なぜ、あのとき死なせてくれなかった|生き方が分からない人へのアドバイス

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頑張らなくていい

今を精いっぱい楽しめばいんだよ

自分の為の人生だよ

他人に好かれようと思う必要ないよ

今のままのアナタがいい

こんなふうに慰めるのが最近多いように思えます。

ほっとするし、ゆっくりしようと思えてきます。

メンタルを病んでしまうことが誰にでもあるとの認識が高まったおかげです。

 

命に関わる一大事とは

 

『命の電話SOS』のような電話での相談窓口は寄り添い型で話に耳を傾けてくれるようです。

死にたいと訴えかけてくる人を相手にする電話相談となるとキツい事は言いませんね。

一歩間違えたらビルの屋上から飛び降りかねない人をフワフワの綿で包んであげるみたいに共感します。

今のままのアナタでいいんだよ、って肯定してあげるのが基本です。

 

でも救命救急に搬送された息絶え絶えの患者に対してはどうでしようか。

真逆なんです。

「オイ、俺の声聞こえるか!しっかりしろ、眠るな、眠ったら死ぬぞ。目を閉じるな!」と。

どちらも、命に関わる一大事に直面して人命を助けているのです。

 

死なせて欲しかったという若者

 

せっかく命を救ってもらいながら、

「なぜ、あのとき死なせてくれなったんだ!」と逆ギレする様子をドラマなんかで目にします。

実際にもあるようですね。

でも、これって本心じゃないんです。

本人は心の底では感謝しているんです。

でも、ニコニコ笑いながら「ありがとう」と言えないわけがあるんです。

それは、生きる糧がないからです。

生かされたのは有り難いけど、この先どうやって生きていけばいいかが分からない。

さっぱりわからない。

全然わからないんです。

無力感でいっぱいなのです。

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生き抜く力を与える

事故に遭って救命救急に搬送された人だとしたら、一命をとりとめればあとは自力で生きてゆくことができます。

でも、自殺未遂だったとしたら、この先の生き方を教えてあげないと命が続かないのです。

命の電話SOSで命をつなぎ止めた後で大切なのは自分の力で前に進む方法を身に付けさせる事なのです。

 

面倒な事に取り囲まれた真面目な国民

 

『自殺の多い国』をWEB検索すると日本の幸福度が何となく見えてきますね。日本って自殺の多い国のトップ10に入っているんです。それだけ幸福度が低いんです。

多くの人が、「もう、人生やってられない。この苦しみから解放されるには死ぬしかないんだ」みたいに考えてしまう国なのです。

でもなぜ??

これだけの経済国で、治安もいいし、日本を訪れたいと考える外国人も多いでしょ。

その理由は、面倒臭い問題に取り囲まれていて、それらに常々頭を悩まされている真面目な国民性という事なのです。

仕事や職場の人間関係、プライベートでは親の介護や子供の引きこもり問題などなど、頭の痛い事柄に取り囲まれているんです。

かつ、日本人って超真面目な国民だから、問題解決できないと心が休まらないのです。

こういう事実を自殺未遂から助けられた人にしっかりと伝えないとダメなんです。

「これからあなたが生きていく日本の社会って、幸福度低目のこんな状態なんですよ。アナタも含め日本人気質ってこんななんですよ」と。

 

受け流す心の柔軟性

 

どんなに苦しい立場にいても、ユーモアを忘れないアメリカ人って結構強いですよ。

ヤバイ状況で自虐的な事言ったりするでしょ。あれで気持ちをほぐしているんです。

日本人って逆境に真正面からぶつかってくでしょ。

相撲のぶつかり稽古みたいな感じで。

で、息苦し問題に押し返されて土俵を割って転落する。

ある意味、自滅的な感じがするんです。

だからだいぶ前に書籍『鈍感力』がベストセラーになりましたね。でも、相撲は国技だからぶつかり稽古は日本人のDNAにしみついていて、簡単には治せないんです。

受け流すスキルを身に付けないと、身がもたないんです。

 

受け流すスキルとは

 

完璧主義って息苦しいですね。ガチガチの閉塞感があります。

その中身を見てみると、こだわりと執着で、ここの部分をもう少し何とかしたいと延々と一点にしがみついているんです。

「ひとまずこれでOKにしよう」と妥協できないと心が病んでいくんです。

改善余地はあるけど、一区切りつけて気持ちをさっぱりさせるのを習慣化していないと問題が全然片付かないんです。

これが自分一人でできる人と、一人でいるといつまでも同じ所で行ったり来たりする人がいます。

そういうタイプは、誰か楽観的な友達と話しながら「まあ、とりあえずこんなもんで様子を見ようよ」と良い意味での適当さで前に進んでいくと執着心から抜け出せるのですよ。

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脳内で起こっている事

 

自殺したいって気持ちは本心じゃないんですよ。

脳からの指令で、そんなふうに思わせられているのす。

頭の痛い問題だらけで解決の糸口もみつからない。おまけに超真面目人間だから四六時中、ため息ばかり。

食欲もない、夜も眠れない。

こんな状況だから脳内ではセロトニンが分泌されなくなっていくんです。

するとドンドン気持ちはネガティブになっていく。

切羽詰まった状況でも、脳内でドーパミンが多量に分泌されればハッピーになっちゃう。

「会社もクビ、人間関係もグチャグチャ、おまけに借金まみれだぜ、ヤッホー!」みたいな根拠のない高揚感が出てくる。

 

気持ちの上がり下がりは、脳内の分泌物質によってもたらされるという事を思っていれば、仮に自殺したいほどのネガティブ思考になったとしても、それは本当の自分の意思じゃないってわかるのです。

目の前の問題を一つずつクリアーすることで気持ちが楽になると自分に言い聞かす事ができるのですよ。

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