詮索せずにはいられない、職場の陰口
何にでも首を突っ込めばいいってもんじぁーない。 知らない方が幸せだった、ってこと事あります。
自分の知らないところでの悪口、職場の陰口。
直接面と向かって言いづらいから陰にまわるのでしょう。 真実ならまだしも、尾ひれ背びれがついて巡り巡って戻ってきた時には凄いことになっているのです。
知らない方が幸せと言われても、詮索心がおさまらないのです。
飲み会での醜態に、ホモ疑惑・ヅラ疑惑が上乗せされていたりします。 酒癖が悪いに始まって、金に汚い、女癖が悪い等々とエスカレートするのです。
でもこういうのは、わかりやすいから分別ある人は話半分で聞き流してくれています。
一番タチが悪いのは、もっともらしくじっとり広がる陰口なのです。
仕事上の些細なミスを、これ見よがしに取り上げて、 まるで基本のキの字もできていないがごとくバカ情報を流す。
あちこちに触れ回るから、いつの間にか真実味を帯びてきてしまう。
他人の評価を下げることで、相対的に自分をアップさせようとするタイプの奴が画策する作戦です。
なんだか最近まわりの人の接し方が微妙に変化してきたと感じ、 情報通にそれとなく探りを入れてみると、 なななんと一緒に仕事をしている同僚が陰口の発信源だったりする。
やりづらくなりますよね。 真正面から目が見れない。 どう接しいいのかわからない。
知らない方が幸せだったとは、このことです。
あちこちでオレの悪口を振れ回っているくせに、オレの前では別人をこき下ろしている。人間不信に陥りますよね。
やせ我慢して知らないふりする必要なんてないですよね。堂々と化けの皮を剥がしたほうが、本人の為なのです。詮索心を静めるには、面と向かって真顔で問いただすことなのです。
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占いは真実を予測できるのか?
腰痛で市販の湿布を貼っていたら、痛みが次第に移動していきました。 左脚の尻と、ふくらはぎがジンジンと痺れるように痛むようになってしまったのです。
大方の想像はついたのですが、効き目の高い湿布が欲しかったので 整形外科に診察に行ってきました。
腰に近い脊髄の軟骨がすり減ってきて、神経が刺激されている。 よくある坐骨神経症で、完治ひと月です。
整形外科の診断から数日したある日、下痢に襲われました。なにか変なものを食べたかと記憶をたどってみても、思い当たる節はありません。単なる下痢であれば、市販薬でそのうち回復します。
それほど心配する必要もありません。 しかし気になるのは通勤途中での腹痛です。 片道2時間強の通勤ですが、便所に寄るのはmax3回に抑えたいところです。
その朝電車の中でギリギリまで我慢して駆け込んだ駅のトイレには 既に3人が個室の前に並んでいたのです。
大ピンチです。 下痢の時は、もよおす感覚が、おならなのか便なのか区別がつけづらいのです。 下手して、すかすつもりが、ピュ~みたいに出てしまう。
冷や汗かいて我慢して、やっと空いた便座が和式ですよ。 普段なら和でも洋でも文句などいいません。 無料で貸していただいて、紙までついている。 文句など言ったら罰が当たります。
しかし、今は坐骨神経痛なのです。 まともに歩くことすらできない。 会社の椅子に座るのも、椅子から立ち上がるのも、ひと苦労。
和式便所はかなり厳しい。 でも我慢は限界にきています。
便器をまたいでしゃがみ込む瞬間、左尻と左ふくらはぎに激痛が走り、 こらえきれずに平たい便器に尻もちをつき、軟便がザザーッですよ。 間一髪。
その日の帰り、電車の乗換駅で若い女性に呼び止められたのです。
二十歳より少し上でしょうか。なんでも占いの勉強をしているので、占わせて欲しいというのです。
びっこを引き引き歩く中年男の運勢に興味を持ったのかもしれません。 たまには若い子と話をするのも悪くないと占ってもらうことにしたのです。
運命を生年月日から占うオーソドックスなタイプです。でなにやら計算事をして、表を見比べたのち、
「診断がでました。この頃体調がすぐれない事ありませんか?」との質問。 たぶん左脚を引きずるようにして歩いていたのからヒントを得たのかと裏読みし、 全然悪いところないと答えてみたのです。
「それならよかった。まだ占いの勉強を始めたばかりで、当たっていないみたいですね」
「占いではなんと出ていたの?」
「いやいいです、いいです、気にしないでくだい」
そう言われるとますます気になる。
「とりあえず、占いの結果だけ参考に教えてくださいよ?」
「そうですか、ええと、健康面に注意で、とくに下半身と消化器系です。今月、来月とだんだん強くなると出ています。もう今月も終わりですから、当たってないみたい」
運命、完全に当ててるじゃん。
この後、オレはどうなるの?それより、医者行って占いの事を話さなきゃ!!それより、知らない方が幸せだったと思うのです。
知らない方が幸せ、夫の浮気
夫が浮気をするなら絶対にばれないようにしてほしい、と宣言する女性いますね。知らない方が幸せ、とうい考え方です。
あれってどういうことなのでしょう?
