自分が嫌いなわけじゃないけど、テレビドラマや映画を観てると、たまには別のタイプになりたいと思いますよね。
好きで変身するならいいんじゃないですか。
頭脳明晰の探偵、法律無視のアウトロー、冷静沈着な外科医、事実より勝訴優先の弁護士とかいろいろ憧れってあるでしょ。
実社会に居そうもないスーパーヒーローに自己投影して楽しむの。
ここでは別の自分に入れ替わることでリフレッシュする変身作戦について解説をしています。
だれにでもある変身願望を利用しようよ
変身願望って誰にでもあるんですよ。
テレビドラマで魅力的なスーパーヒーローが活躍するでしょ。あれ見てると、自分もあんなふうになりたい、って思うの。
古畑任三郎とか007・ジェームズボンドとか、人気歌手、敏腕記者、弁護士、外科医あたりも気分いいですね。
ただ空想するよりも、誰も見ていなければ、テーマソングを口ずさみながら成りきってさっそうと歩いてみたりすると気分はもっと盛り上がるんです。
思いっきりのめり込んじゃって気分をリフレッシュすればいいんですよ。
身体を動かしてヒーローに投影すると、ONとOFFがはっきりして健康的なの。頭の中だけで変身してると空想がだんだんと妄想に近づいて怖いものがあるでしょ。
ファッションやユニホームで気分を入れ替えるのも
好きなアイドルと同じファッションや髪形をして気分も盛り上げる人もいるし、プロ野球やサッカー、ラグビーのユニホームを着て応援をすると真剣みが増すでしょ。
健康的に変身願望を満たしているなあって感心する。
事務的な仕事とか受験勉強とか、粘質性のあるものから解放されようと思ったとき、好きなチームのユニホームを着て大声出して応援しながらスポーツ観戦するのって最高でしょ。
家のテレビで応援するときもユニホームを着たほうが絶対にいいし、家族で同じチーム応援ならみんながユニホーム姿になれば盛り上がり方が全然ちがうんです。
少し値段は張るけど、ユニホームを買いましょうね。
カラオケで好きなアイドルと同じ髪形、ファッションで歌いまくったらスカッとすると思いませんか。10曲くらい連続で安室奈美恵の曲入れて、アムラーファッションで一人カラオケを楽しむの。
完全にコンサート気分です。
安室さんのコンサートの再現で、曲順も併せて本人になりきるの。
ちょっとヤバイのが自失願望
今の自分では居られない。自分自身を捨ててしまいたい。別の人格に生まれ変わりたい。
これって心がヤバイ状態ですね。
もう一人の自分を楽しむのとは全然違う。
今ここにいる自分を消し去ってしまいたい、という感覚です。だからある意味、自殺と同じなんです。
自殺を避けるために別人格を出現させている。
物語のヒーローになり切って現実の面倒臭さを束の間忘れるとういレベルじゃないんです。24時間、悩ませられ続けているんです。
まさに寝ても覚めてもメンタルの四面楚歌。こうなってくると潜在意識が自殺を避けさせる意味で別人格を出現させちゃう。
本人が意識していない状態で発症してしまうのが怖いの。実の父親から性的虐待をうけたら凄いショックでしょ。でも本当の親だから誰にも相談できない。母親にも相談できない。
その状態が延々つづいて、親から独立して一人暮らし始めたあたりに別人格に突然入れ替わる現象がおきたりする。
ずっと子供の頃から悩み続けていて、ガス抜きできていないから自分の中でどんどん大きくなっていくんです。あんな事をした父親を許せない、という思いが、あんな行為を受けたのは自分じゃないと変化していく。
楽しく変身すると脳も活性化するんだ
大好きな人に変身して、しゃべり方とか歩き方とかの特徴つかんで真似をするでしょ。これ脳の活性化に役にたつんですよ。
普段使っていない脳の部分を使うから。
歩き方ひとつとっても、それをコントロールするのは脳だから、普段と違う歩き方をしようと思ったら脳は結構酷使される。
早い話、後ろ向きに500mあるいたら疲れるのと同じ事なんです。
だから話し方の特徴つかんで、どんなふうに息継ぎをしているとか、好んで使う表現とか、イントネーションの強弱とか、みんなみんな脳に負担をかけているの。
でも、その分普段使っている所がリフレッシュできるっていう好循環になる。
だからね、真似したてリフレッシュしようとするなら一人だけじゃなくて、数人抱えて於いた方がいいんです。数人を全部マスターしたら一人づつ追加するとか。
別の自分に入れ替わって、気持ちも脳も健康にたもちましょう。
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