◆どうすれば心を鍛えたれますか?
◆わたし、すぐに心が折れてしまうのです。
◆生まれつきメンタルが弱くできているのです。
こんになお悩みを戴くことがたびたびあります。
こんにちは、戸田裕二です。
生まれつき精神が弱い人も、逆に強い人もいませんよ。
こんなふうにして強くなっていったという実例を良く知っています。
だって、ワタシ自身がそうだったのですから。
このブログでは、心がすぐに折れてしまう方に是非読んでいただきたいメンタルの鍛え方をご紹介いたします。
強いメンタルとは何か?
強いメンタルとはいったいどんなものなのでしょうか?
一度決めた事は最後までやり通す強さ、
動じない心、
ぶれない信念と、
例を挙げてみてもそれだけでは奥行きがないですね。
別の切り口を考えると「自分に負けるな!」なんていうのも思い浮かびます。
勝負の世界では、自分がつらいときは相手もつらい。
だから勝負の舞台から降りたら負け。
どんなにみっともなくとも最後まで戦い続ける。
悪くはないですね。
ハートが強くなければ勝負には勝てませんから。
でもこれだと、スポーツ根性モノなら通じるけど、みんながみんな勝負事で挑んでいるわけじゃない。
人生の荒波・人間関係・仕事のつらさとか、強靭な精神力を要するものはたくさんあるのです。
メンタルが弱っている時にギャンブルや危険ドラックなんかに思わず手を出してしまう。
動じない人になって、良からぬ誘惑を跳ね返せなければなりません。
たった一度だけの過ちで一生を棒に振ることもありますからね。
強靭な精神力は、逆境に耐えるときや修羅場をくぐりぬけるときにも求められるのです。
波乱万丈の人生を送った人は、実践のなかで心が鍛えられたのでしょう。
敢えて厳しい修行を貫いて、ぶれない心を会得する修行僧のような人もいます。
心が波立たず、プレッシャーに負けず、それでいてあっけらかんとしてる。
修羅場をくぐり抜けても、厳しい修行をしても、同じ人間なのですから、辛い時は辛いんです。
メンタルが人でも苦しいのはみんな、一緒なんですよ。
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単純に鈍感な人
鈍感な人って、それなりに強いですよね。
強いというよりも、こたえないって感じです。
神経がピリピリするような場面でも全然平気でいられる人。
地震で職場のフロアーがグラグラ揺れているのに平気で電話で話していたりします。
この手の先天的な神経の粗さはメンタルが強いとは言えない。
強いのではなく単に鈍感なだけ。
折れない心というよりも、最初から心が折れ曲がっている人。
だとすると、頑強な精神力の持ち主とは、普通の人と同様にピンチはピンチととらえていて、普通に苦しいわけですね。
強靭な精神力は鈍感からは生まれない
厳しい状況で、それを十二分に肌で感じ、それでいてギブアップしない。
折れない心を持っていて、挽回する術を中腰の姿勢で考える。
それが精神的に強い人なんです。
だから、どうすれば精神的に強くなれるかという問いに対しては、逆境の渦中にいて、汗をだらだら流しながら耐え忍ぶことができる人と言うことになる。
苦しくて、辛くて、心が痛いけれど、それを全身で受け止めながら、次の手を考える人なのです。
疲れていても、イライラしていても、どんなにしんどくても、焦燥感にさいなまれていても、自暴自棄にならないタフさが必要なのです。
「ビビらない人の心理」を考えたとき、ビビっているけど最後まで踏ん張っているのがメンタルの強さなのです。
精神が鈍感で、何があってもビビらないのなら、メンタルなど強くなくとも良いわけですからね。
だからメンタルが強くても、折れない心を持っていても、辛いことは辛いのです。
痛みを感じない無痛症
無痛症という病気があります。
怪我をしても痛みを感じない病気です。
殴られても、切られてもなんともない。
常時麻酔をかけられた状態でいるわけです。
肉体的鈍感を極限まで突き詰めたような症状です。
全身麻酔で身体の痛みだけを取り除き、頭だけはクリアーな状態。
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メンタル的な鈍感の最高峰は解離性同一性障害ですね。(解離性同一性障害で治療中の方、ゴメンナサイ)
俗にいう二重人格という奴です。
辛すぎて今の自分の精神力では受け止めきれない、耐えきれないとなったときに別の人格へと瞬間的に入れ替わってしまう。
精神的に追い込まれ、その辛さから逃れるために、いっそのこと死んでしまおうかと考える人がいます。
それを別の人格を出現させて、自殺にストップをかけているわけです。
心を鍛える方法とは
強靭な精神力の基礎は、自分で自分のことを理解しているかどうかなのです。
自分の心に蓋をせずに、自分としっかりと向き合っているかどうかです。
自分を理解せずして、自分を信じることなど絶対にできません。
しかし、自分を知ることほど難しいものはないのですよね。
そこで必要となるのが周囲からの反射光です。
◆周囲に本当の自分をさらけ出し、
◆回りが自分を理解してくれている、
◆賛同してくれている、
◆認めてくれている、
と知って初めて自分に自信がもてるようになるのです。
心を強くする、心を鍛える、のに一番必要な事です。
本当の自分を表に出さなければ、なにも始まらないんです。
みんながオレを認めてくれている、今のままのオレでいいんんだ!
周りの人とコミュニケーションをとりながら、自分自身から目をそらさずに、しっかり見据える必要があるのです。
そして「今の俺でいいんだ」とうい基礎の部分が出来上がる。
そうやって心を鍛える事の第一歩が出来上がるのです。
メンタルの強さとは、麻酔も使わず、生身の状態で、正気で苦痛をしのぎきることなのです。
自分を信じているからこそ、俺ならできる、と断固として粘り続ける意志がでてくる。
辛い日々、つらい体験でも、心の持久力で乗り越えるわけです。
自分を信じているからゴールが想像できるわけです。
どんな逆境でも、這い上がる自信があるから泣き言など言わずに無言で耐えられるのです。
みんなが本当のオレを理解してくれている。
だから自分で自分に自信が持てる。
応援してくれているのがわかっているから心が折れないのです。
そして自分を信じた後に訪れる「満足感と安堵感をチラリチラリと意識しながら、耐えねばならぬ苦痛」に負けないでいることなのです。
まとめ
生まれつき心の強い人間なんていないのです。
でも、自分に正直な人はいつの間にかメンタルが強くなる。
それは嘘のない自分を周囲にみせているから。
すうと、周りの友達や、学校先生、親、兄弟がいろいろと指摘してくるわけです。
たまには褒められる事もあるかも??
その指摘を吸収して悪いと頃は直す。良いところは伸ばす。
この繰り返しで、みんなが認めてくれるようになるのです。
みんなが、「それでいいんだよ!」と生身の自分を褒めてくれると、それが自信になる。
俺は大丈夫、自分を信じていい!という心境に到達するのです。
難しいことでは決してないのです。
本当の自分でぶつかって汗をかけば、あとはみんながいい方向にアドバイスしてくれるのです。
ズルや嘘なしで、正直に生きていけば絶対に強いメンタルをものにできるのです。
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