管理されるストレスから心をまもる|言えば言うほど首が締まる

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管理されるストレス

 

グローバルで企業間の競争が激化し、会社は生き残りをかけて激走していますね。技術本部は最新鋭の技術開発を命じられ、営業部は達成できないノルマを言い渡されるわけです。

スタートが今日で目標達成のゴールは1年後。1年という期間を設定した根拠は、ひとつの目安でしかないのです。

 

大仕事を分割して各チームに振り分けて、そこから検討に入る。小分けにされた業務にようする日数を計算して、綱渡りの年間スケジューリングを組むことになる。

 

大きな課題と完了期日だけを提示するのが会社側の役目。それを綿密なスケジュールに落とし込んで実行するのが各部署の仕事。提示したスケジュールどおりに進んでいるかが毎日のように管理され続けるのです。

管理されるストレスとは背中から仕事している姿を観察されているような閉塞侃です。心拍数や血圧を押し上げて心臓にギリギリと負担をかけているように思えるのです。少しでも遅延がでれば、その原因と遅延挽回策が求められるわけです。

この管理されるストレスたるや、想像しただけでもぞっとしますね。これが高じて、次々と燃え尽き、倒れていくのが容易に想像できるわけです。

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見る目もないくせにパフォーマンスを管理するだと!

 

仕事なんて些細なことが原因でいとも簡単に遅延を起こします。なぜ決められて日程までにできなかったのか、とパフォーマンスを問われても答えられない。そもそも、期限1年と決めた根拠がないのだから、、。

こっちから言わせてもらえば、逆算方式に各業務に日数をはめ込んだだけの話で、そこには仕事の難易度や、失敗する可能性なんか考慮する余地などないのです。

日程通りに進めたって、途中の品質試験がパスできなければ先には進めない。もう一度、コンセプトから考え直さなければならない。

 

ところが管理する方はこういうセリフで詰め寄ってくるわけです。品質テストにパスできないかどうかを事前にシミュレーションできなかったのか?うちには何種類ものシミュレーションソフトがあるじゃないか、と。

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軌道に乗ると、すきを見て口を出す

仕事がようやく軌道にのってきて、日程の遅延がなくなりかけると、管理側はすかさず口を半さんで来る。実興部隊の一挙手一投足を目を皿のようにして観察している。そして見る目のない素人が正論をかざしてくるのです。

「業務が軌道に乗ってきたようですから、効率化を取り入れてみてはいかがですかなあ」と。

「今のやり方を変更しろとでも言うのですか?」

「いや、あくまでも効率化です。無駄を省くのは悪いじとじゃありますまい」

「僕らの仕事のどこに無駄があるというのです?」

「それは実務に携わっている方々じゃなければわかりませんよ。この仕事のプロはそちらですからね」

あくまでも正論で押してくるのです。

 

言えば言うほど自分の首を絞めることになる

 

管理者を自負する者には、無口を決め込むのに限るのです。余計な提案はもちろんのこと、言いわけや、反省すら最小限にとどめておくべきなのです。言えば言うほど自分の首が絞まってくるんですから。

 

◆新しいアイディアがあるのですが、、。

なるほど、それは良いアイディアですね。さっそく実行に移しましょう。まずは、実行計画を立てて頂いてそれを提出してください。

 

◆すみません、仕事の手順が逆だったので他のスタッフを待たせてしまいました。

仕事の手順が逆というと?それならちょうどいい、同じミスを他のスタッフがしないように、そこの部分のマニュアルを作成しておきましょう。できたら一度みせてくださいね。

 

◆品質テストの条件設定をする際にあわてていて誤りがあったようです。もう一度品質テストを行いますので少し時間のロスがでます。

それは困りましたね、なぜ設定ミスをしたのですかなあ、、、。手順書どおりにやるとか、なにか取り決めはないのですか?取り決めはあるのですが、一部設定もれがあったようです。漏れがあった場合には、それ以上設定を進められないようシステム的な見直しが必要じゃないですか?人為的ミスをシステムで防止する策を考えましょう。ほかにも、同じようなミスが出る可能性をすべて書き出して提出してみてください。

  

こうして、こちらの仕事がどんどん増えていくのです。管理のプロなんてしょせん、門切り型の仕事しかしていないのです。こっちの出方によって、言うセリフが決まっていて、結局実行するのは奴らではない。仕事の為の仕事を作らせるのが管理の仕事なんです。

 

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