可愛いおじさん
ドクターXに出演している遠藤健一さんが、
がわいいと話題になっていますね。
本当にモテテいるのでしょうか?
男のワタシにはとうてい理解不可能な
母性本能というものなのでしょうか?
どうも腑に落ちないのです。
だいたい、40歳、50歳をすぎた男性を見て、
可愛いと感じる女心とは何?
普通の感覚なら、おやじ、イコール
臭い、汚い、キモイじゃないですか。
この場合のおやじとは、40歳~65歳くらいと
個人的には踏んでいるのです。
遠藤憲一さんはまさに、ここに属するのです。
39歳までは恋愛対象として成立し、
65歳以上になるとペット扱い、珍獣扱い。
この年齢の間の、汗水たらしくて働く、あぶらぎった、
べとべとの、靴下が苦酸っぱい生身の人間がおじさんなんです。
確かに物事には例外はありますよ。
福山雅治とか木村拓哉とか、
芸能界には化け物がたくさんいますが、
彼らと張り合っても勝ち目はないですから
無視するにかぎるのですが、、。
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チョイ悪おやじ
一時、チョイ悪おやじというのが流行りました。
いまでも、無精ひげでチョイ悪を
演出している中年男性はあちこちにいます。
あの白髪まじりの無精ひげが似合うのが
チョイ悪オヤジですね。
でも、あの無精ひげで決めたくても
決められない人はどうすればいいの?
不平等にも、社風として、無精ひげなんかは
もってのほか、という会社だってあるのです。
でも、ここで一筋の光がみえたのが、
ドクターXの遠藤憲一さんなのです。
チョイ悪に扮することができない身でも、まだ手はあると。
「よーし、可愛いっていう手があったか!
まだまだ捨てたもんじゃないぞ!]
と。
さて、ここからが頭を捻るところなのです。
この脂ぎったおじさんのどこが可愛いのか、
を見極めなければならない。
どうすれば、キモいオヤジが、可愛いオヤジになれるのか。
おそらく、可愛いというのは、ちょっとした仕草なのでしょうかね?
そして、未成熟さ。
この未成熟さが母性本能をくすぐるのは間違いない。
でも下手に未成熟さを自己演出すると裏目にでる。
コピー機の使い方がわからないふりをしてみたり、
ネクタイが不器用でうまく結べないふりをしてみたり。
こういうのを見抜くのが女性本能ですから、油断ならないのです。
同じ不器用でも、「どんくせえなあ」と思わせてはいけない。
ドクターXでの遠藤憲一さんは脚本家の策略と、
遠藤さんの演技力が可愛いオヤジを醸し出しているのです。
そして、世間のおじさんを代表して問いたい!
可愛いと思われたら、それが男女の関係に発展しえるのか?と。
これについては、ぜひともご回答いただきたい問なんのです(全国のおじさんを代表して)。
もし、その答えが、
「可愛いおじさんはペットみたいなもの、人畜無害だから可愛いんじゃない」
なんてぬかすようだったら、
中年男性をバカにしてんのか!と、
胸ぐらをつかんでしまうかもしれないのです。
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