うつ病一歩手前のサザエさん症候群:金曜日から日曜日へと気分は急降下

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サザエさん症候群

 

日曜日の夕方になると、どこからか忍び寄る嫌な気分。

会社に行きたくない!  

サザエさん症候群です。

 うまいこと言う人もいるものだと感心したものですが、

私は、情熱大陸症候群なのです。

 

 葉加瀬太郎さんの奏でるバイオリンのメロディーで、溜息がもれてくるのです(もちろん葉加瀬太郎さんには何ら責任はないのですが)。

  
自分で言うのも何ですが、病気かおまえ?って感じです。

就職した当時も今も変わらず、日曜日の夕方はプチうつ感なのです。

歳を重ねるごとに会社に対するそんな、げんなり感も麻痺するだろうと考えていましたが、今も全然変わらないのですね。

 

金曜日、土曜日、日曜日の分析

 

うつ病一歩手前の状態を 細かく観察してみました。

金曜日の仕事上がりから、土曜日を経て日曜日の夜に至るまでの気分の急下降です。

最大の難所である日曜日の午後あたりから夜にフォーカスすると、こんな具合です。

13:00~16:00・・・まだ多少の余裕はあるものの、一晩寝たら月曜日という中途半端なプレッシャーがかかっていている状態。

16:00~20:00・・・「サザエさん」や「笑点」といった子供のころから長い年月をかけてじっくりと染み込んだ心細さのような感覚が 揺さぶりをかけてくる。

明日、会社が消滅してくれたらどんなに気が楽なことか、と子供じみた現実逃避が脳裏をかすめます。

次に、身体のどこかに不調はないかと探し回り、ほんの些細なひっかかりを過大解釈して、翌日の欠勤の理由を見つけ出したとばかりに束の間の安堵を感じるのです。

結局その理由も一晩明けると、理性が待ったをかけてしぶしぶ家をでる結果に落ち着くのですが。

20:00~24:00・・・酒で現実逃避を図っている最中。

目の前の問題からあえて目を背けているが、半ば開き直った状態。

 

ただ、この開き直りは飲酒による軽躁的な心理状態によって得られるものです。

「ずいぶんと未成熟な人間だね、いったい何年サラリーマンやっているのと」と呆れられそうですが、これは全くもっての事実なのです。

そう、私は未成熟で、弱く、臆病な性格なのです。

 

しかし、一つだけ言わせてもらえるなら、月曜日の出勤に異常なまでの抵抗心を持ち、うつ病一歩手前でいながら、あんなみっともない日曜の午後を過ごしながら、ここまで転職することもなくやってきているのです。

少しの仮病をまぶしながらも、酒の力を借りながらも、月曜日の朝に突入し続けているのです。

 

心置きなく解放感を堪能できるのは仕事上がりの金曜日の夜と、土曜日いっぱい。

日曜日に突入するや、じわりじわりと心は悲観的に移り、その後気分は急降下するのです。

 

原因を探る

 

こりもせず、毎週日曜日に私がぼやいている泣き言を列挙してみます。 

 

 上司が気にくわない
 嫌いな同僚の顔が頭に浮かぶ
 会議が嫌だ
 会社方針が意味不明
 適材適所になっていなく、空回りしていりイライラする
 敵対的な部署がある
 確かに情けないですね。子供の泣き言といわれても仕方無い!!

 

実例

 

同じようなサザエさん症候群を患っている社員どうしの会話を連想してみました。

 「課長の顔を見ているとムカムカするじゃない。

あの顔面が日曜日の残り時間の減少とともに、こっちに接近してくるみたいでさ、日曜の夜なんて気分は最低だよね」 

「なにがムカックって、あの鈍感さ加減かね。

誰のミスが原因でお得意さんを怒らせたのかまったく自覚してないでしょ。

そのうえ偏屈で、言っていることに一貫性がないよね」

  「そうそう、自分でドジ踏んどいて、部下にミスなすりつけて。ことが大きくなると何故か周囲に振れて回るの。騒ぐんじゃねえよって感じよね」

「企画書とかを課長の機嫌が悪い時に持っていくと最悪だよね」

  「あたしは会議の議事録提出したときに酷い目にあった」

  「内容が悪くて却下されるならまだ納得がいくけれど、あの人の場合、 そのときの気分だろう、たまんないよな」

  「ネチネチ粗探しが始まってさ、だんだんと重苦しい空気になっていく。執拗に細かいところにこだわって圧力かけてくるから、もしかしたら本当はこっちが悪いのかと勘違いしそうになる」

