ニート・引きこもりは「負け組」ではない、一時停止の状態なんだ

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引きこもり本人も、ご家族も、ニート・引きこもりを陰鬱に考えたらダメですよ。カラッとか考えた方がいいんです。

だって、よく考えてくださいよ。あんな環境でいじめと戦えるわけがないでしょ。

あんな環境というのは;

◆学校の先生は超過労で生徒のいじめ問題まで手が回らない

◆児童相談所職員も学校の先生と同じ科、それ以上に手が足りていない

◆そのくせ『いじめ防止推進対策法』でいじめを発見した場合には、いじめを止めさせなければならないと制定されている

 

この結果、何か起こるかというと、教師はいじめを知っていても、知らなかったふりをしなければならないのですよ。

中途半端にいじめの仲介に入って事態が余計に悪化することあるじゃないですか。そうなったら、どう責任をとればいいかわからなくなります。
問題がますます複雑になるわけなのです。

 

「教師が口を出した」イコール「学校はいじめの存在を認識していた」という図式がなりたってしまう。こうなったら学校はいじめから逃げられません。何が何でもいじめをくい止めなければならない。

でも学校が打てる手は限られています。

◆いじめている生徒への体罰禁止

◆いじめられている生徒に引きこもりの推奨など言えない

◆暴力だけでなく、携帯電話でのメールや、単純に無視をし続ける、という目に見えづらいいじめもある

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引きこもりは一時停止みたいなもの

 

引きこもり・ニートとは、言わば一時停止みたいなもの。左右の安全を確認して問題がなければ、そこでスタートすればいいのです。

人間には太古の昔から、戦うか逃げるかをとっさに判断する能力が備わっています。

狩猟民族だった頃、槍を持って狩りに出ていました。
突然、目の前に大きな牙をもった野獣が姿を現しました。

首尾よくこの野獣を仕留めれば、数日間の食糧が確保できます。ただ、相手は狂暴な野獣です。

ここで本能がジャッジするのです。

「戦うべきか、逃げるべきか」と。

まさに、臨戦体制で、心臓の鼓動が高まり、体中の筋肉に血液が送り込まれている状態です。

戦うにしもて、逃げるにしても命がけです。相手を選ばずになんでも、かんでも戦えばよいというわけではないのです。

引きこもりやニートは、「いったん逃げる」を選択した状態ですね。

「こりゃあ勝目はないぞ」と一時退散し次の獲物に乗り換えた状態なのだと考えるとわかりやすいですね。

  

もとから絶とうとすると泥沼にのめりこむ

 

たいていの問題は原因があります。よくよく調べてみると因果関係が見えてくるもんです。

でもいじめ問題にはダイレクトな原因が見あがらないことが多いのです。

いじわるな子供・生意気な子供がいじめられるのならわかりやすいのです。でも、気まぐれでいじめの対象が決まってしまうことが少なくないじゃないですか。

むしろいじめる側の子供にメンタルの問題が潜んでいることが断然多いですよね。劣悪な環境で生まれ育ち、両親からほとんど愛情を注がれずに育った子供。

だから、彼(彼女)の心には大きな穴が開いているわけです。自分を愛してくれる人はどこにもいない、という不安感と惨めさです。

それを覆い隠すために、自分よりもみじめな存在を作り出し、相対的に自分の優越感を持ち上げるという心理ですね。

だから、いじめの因果関係はダイレクトではないのです。

いじめをもとから絶つというと、事態が妙に複雑化してくるのです。

いじめる側を更生させようとしても、家庭環境にまで事情が複雑に絡まり合っているkら教師の手におえるような問題ではないわけですね。

だとしたら、引きこもりでも、登校拒否でもなんでかまわないからい逃げた方がいい。

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少しでも話を聞いてくれたら

 

「少しでも話を聞いていてくれたら、、、。」と遺言書に書かれていたとき、家族や知人の悲しみはいっそう増すに違いない。

生死があたかも紙一重の差で分かれてしまったように思えるからです。

なんとも言えない息苦しさが私たちを苦しめるのです。

この遺言書のひとことに嘘があったとは思いませんが、自殺の原因を押し付けられているような印象が拭えないのです。

 

ロシアンルーレットよりもっと安易な、コインの裏表で生き死にを決めてしまったような軽さを感じるのです。

死を選ぶ以外、もうどうにもならない四面楚歌の状況に追い詰められていたのではないのか。それだからこそ、大切な命を絶ったのではないのか、と問いただしたくなるのです。

話を聞いてもらえなかったくらいで死を選ぶなら、幾らでも延命措置はあっただろうに、と。

手短に、引きこもりでもニートでも選んで生き延びられたのではなかったのか、と思うのです。

 それがダメなら、悲劇のヒロインに陥って生き延びたっていいじゃないか。

若者よ、もっともっとしたたかに、しぶとくなってください。 

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