朝のラッシュ時、スマホ片手に肘でぐいぐい押してくる奴。
電車の扉のあたりでデカイリュックを背負って、踏ん張って降りない奴。
電車が揺れるたびに体重をかけてくるデブ野郎。
職場で社内営業専門のカバン持ち。
自分さえ良けりゃ他人なんて関係ないマイペース。
よくよく顔を覗いてみると、底意地の悪さが顔面に滲み出ているの。むなぐら掴んで一発殴りつけたらさぞかし気分爽快でしょうね。
とは言え、殴ったら負けなんです。傷害罪で罪にとわれるの。
ここでは、日々感じる怒りをどうなだめて心を落ち着かせるか、その方法について解説しています。
好きなようにやらせとけ、という大人の判断
時たま聞きますね、朝の満員電車内で怒鳴りあっているおじさん、あんちゃん。
足を踏んだとか、押した押されたみたいな些細な原因で揉めている人。
でも、ほとんどの大人(高校生や大学生も含めて)は、じっと我慢するんです。
朝のラッシュはただでさえストレスがたまるから、喧嘩になりやすいのを理解していて、ムカついてもグッと堪えるの。
腹の中では“あと15分、20分の我慢だから”と自分をなだめる大人の態度なんです。
でも、ここで騒ぎを起こして警察沙汰にでもなったら、それこそ面倒な事になる、と分かってもいる。
そう、分別のある大人は少々理不尽な目にあっても、あとあとを考えて“好きにさせておけ”とその場は流し、電車を降りる間際に“キモ!”と捨てセリフを吐いて自己バランスを取るんです。
楽しい事を考えて気を紛らわせ、反撃は遊び半部に留める
職場にもムカつく奴はたくさんいるでしょ。
偉そうな上司とか、マイペースで小生意気な若造とか、社内営業だけで出世しようとするセコイ同僚とかさ。
こいつらの顔を見るだけでもモチベーションが下がる。
嫌な気持ちにさせられるんです。
こういう時は楽しい事を考えて脳内で帳消しにするの。
お昼ごはんや夕飯に何を食べるか考えたり、晩酌の肴とか、デートでどこに行こうとか。
案外単純な物でも気持ちは落ち着く。
もしくは過激な妄想ね。ムカつく上司が取引先のお偉いさんにこっぴどく叱られているところとか、顔色うかがいのセコイ同僚がクルマのスピード違反で切符を切られるところ等々。
実際に自分で手を下すのだとしたら過激な反撃は絶対にダメ(最低でも正当防衛と判断されるように、やられてから、やり返す)。
遊び半分くらいで丁度いいんです。
バレても、笑ってごまかせるくらいの遊び心ね。
遊び半分の反撃方法とは
嫌いな上司のコーヒーに毒なんか混ぜたらダメです。睡眠薬も下手をすると大事故に発展する可能性あるでしょ。
駅のプラットフォームでよろけて線路に転落して、たまたま来た急行列車にはねられたら、殺人罪に問われかねない。
コーヒーに入れるとしたら鼻クソとか雑巾の絞り汁あたりがせいぜいですね。
カバンにゴキブリの死骸を入れるのも止めておいた方がいい。
やるなら、ゴムでできているゴキブリやムカデのおもちゃを職場の引き出しに入れておいて、驚く様子をスマホで録画して楽しむとか。
椅子の表面に水を含ませておいて(布張りだったら、たっぷり水を含むでしょ)、座ると同時にズボンの尻が水浸しとか。
電話の受話器の耳の部分に朱肉を塗りつけておくとかさ、トイレの個室に入ったらトイレットペーパーが水浸しだったくらいが遊び半分ってところでしょう。
これを実行するには仲間が必要で、3個の個室のうち1部屋だけ濡れたトイレットペーパーにしておくの。
で、ムカつく上司がトイレに向かったところで、仲間二人が急いで安全な個室2部屋に閉じこもる。すると、上司は濡れたトイレットペーパーの部屋に入らざるを得ないでしょ。
あとあと後遺症が残るようなのは責任問題になるから避けた方がいいんです。
暫く前に激辛カレーを食わされた小学校の教師がいたでしょ。ああなっちゃうと事が甚大で笑ってごまかせない。
普段、気に食わない相手への仕返しのつもりが、嫌がらせの実行犯にされちゃう。もともとパワハラの仕返しのつもりだったのが、犯人に仕立て上げられたらいやでしょ。
子供の頃の悪ふざけを大人になってからも繰り返していると、ある日とんでもない不幸がおとずれるんです。
昔かこれくらい普通だったじゃん、が通じるのは少年法が適用できる年齢までなんです。それよりも歳をとってからだと、言われ放題になる。
成人しているのだから、刑事責任だって問えるし、名前だって公になる。
子供どうしのいじめだと、マスコミも踏み込めないとこらがたくさんあるけど、大人だったら遠慮など無用だからね。
ムカついても、そこは頭の隅に置いておかないとダメなんです。
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