余裕がないと焦ってしまいますね。
落ち着きの無さがミスを誘い、かつての嫌な思い出が頭をよぎるんです。ドギマギして頭の中が真っ白になってしまう。
まさに負のスパイラルですね。
後になって反省しながら、普段は運やツキなど気にしないのに、うまくいかないのは運命なのかと弱気になったりもするんです。
だから物事、どっしりとした心構えと少しもビビらない腹のくくりが大切なのです。
ここではどんな心構えと心持でその日をスタートさせるべきか、勝負をかけるときの心構えとはどうあるべきかについて解説しています。
知ったかぶりをすると、堂々としていられない
知ったかぶりって結構やっちゃうんですよね。悪意はないけれど、ついついね。
相手の話の腰を折りたくないからわかったような顔をして流してしまうわけです。で、少し様子をみてタイミングのいいところで「~って何?さっき聞きそびれちゃってさあ」って確認しようと思っている。
でも、そういう時に限って質問できるタイミングがない。話が全然途切れなくて、気が付くと“とても今更聞くにきけないよ”ってとこまで話が進んでしまっている。
「今の話を踏まえて、みんなで考えてみたいのですが」なんて事にでも発展するとどうにもならないでしょ。
知らない事柄が出てきたら強引にでも割り込んで確認しないとダメなんです。
どっしりと構えてビクビクしない
正面から向き合わなきゃならない問題を避けて通ろうとすると生活のあちこちにひずみが生じるんです。
誰かが自分の代わりに解決してくれるだろう、とか、そのうち何とかなるだろう、という逃げの姿勢でいると犯罪者と同じビクビク病に犯される。
問題が発生して、自分には非がないのに正々堂々と議論のテーブルにつけないのはなぜでしょうか。なぜ、弱気になってしまうのでしょうか。それを理解していないとどっしりと構えることができないんです。
- 他人と争うのが苦手、口論するのが苦手
- ロジカルに説明する自信がない
- いつも相手に丸め込まれていて、負け癖がついている
- 怒鳴られるのが怖い
こういうタイプの人います。優しくて、良い人で、ホンワカした環境で育ってきたから争いごとが苦手なのですね。
タイマンを張るとか、落とし前をつけるとか、焼きを入れるとかとは全く別世界で生きてきた人です。
そう考えると、争いごとの解決には確かに向いていないですね。もし、女性なら別の人を助っ人につけて口論の場に臨むという作戦はありかもしれない。
でも、男だったら腹をくくるしかないでしょ。正面からぶつかるしかないんです。
どうやったら腹をくくれるのか
そうなんです。問題はどうやったら腹をくくってビビらないで口論の席に着けるかなんです。
- 相手の作戦はポジションパワーしかないと見切る
- あくまでもロジカルにタンタンと説明する
- 相手が堅気の人間なら、暴力はあり得ないから絶対安全と自分に言い聞かせる
ポジションパワーだけしか持っていないとわかれば怒りっぽい相手も大して怖くないですよ。自分の方が立場が強いと思い込んで、無理難題を押し付けてくるタイプです。
ポジションパワーでグイグイ押してくる人の特徴は、一つでもこちらのミスを見つけると徹底的につけ込んできます。1:100の割合で相手が悪いにも関わらず、こちらの落ち度を1つでも見つけると鬼の首でも取ったかのように攻めてくるんです。
立場的に弱い方は、1:100なのに妙に恐縮してしまうんです。たった一つだけしかミスをしていないのに、すべての責任がそこにあるかの如く攻められて棒立ちになってしまうのです。
まず、相手がこちらのミスを指摘してきたら、文字にしてホワイトボードに書く。
そのかわり相手のミスも書くんです。
だからロジカルな説明が必要になってくるんです。こちらの非をロジカルに認めつつ相手の非もどんどん列挙していくわけです。
数量的にミスが多いのはどっちだったのかを見せつけなければダメ。そのためのロジカルシンキングなんです。
ポジションパワーをつかって相手を押さえ込むのに慣れている人は、きっと自分の非を列挙されたら気分を損ねます。
でも相手の気分なんて関係ないの。気分を損ねたければ好きなだけ損ねればいい、と思ってください。
「ふざけんな、なにを生意気な!」と怒鳴りたければ好きなだけ怒鳴ればいい、と思ってください。
こっちは冷静に非を列挙しつづけるんです。
だんだん、痛気持ちよくなってくる
口論がすごく苦手だった人でも、冷静に相手のミスを上げ連ねる作業を繰り返すと、だんだん度胸が据わってきます。
堂々としていられるようになる。
だから女性にも本当はやってみてほしい。
ロジカルに物事を整理していくのは男性の方が本来得意なんです。これは男女の脳の違いによるものと言われていて生まれつきだから仕方がないんですが。
だから、女性が感情をいっさい表に出さずにロジカルに相手の非を指摘するのは難しいかもしれないけど、マスターしたら最高でしょ。
まとめ
①知ったかぶりはしない。あとで引け目を感じる結果におちいる。
②問題と正面から向き合う。避けて取ろうとするとビクビクしだすのが人間の心理です。
③自分が苦手タイプと感じる人の特徴を自覚しておく。
④地位や肩書で攻めてくるポジションパワーの使いてには、ホワイトボードで視覚的に何方が正しいかを見せつける。
⑤上記ができると、だんだんと堂々と生きられるようになるんだ!
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