  「蛇が獲物を丸のみするみたいに、こっちの身体を独占するというか、所有するというか」

  「俺はまだそんな被害には遭ってないけど、傍からみていて異常ですよね。1時間くらいかけてじわりじわり生殺し的にくるでしょ。次は自分の番かと思うと戦慄が走りますよね」 

「課長と部長、どっちをクビにしたい?」

  「俺は課長かな、アホなのは部長だけど、精神構造に異常をきたしているのは課長だと思うよ。」

  「部長がやっていることってさあ、向こうが透けて見えるくらい浅はかよね。形だけ取り繕って、いかにももっともらしい営業戦略とか立てるけど、細部にわたる検討がまったくなされていないから、部下のモチベーションを上げるような勢いがなく、話が進めば進むほどどんどんショボイくなっていくのよ。で、翌週になると既に自分からリセットしているでしょ。なにかやらなきゃって気持ちはあるのかもしれないけど、思考がついていかない。 あたしたちに、直接的な害はないけどね」

 

  「あたしが一番ムカつくのは、あのバカ女ね。部長でも課長でもないけど。チャラチャラいつもうわついてて、隣の部署に行ってペチャクチャ、ペチャクチャ、 電話で取引先のオヤジとペチャクャ、ペチャクチャ、仕事していることなんて見たことないわ。地に足が付いていないし、 とにかく、目立ちたがりでしょ、、、。」

  「うむ、、。俺にはさあ、むしろ痛々しく見えるんだよね。八方美人的な立ち振る舞いは無価値な自分を隠すための煙幕のようなものに見えるんだ。周囲から見捨てられるのを恐れるが故のあがきが、あのチャラチャラとして現れているんじゃないかなあ」

  「あたしのところになんか滅多に近づいてこないわよ」

  「そう、相手にしてくれないと分ったら、その人は無理だと諦める。基本自分に自信がないから粘らないよね」

  「一人で居る事、イコール孤独と捉えているの?あっ、 でも彼女は一人暮らしだったでしょ、実家がさほど遠くもないのに」

  「そうなんだ・、、、」

 「孤独が嫌ならなぜ一人暮らし?」

  「孤独の前提条件が違うんだよ。一人暮らししているときは当然一人でしょ、それはOKなんだ。物理的に複数になりえないから。でも会社にいるときに一人というのは耐えられない。あんなにたくさん人がいる中での一人ぼっちが孤独を意味するんだ」

  「それって病んでるってこと?」

  「かなり重症だと」

  「また課長の話に戻るけど、ネチネチ攻撃の途中でさ、妙な苦労話を挟んでくることない?自分は毎日が戦いで、気の遠くなるような問題に四方囲まれて仕事しているみないな、 自己アピール」

  「あるある、実際どれだけ難しい問題を会社から任されているかは疑問。かりにそれなの問題を日々解決しているとしたって、それがあんたの仕事でしょ、 の一言で終わりだよね。」

  「でもさ、苦労話するときって、いつもと少し違う感じしない?話し方とか、雰囲気とか。陰湿度が少し違うように思えて、もしかしたら、そこに奴の弱点があるのかなあ、なんて推測するわけ」

 

  「ムカつくっていうよりも、不気味に思えない?穏やかに見せておいて、そぉーっと探りを入れてくる時。あれ生理的に受け付けないわよね。本人は自然体のつもりかもしれないけど」

 

  「奴はさあ、機嫌の悪いとき、それを外に向けて発散するよね。つまり、機嫌が悪いということは何か嫌な事があったわけだ。で、その自分に降りかかった嫌な事柄を、そのまま誰でもいから押し付けてしまえ的な。あの執拗なまでの嫌がらせ攻撃は、アンラッキーの砂時計の砂が完全に下に落ちるまで続くわけ」

 

  「そう、企画書のダメだしのはずだったのか人間性まで攻撃してくるでしょ。論点のすり替えもいいところだよ」

  「会社全体で定期的に、メンタルケアのアンケートとるでしょ。結果次第で産業医との面談が準備されていてさ。あれって人事部の責任転嫁と思わない?」

  「会社はこれだけ丁寧にメンタル面をサポートしています、みたいな。」

  「で、実際産業医と面談すると、産業医はこっちの仕事内容なんてまったく知らないし、多少は興味をもってきいてはくれるんだろうけど解決案が出てくるわけじゃないでしょ。仕事による精神的苦痛があって、その結果発症する鬱病への対処が本業だから、ある一定以上の病状出なけりゃ相手にしないわけじゃん。」