「自分の夫を自分だけの物にしておきたい」そんな甘い時期はとっくに過ぎた、ってこと?
しょせん浮気なのだから、遅かれ早かれ自分のもとに戻ってくる、という大人の自信?
だからつまらない事でやきもきさせてないでほしい。 知らない方が幸せだ、と開き直っているように見えるのです。
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それとも、知ってしまったら最後、黙って放置するわけにはいかない。 血の雨がふる。 あたしを怒らせたくなければ、ばれないように細心の気配りをしなさいよ、つてこと?
それとも、傷つくよりは完璧に騙されていたほうがまし、という発想でしょうか? なかなか奥の深い女性発言なのです。
さらに一歩進むと、悲劇のヒロイン症候群がまっています。こうなると、騙されて傷ついている自分に酔っているから狂気と言わざるを得ないのですが、、、。
元カノについて「知りたい派」と「知りたくない派」は50%ずつらしいですね。
知りたい派の意見は、知ってカレの好きなタイプを検証するとか、 元カノよりいい女にあるとか、前向きな意見でした。
でもカレ側からすると、そのあたりの詮索に付き合うのが面倒臭いといいます。
いっそのこと、元カノはいない、キミが初めてだと断言してしまえば、 それで事がすむのでしょうか。 たぶんダメでしょうね。
運命って本当にさだめられている?
「運命なんて信じないぞ、未来など誰にもわからない」
「自分の人生は自分で切り開しかない」とは言うものの、 生まれながらにして定められている手かせ足かせは確かに存在するのです。
「自由の国アメリカ、アメリカンドリーム」と言う一方で、人種差別は根絶できない。
インドのカースト制度のダリット(不可触民)。
英国のEU離脱で動き出した移民排他。
これらを乗り越えるパワーがあってこそ、何の障害もない自由な人生を切り開くことができるのです。
いや、人種差別や移民排他は一部の心無い人たちの意地悪と心に留めましょう。 そんな物と戦う必要などないのです。
目指す目標に手が届かないとき、その原因が生まれながらの手かせ足かせであれば、 そこに運命論を重ね合わせて論議すべきなのでしょう。
でも黒人特有の身体能力を武器にのし上がってきた人もたくさんいます。 陸上短距離のボルト選手や、アフリカ系アメリカ人の選手たち。 長距離のマラソンならアフリカ勢。
じゃあ、インドの不可触民に生まれたメリットはなにがある?
ない。
英国から追い出されそうになっているポーランド系の移民に生まれた メリットなにかある?
ない。
こりゃダメだ。
前世にまでさかのぼるしか一貫した答えは見つからない。
運命でさだめられた幸運、不運なんてケースバイケースとあきらめてしまうのがいいのです。
所詮、前世がどうのこうのいうのはカルト宗教の専売特許だと思ってください。
ボランティア活動をする人の本音の部分は、もしかしたら知らない方が綺麗な心でいられるかもしれません。過去の罪滅ぼしだっあたり、片付かない気持ちをそっと納めるための儀式的な要素がかなりあるようなのです。
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