和歌山カレー殺人・林真須美2019年5月恩赦釈放|京大のヒ素鑑定

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和歌山カレー殺人・林真須美死刑囚が来年5月に恩赦釈放

 

20195月の皇太子様の新天皇即位のタイミングで検察は林真須美死刑囚を釈放するしかないでしょう。

 2009年最高裁で死刑判決を受けながら、林真須美死刑囚は未だに無実を訴えています。事件からは20年、死刑判決からはもう10年が経過。

いまだに死刑が執行されない。死刑確定から7年半が刑の確定から執行までの平均年数。

これ、なにかおかしいと思いませんか?

証拠が無いから死刑執行できないのです。

京都大学のヒ素鑑定結果がでるや、裁判所も検察も打つ手が無くなったのです。

検察もついに心に蓋が出来なくなったのです。

こんな状態で死刑執行などしたら世論が黙っていません。

科学の進歩が冤罪から死刑囚を救い上げつつあるわけです。

ある意味、2014年に突然釈放された袴田巌死刑囚と同じパターンですね。

でも、検察側にも意地があります。

冤罪を認めて謝罪記者会見をひらくよりは、死刑囚のまま恩赦にしてしまったほうが面子が立つわけです。

「そうだ、新天皇の御即位で、恩赦釈放としちゃおう!」と考えたわけです。

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 京大のヒ素鑑定後、状況証拠がすべて不自然に

 

 林の家はかつてシロアリ駆除を仕事とし、カレー事件の際にも駆除用のヒ素を保管していました。

それは近くの住民なら誰でも知っている事実です。

さらに、林はそれまでヒ素を使って何度か保険金をせしめているわけです。

ヒ素と青酸が中毒者の嘔吐物から検出されたとき、警察は真っ先にヒ素イコール林真須美とリンクさせたわけです。

ヒ素を状況証拠にして、保険金事件とカレー事件を一気に片付けようと警察は勇み足になった。

カレーに混入されたヒ素、ヒ素の混入に使った紙コップ、林の家に保管されたヒ素、これらが全て同一と鑑定できれば完全に落とせると踏んだわけです。

そして、同一だと結論付けたのが東京理科大の鑑定なわけです。

東京理科大は、カレー鍋に残ったヒ素、紙コップに付着していたヒ素、これがともに微量だったためスプリング・エイトという高性能設備でヒ素鑑定を行ったわけです。

このスプリング・エイトとは直径が500メートル、外周1.4キロほどもあるドーナツ型の巨大設備です。

光と同速度のスピード光をドーナツ状設備内で発生させ、それを磁気で曲げる。すると、そこにレントゲンの100億倍の明るさの放射光を作り出すことができるわけです。

これを観測物に当てることで、従来の装置では観測しえなかったものまでが見えてくるという先端技術です。

この設備での鑑定の結果、同一と結論づけた。

 ところが、これに異論を申し立てたのが林真須美の弁護側です。

死刑判決が下されると直ちに、弁護側は京都大学大学院にスプリング・エイトの100億倍の光を放射できるX線自由電子レーザー装置を使って再び鑑定を実施しました。スプリング・エイトの横に隣接された装置です。

  

その結果、MO(モリブデン)がカレー鍋に含まれていたにもかかわらず、紙コップには付着していなかった。さらにヒ素以外の不純物も全く同一ではなかったと判明したのです。

すぐさま、東京理科大は両方のヒ素が同一だとは言っていない、と発表しました。あくまでも、同一の原材料から同一の工場で同一の時期に製造されたもの、という意味であると。

 

弁護側は2014年に和歌山地裁に鑑定書を提出したものの、裁判所は再審議を認めようとはしません。

でも実際には京都大学によるヒ素鑑定によって、ヒ素同一説をひっくり返してしまった。

林の家にあったヒ素はカレー殺人事件に使われたヒ素とは別の物だったわけです。

 

林林真須美死刑囚が自宅から紙コップを持って出てきたと証言した少年も、裁判で証言していません。

ピンク色の紙コップと少年は警察に証言したものの、現場のごみ袋から回収されたのは薄青色の紙コップで、全然色が違っている。

 確かに、林真須美の評判が悪かったのは事実のようです。

事件の当日も、午前中からカレー作りをするのに無断で欠席し午後からのこのことやってきた。

その場の雰囲気が悪くなるのは当たり前の話。

誰かが林須美に嫌味の一つも言ったのもうなずける。

でも、そんなやり取りだけで夏祭りのカレー鍋にヒ素を混入して町会の人たちを痛い目に合わせてやろうなどと思うわけがない。

保険金という目的がなければ、リスクを冒してまで犯行に及ぶわけがないのです。

カレー鍋が置かれたガレージで番をしていたのは林真須美ただひとりで、カレー鍋にヒ素を入れるチャンスがあったのはただ一人だという理屈も崩された。

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東京理科大のヒ素鑑定が崩され、検察は痩せ我慢

 

京都大学のヒ素鑑定で、そこに含まれる不純物を特定した結果、カレー鍋に混入されたヒ素と林宅に保管されたヒ素が別のものであることが判明。

ここで一気に最高裁での判決に疑問が持たれるわけです。

鑑識では対応できない微妙な鑑定を東京理科大に依頼し、全幅の信頼を寄せていたにも関わらずそこに誤りがあったと京都大核大学院が真っ向から否定してきたわけです。

 4人を殺したカレーのヒ素が林宅からも発見されたと浮き足立った警察は、それ以外の証拠の信憑性をないがしろにしていたのが露呈されてしまった。

たとえヒ素が異なっていたとしても、他の状況証拠でがっちり足場が固められていれば、とっくに死刑執行しているわけです。

ところが、ヒ素の同一性が崩れ、林本人も犯行を否定し続けている。

京大の鑑定報告を和歌山地検ははねつけてきました。
それでも、依然犯行動機も検討がつかない。林以外の別の人間にもヒ素を混入するチャンスは十分あた。

検察は痩せ我慢で時間を引き延ばすことしかできない。

そして来年5月に恩赦で林真須美死刑囚を釈放するしか警察の面子を守る手段はないのです。

 


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