これどうするの!?を連発して他人に責任を押し付けている人。
「アンタがやらかしたミスなのだから、しっかりと責任とりなさいよ!」と言っているわけですね。
裏を返すと、自分で解決する意志がないという事になります。
そんな人と一緒にいて、他責を追及したって時間の無駄でしょ。
誰のミスだったのかが把握できたら、それにしがみついていたって意味ないんですよ。
自ら解決に向けて動き出した方が全然前向きなんですよ。
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ミスの原因を“4W, 1H”で見極める
失敗の原因を明確にするのは本当に大切なんです。
同じ間違いを繰り返さない為に、失敗の“4W, 1H”を具体的に探るべきなのです。
*“4W, 1H”とは:WHAT、WHO、 WHEN、WHERE、 HOW
これをしっかり解明できたら(本当に解明できないと意味ないですよ)、あとは同じ間違いを繰り返さないようしっかりと頭に叩き込むんです。
ここで、同じ間違いを繰り返さない為の方策を作り上げてもいいですね。
でも、WHOにこだわり過ぎちゃダメ。
責任の所在を突き止めたら、問題解決に向けて再スタートせよ
問題解決に向けて再スタートするとき、誰もが思うのは「自分がやって再び失敗したらどうしよう、、、?」という恐れですね。
この恐れを抱かせる原因は過度の個人攻撃です。
悪循環を招くんですよ、個人攻撃というのは。
だから“4W, 1H”で原因究明ができたら、必要以上にWHOにはこだわらない。
もちろん、失敗したひと個人の特性や、考え方の傾向は話し合いの議題として取り上げるべきではあるのです。
ただし、客観的にです。
◆結論の出し方が早すぎる傾向にある
◆事前の情報収集に書ける時間が短い傾向にある
◆過去の事例にとらわれすぎる、行動にバイアスがかかる
こういう事を個人の攻めるのではなく、客観的に話あうべきなんです。
客観性があれば、個人攻撃の様相を呈することはなくなりますからね。
よく職場でも言われることで「何もしなければ失敗もない!」というのがあります。
実際、ワタシが勤めている会社でも責任の伴う仕事は一切引き受けない人がいます。
いつも、人から渡された資料とかデーターをまとめたり、グラフ化して見やすくしたりする仕事ばかりをやっている。
個人的には、なぜそれで許されているのか疑問を感じるのですが。
この人が過去に何か大きなミスをしたのかどうかは知りませんが、人の意見には口出ししないし、ムカついても反論もしない。
事を荒立てて得することなどない、と信じているのでしょうね。
つまらない会社員生活ですよ。
(大きなお世話かな??)
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自分で解決するつもりでみんなが戦えば
みんなで話し合いながら一歩一歩問題解決策を練るのも作戦の一つですが、一人一人が自分だったらこんな風に解決策を作るというのも視野を広げる良いチャンスなんです。
“4W, 1H”で現状把握だけはレべリグを取っておけば、スタート地点での条件は統一されますね。
できるだけ制約を取っ払って、めいめいが考えを進めて行くと凄い範囲でアイディアが広がっていきます。
樹形図のように、どんどん広がっていきます。
結論が出るまでは余計な情報交換とか、経過報告なんかは一切しない方が面白いんです。
途中で他の人のアイディアが入ってきて、「多数派の意見は、、、のようです」みたいな横槍が入ると斬新さがなくなってしまう。
本来、斬新さは少数派の意見ですから、正解・不正解は別にして人が考え付かないものを拾い上げたいと思ったら、中途半端なタイミングでの意見交換は絶対にしない方がいい。
そして、最後まで個人で考え抜いてから他者の考えに耳を傾けるわけです。
すると、自分の考え方の特徴・傾向が分かると同時に、他の人が考え抜いた結論は自分にとっては驚きだったり、あり得ない思考だったりするわけです。
どれが正解かはわかりませんよ
試してみなけりゃわからないのです。
でも、視野が広がっていくのは間違いないんです。
大騒ぎする人ほど他力本願
ワタシの経験からいうと、問題が起こって大騒ぎする人ほど仕事をしていない傾向がありますね。
自分でも対応できる人は、起こった問題を見て、自分だったらどうリカバリーするかを考えます。
何をすればいいのか。
完全に解決できるのか。
どれくらいの時間がかかるか。
やるべき事が推測できているから、そんなに焦らいんです。
それに比べ他力本願の人は焦りまくる。
自分に対応能力がない人ほど慌てるんです。
「誰がいつまでに対応する」が決まるまで騒ぎ立てるんです。
「これどうするの、どうするの!」と騒ぎ立てる人間の心理状態です。
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