 

  「あんな上っ面のアンケートで会社として社員の健康が第一なんていわれてもね、、、、。」

  「まあ、課長にくらべれば許容範囲じゃないかしらね」

 

ムカつく要因と出社への抵抗感

 

彼らのやり取りから推測すると、一番の原因は上司ですね。

課長と部長、でも課長への不満はダントツです。

課長に叱られる原因と、その叱り方が一致していないのが最大のストレスとなって言います。

「叱る」をきっかけに、ストレスのはけ口にされていると部下は見抜いているのです。

 

そうなって来ると、課長という上司ではなく、個としての人格に疑いを感じてしまうのですね。

ここは、課長自身のメンタル的な問題をクリアーにしたうえで、対処すべき事となります。

その上の部長とは直接的なやり取りが少ないのもあって、やや漠然とした不満のように感じられます。

 

会社が実施しているメンタルケアのアンケートに意義がない、むしろや、偽善とみなすのと同レベルではないか。

月並みな表現ですが、「気に食わない、しかしまあ、その程度」といったところです。

 

部長への不満、会社への不満が出社への抵抗感としてサザエさん症候群となっているかといえば、そうではないようです。

後輩のチャラチャラした女性社員への感情も、同様に出社への抵抗ではないのです。

 

それでも憂鬱は続く

 

それから、3日後、あの嫌味な課長が心不全で急死されました。

告別式と通夜の日時、場所が記載された訃報が回ってきたとき、  不謹慎と自覚しつつ、ガッツポーズを決める者も少なく輪なかったようでした。

 

 「ほんとうに清々した。天罰がくだったんだよ」

「ザマアみやがれ、ってところだな」

「これで相当部内の空気もきれいになるわね」

「それにしても、あんな野郎の告別式や、通夜に列席する人の気が知れねえよな」

「死んだ人の悪口は言うべきじゃない、なんていう心の広さをアピールする『エエ恰好しい』だけだろ。」

「俺、行ったよ」

「えっ!」  罵倒され、執拗な虐めにあっていた一番の被害者が告別式に列席した? 

なぜ?なぜ?と周囲を困惑されたのです。

一瞬の沈黙、そして女性社員のA子がフォローをいれた。

「奴にも家族がいたのよね。奥さんも子供もいたし、プライベートではもしかして会社と正反対の人情家だったかもしれない。家の近所では優しいけど頼りになる人、みたいに慕われていたかも」

  「そんな事ないよ。だって告別式ガラガラだったぜ。取引先関係からチラホラ。はい、これみんなへの土産」

  と一番の被害者がポケットから取り出した携帯画面には、課長の死に化粧の顔がアップで写されていた。

  「どんなツラして死んでいるのか見たかったからさ。インスタにでもアップしてみるか!」

  一番の原因がこの世から消えてなくなったが、4人のサザエさん症候群はその後も続いた。

 

 
対策

 

サザエさん症候群に悩む人は、好い意味で休日(金曜日の仕事後と、土曜日)で心身にリフレッシュをかけているのです。

 

  出勤日を休日とのギャップが大きいため、日曜日に憂鬱感が出てしまうのですね。

前述の嫌味な課長の存在も、出社への抵抗ではありますが、それだけではなく、

オンとオフのスイッチの切り替えをする前の抵抗感がサザエさん症候群として現われてきているととらえるのが妥当なのです。

休日も四六時中、仕事が頭から離れないような鬱病的なタイプとは違うのです。

 

 そこで、気分が急降下ぎみの日曜日の30分くらいを、仕事の書面に目を通すなどしてみると効果があるのですよ

もしくは、音楽でも聞きながら先週1週間分の新聞を取り出してきて、仕事に関係のありそうな記事を切り抜いてノートに貼るという作業もかなりお勧めです。

潜在意識を月曜日の準備に少し切り替えてしまうという作戦です。

こんな事でもサザエさん症候群に効果ありますから、是非お試しください。

なお、記事の一部に悪ふざけ気味な部分もありましたが、ご容赦ください。

 

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