この原稿は金曜日の朝に書いているんです。今のこの気持ちって昨日の今頃と全然違うの。
どう転んでも金曜日の朝じゃなければ早起きして原稿書く気になどなるわけがないんです。
ウキウキと浮ついた軽躁気味な状態。
とても気持ちがいいの。
全人類が幸せになりますように、とか自分のガラじゃない事が頭を過ったりするんです。
こんな気持ちで毎日過ごせたら幸せですよね。
ここでは幸せな気持ちで過ごせる金曜日の謎を解き明かし、毎日をパッピーに生きる方策について解説していきます。
金曜日ってなぜハッピーなの
金曜日つてなぜハッピーなのかと問われれば、答えは簡単で、翌日が休みだからなのです。ただそれだけの理由。
それなら翌日が休みだとなぜ幸福感に包まれるのか?
仕事や学校から解放されて朝寝坊できるし、友達と遊びにも行けるし自由な時間を迎えられるからなの。好きな事ができる。何より嫌な事はやらなくてもいい。
ハイ!この「好きな事をできる」と「嫌な事をやらなくていい」を覚えておいてくださいね。
この二つが人の気持ちをパッピーにするのはなぜなのか、がとても大事なのです。
ウキウキ高揚感は幸せホルモンのおかげなのです
生物学的に言うと、気持ちがウキウキ高揚するのは脳内で幸せホルモンが分泌されているからなんです。
つまり、図解するとこうなるの。
[質問]
だとしたら、いつもニコニコしていて楽しそうな人って、どんな仕組みで高揚感を得ているの?
[答え]
脳内で幸せホルモンが他の人よりも多めに分泌されているという事。
脳内分泌物質っていろいろあって分泌量は、だれでもそんなには違わないんです。一定のレンジの中で増減している。
人を高揚させる幸せホルモンの分泌が多めの人は性格的に明るく、少なめの人は暗い性格になんです。
もしくは、軽はずみでおっちょこちょいとか、慎重で手堅いとか、その人の特徴を表すんです。だから、いままで真面目一辺倒だったひとが、ある日突然、明るく多弁になってくると、ちょっと危ないんです。
躁病の恐れありで、脳内の分泌物質の異常が考えられる。
幸せホルモンの分泌を程よく活性化させればいいのだ
生物学の観点から安直に言ってしまえば、幸せホルモンの分泌を活性化させればパッピーに生きられるということになるの。でも多すぎると前述のように躁病みたいになっちゃう。
だから薬で気持ちを無理やり持ち上げようとするとヤバイことになる。躁転とういう状態に陥ると、本当に危険なんです。
金曜日になって、“なんだかとっても幸せ”みたいな感覚は普通よりもほんのちょつとだけ幸せホルモンが多めにでればいんです。多めだとむしろ危ない。
ここで冒頭の2つの状態を思い出してほしいんです。
① 「好きな事をできる」
② 「嫌な事をやらなくていい」
せいぜいこの程度の事で人間の気持ちなんて浮き沈みするんです。
誤解の内容に補足すれば、人生の中では苦しい事、悲しい事たくさんあります。飛び上がりたいくらい嬉しいこともたくさんあります。でもそれらは日常的ではなく、非日常の出来事でしょ。
この日常のなかで、なんとなくハッピーでいるためのご褒美は大したことないの。
ウイークデイでの事だから、いつまでも寝坊するとかは無理だし、好きな事だけやるというのも難しい。でも、それに近い状態にすることはできるでしょ。
自分に対するご褒美として、仕事の帰りに青しい物を食べるとか、好きな映画を見て帰るとか。
遠いゴールを見ない方がいい時
遥か彼方のゴールまでの道のりを考えると辛くなってくるでしょ。定年退職まであと25年とか思った瞬間に泣きたくなるじゃない。
だから、足元だけを見て走っていた方がいい時もある。もちろんゴールを見据えてペース配分する必要があるときもある。そこは、使い分けですよね。
比較的調子がいいときは長期プランを考えて、このあと5年でTOEICのスコアーを800点まで伸ばすとか、貿易実務を完璧に覚えるとか。
でも、調子が悪い時はプランなんか立てないで足元だけしっかり見ながら、楽しみを作るの。
そのときのヒントが、自分の好きな事と嫌いな事。なにも考えずにふて寝しちゃうと、重たい気持ちを引きずるだけだから、無理してでも好きな事を思い起こしてプランニングするんです。カラ元気で何をしたら楽しいか、を考えるんですよ。
不思議に思えるかもしれませが、脳の中で幸せホルモンが分泌されれば、人間は途端に元気になるのですから。
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