生きていれば、いろいろな場面で勝負にでなければならないものです。
そんなに厳しくないものもあれば、シビアな闘いもある。
絶対に負けられない戦いもあります。
あえて勝負せずに逃げるのも、ときには有りですね。
「逃げるが勝ち」ってやつですね。
でも毎回逃げているわけにもいかないのも現実の厳しいところ。
団体戦なら仲間を信じ、いい意味での他力本願で自分をリラックスさせることもできる。
個人戦になると、自分しか頼れるものがないからナーバスになりますね。
ここでは個人として勝負にでなきゃならないとき、どうやって心を奮い立たせればよいか、その心得について解説してゆきます。
一人で勝負にでるときって心細いですね
個人の勝負ってどんなものがあるのか?
柔道、ボクシング、レスリング、剣道、水泳、等々のスポーツ。
弁論大会や入学試験などなども個人ですね。
この個人の勝負ってどんなイメージかというと;
- 心細い
- 仲間・味方がいない
- 誰も助けてくれない
- 自分しか頼れる者がいない
そうなんです、個人戦の最大のデメリットはともに戦く仲間がいない事なんです。だから、この心細さに取り込まれて極度の緊張に陥ると、自分を見失ってしまう。
下手をすると、パニックに陥ってしまう恐れもあるんです。
あくまでも自分を信じて冷静さを保たなければならないんです。
一方で、チームメイトに迷惑をかけないで済む、というメリットもあるの。これって、考えようによっては過度の緊張から解放されるでしょ。
自分ひとりが試合前に風邪をひいたりすると仲間に迷惑がかかる。
そんなふうに考えて自分をだましだまし個人の戦いを全うするしかないんです。
戦うメンタルを作りには自分に向き合う事
個人のスポーツの試合でも、入学試験でも、本番になったら足りないところを補ってくれる人がいないから自分の持つ力を最大限発揮するしかない。
孤独な闘いを強いられながら、互いに切磋琢磨して上を目指す良きライバル、みたいな物語あるでしょ。あれはあれで孤独感から逃れる一つの方法ではある。
物理的には孤独でもメンタル面で互いを刺激しあいながら硬い友情で結ばれている、みたいなやつね。
でもね、孤独な時って心細いけれど、自分に向き合う絶好のチャンスなんです。
自分を掘り下げることができるんです。
だから客観的な自分を一人つくるの。
ちょっとサイコチックですけど、まあ、それはそれとして、、、。
で、幽体離脱したみたいにもう一人の自分から自分に問いかけてみるんです。
「オマエ今、何を考えているの?」って。
「何を恐れているの?」って。
それに対して、言葉に出して答えてみるの。
頭の中だけで考えていると、つじつまが合っていないとか、矛盾しているとかが見えづらいんです。
言葉に出してみると、さっき事と今言っている事って筋が通っていないなあ、って気づくんです。
そのなかで自分の気持ちがだんだんわかってくるんです。
コツは潜在意識にはたらきかけること
ゆっくりと自分に声をかけるんです。
誰も聞いていないから恥ずかしい事はいでしょ。
自分の内側に響くように優しく問いかけるんです。
ゆっくりと鼻から息をすって、ゆっくりと口から吐きだしながら、自分自身と語り合ってください。
まず、自分が不安に思っている事を口に出して言ってみるの。
「当日になって、不安で頭が真っ白になったらどうしよう、と心配なんです」
そうしたら、自分でこれに対して答えを見つける。そして口に出して言ってみるんです。
「不安なのはわかるよ。心細いのもわかる。でも、それで何も変わりはしない。ただ怯えているだけでも時間は過ぎてゆくし、思い切って行動にでても同じように時間は過ぎる。だっいたらビクビクふるえていないで思い切りよく踏み出せばいいじゃない。失敗したって誰も咎めないし、誰にも迷惑なんかかけないんだから。こんなにドキドキすることって一生のなかでもそれほど多くないよ。緊張を楽しもうよううよ。思いきりやり抜いてみようよ」
こんなふうに理想の姿を自分に言って聞かせるんです。
すると、なぜかだんだんと覚悟が決まってくる。
腹を括った状態になるんです。
これって“やるしかないだろう!”と潜在意識が受け入れたって事なんです。
だから、そうなってくると戦いモードで自分に有利になるように、どんどん自然と動いていきますよ。
悩んだ時は口にだして自分自身に問いかけてみる。
そして、冷静なもう一人の自分が答えを出してくれるんです。
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