。

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