女性の人気度
女性の人気が美貌に比例して高まると言われても、
別に驚くほどじゃーない。
テレビの中でしかお目にかかれない女優さんや、
アイドル歌手の評価だったら尚更です。
これが、もっと身近な女性たちだったら話は別。
同じ職場で働く女性や、
学校で同じクラスの女の子だったりすると、
そこに女子力がしっかりと加点されるのです。
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『ミス、ユニバース』みたいな女性と
『庶民派で並の上』とがいたとして、
最終評価は見た目だけでは決して決まりません。
性格、言動、考え方、生き方、
そんな人間としての奥行が加点/減点されるのです。
まずは美貌から始まるのは致し方なしとして、
それがじっくりと内面へと流れていく。
最初に目につくのは「意地が悪い」、
「ヒステリック」、「弱い者いじめの常習犯」などなど。
「幾ら美人でも、ああも性格が悪くちゃねえ~」
ってことになり、足切りされるわけですね。
ごくごく稀に、悪女好きという男もいますが。
加点される個性と女子力
NGの性格の持ち主を排除したあとで、
男性の好みの性格に話が膨らんでいく。
加点のポイントはさまざまで、
人間としての面白さが垣間見られ、
かつ女子力が問われるタイミング。
甘えん坊、ツンデレ、頼りがいがある、
いつも笑顔で包み込んでくれる、
ミステリアスな二面性、体育会系、
話の聞き上手、無口でおとなしめ、
元気はハツラツ、と挙げてみたらきりが無い。
聞き込めば聞き込むほど、
好みは複雑に枝分かれしていくのです。
「なんか仕事がうまくいかなくて、、、」との男性の声に;
①「男は、そんな弱音はかないの。仕事は仕事、良い時もあれば悪い問いもある、いちいち気にしていたら身がもたないわよ」
②「お仕事の難しい話はわからないけど、元気だして。肩でも揉んであげるからさあ!」
②「具体的に何がうまくいっていないか教えてくれる。問題点を時系列でみてみましょうよ」
好みの加点分が素材部、
つまり『ミス、ユニバース』と
『庶民派の並の上』に上乗せされてゆきます。
更に、個人的に親しくなると、
趣味が同じとか、子供好きとか、
家庭的とか、実家が近いとか、
数え切れないオプションが生じてきます。
そして最終的に、この付加価値の女子力が美貌に練りこまれ、
オレにはこの女しかいない!
という絶対的な希少価値、
唯一無二の存在として確立されるのです。
だから、傍から見たらなんであんな
ブ○イクな女と結婚するんだ、
と美的感覚を疑うようなカップルがあったとしても、
決して「あいつは珍味好きだから」
などと揶揄してはいけないのです。
*珍味好きとは、普通の味覚の持ち主には敬遠されがちだが、
好きな人にとっては、何よりのご馳走という意味。
最初にベースとなる容姿・美貌と、
それに上乗せされた女子力の比率は、
4:6 とか 3:7 とか 2:8が普通ではないでしょうか?
小さい数値のほうがもともとの美貌で、大きい数値が女子力です。
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唯一無二になるために
私の友人に八百屋の娘と結婚した男がいます。
普段は会社勤めをしている女性で、
土曜日、日曜日で時間があるときは
店に立って手伝いをするらしいのです。
昨今はあまり見かけない、昔ながらの八百屋で、
店先での立ち振る舞いに惚れたという。
親父ゆずりの口八丁、手八丁。
「じゃがいも一山、300円ね。お買い上げ有難とね。
ハイおつりは200両」 とオヤジギャグ。
こどもがお使いに来た場合は、
「ハイおつり200ギル」とか言うらしい。
ギルというのは、RPGファイナルファンタジーにでてくる通貨です。
「あたしもいろいろ考えているのよね~」とサバサバしている。
ここが女子力UPにつながった。
そんなところに惚れたとの事。
彼の思惑は見事に的中し、
キップのいいチャキチャキな女房になっているみたいです。
オレにはこの女性しかいない、
と直感的に決断したとき、
じつは頭の中で器量と性格と女子力を
瞬間的に加算して唯一無二の存在と決定付けたのでしょう。
男をものにしたければ、胃袋をつかめ、
と料理の腕を磨くののもいいですが、
チャキチャキのキップの良さに惚れる男性って、
結構いるんですよ。
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希少価値とは
希少価値の王様、ダイヤモンド。
ひと昔前は、婚約指輪には給料3ヶ月分の
ダイヤの指輪を贈るようなテレビコマーシャルが
流れていました。
我々男性から言わせてもらうと、
なんで女性はあんな物が欲しいんだろうって事になります。
そんな話を女房にしてみたところ、
女房はニヤッと笑ってこう答えました。
「ダイヤを欲しがる女と、金を欲しがる女とどっちがいい?」
うん、なかなかいい質問です。
金を欲しがる女って、ちょっとホラーチック。
金の次に、生命保険に加入させられそうな雰囲気を漂わせますね。
「ハイ、すみませんでした。愚問でした」と私は答えたわけです。
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