キレやすいオヤジの正体とは?無力感からくる不安症が根底に

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年甲斐もなくキレやすいおやじ

 

衝動的ですぐ好戦状態に突入するタイプ。

キレやすいってやつです。

混みあった通勤ラッシュ時の駅・満員電車で大声を張り上げるおじさんがいます。

「ふざけんじゃねえよ!」と年甲斐もなく町のチンピラみたいな口調で相手を威嚇する。

まったくはた迷惑な人ですね。

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窮屈を我慢してみんなおとなしくしているのに、、、。

 

たぶん、怒鳴られている側が最初に些細な事でおじさんを怒らせたのでしょう。

足を踏んで謝まらなかったとか、肘でみぞおちを押してしらばっくれていたとか。

そこで、かつてヤンキーだったキレやすいおじさんに火が付いたわけです。

「おい若造、すみませんのひとことも言えないのか!」

若造はイヤホンで音楽を聴いていて、おやじの声など耳に届かない。(本当は届いていても聞こえないふりをする)

これが火に油を注ぐことになるわけです。

 

おやじは周囲の事などお構いなしに、大声で若造に食って掛かる。

元を正せば確かに若造に非があるのでしょう。

でも、おやじの態度は、あまりにもバランスが悪すぎる。

そんな下品な口調で大声を出すほどでもないだろう、とみんな思うわけです。

 

普通のおじさんなら、クソと思いつつも、今この場で大声を張り上げるのも大人げないなと躊躇するわけです。

泣き寝入りというほどでもないし、胸糞悪さをかみ殺して黙ってその場を後にするものなのです。

 

普通じゃないキレやすさ

 

やっぱり満員電車で足を踏まれて、ムカついて車両いっぱいに響き渡る声で食って掛かる。

そこには、その人特有の(普通と違う)精神構造が宿っていると思わざるを得ないですね。

 

俺は足を踏まれて痛い思いをしたのに、なぜひとこと「ごめんなさい」と言えないんだ。

靴も汚れたじゃなか。

俺はこれからまる一日は働くんだぞ。

ムカつく相手にペコペコ頭をさげなければならないんだ。

そんな仕事の前に、なんでオマエみたいな奴に、、、。

クソ、こんな理不尽が通るわけないだろう。

俺にはお前を土下座させ謝罪させるるだけの権利があるんだ。

今のこの環境(満員電車の中)がなんであれば、そんな事は関係ない、と。

電車内の空気を乱すのと、足を踏まれた仕返しとを天秤にかけて、一般市民ならどちらを選ぶだろうかなどは及びもつかない人なんです。

 

自分が、はた迷惑なおやじと化しているなどとはこれっぽっちも考えていない。

この迷惑オヤジは、自分の正義を貫くのみだ、と突っ走る。

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このアンバランスな過剰反応

 

以前ご紹介した、人目を気にする人の逆バージョンですね。

突然、人目なんかどうでも良くなってしまう人種。

「人の足を踏んだら、謝罪するのが人としての常識だろう!」のわりには、満員電車で非常識な大声を張り上げてしまう。

自分かってな常識と非常識の違い。

この人のスイッチのオン・オフはどこにあるのか?

怒りやすい性格の根源はどこにあるのか?

一般論と対照させてみると、なるほどという回答が導き出されることがよくある。

不安症の人って、怒りっぽいといわれていますね。

不安な気持ちのところに、外部からダメージをあたえられたら、爆発してしまったという流れ。

電車の中の出来事で考えるなら;

①毎日ペコペコと頭を下げなければならない仕事。今日はどんなトラブルが、、、、と不安に思っている。

 ②足を踏んで謝らない若者が火をつけた。

この背景には;

A、家庭環境の不安や、自分の無力感(勉強ができないとか、スポーツが苦手等々)の不安から、グレてワルの道にのめり込んだ。俺は弱い存在じゃないんだとチンピラモード全開で自分をだましていた。

B、唯一、そのワル時代だけが不安症の回りに煙幕をはってくれていた。肩で風を切っていた数年間だけは不安から解放されていた。

C、だから、事がるごとに(仕事以外)、ワルだった時代の顔が露呈してしまうのだ。

 

だって、楽しい一日が待っていて、ウキウキルンルンの時にちょっと足を踏まれただけじゃ、イタっ、オイオイオイ俺の足踏むなよな、ですんじゃうでしょ。

 こんなふうに朝の電車のゴタゴタを分析してみた次第なのです。

 

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