オリンピックまでまだ半年以上ありますけど、日本の第三波と欧州の感染具合を見ると、ワクチンでの感染収束しか手はないですね。
したたかな菅総理は、そこを見据えて手を打ち始めた感じ。
JALもANAも、中国系航空会社も11月終り頃か中国路線を再開しました。
日本の民間企業は中国駐在員の一次帰国を解いて、再び彼らを中国各地に再び派遣しました。
武漢が発信源を認めないわけ
認めない理由は、経済回復にストップをかけなねないからです。
もちろん、日本は中国を攻撃しないんです。
実際、武漢の市場が発生のもとだと世界のほとんどの人は思っているんです。
自動車産業が活発な武漢向けに、ケチをつけることになってしまうんです。
こういうのをマスコミが知らないわけないでしょ。
でも、報道しない。
菅さんが、総理大臣になって最初に習近平と話したのが、日中貿易についてのはず。
世界で一番初めにコロナ感染が急拡大したのが武漢で、それは習近平も認めるところです。
で、それをいち早く収束させたかに見せるえげつない共産党の演出は敵ながらアッパレです。
世界最大のコロナ感染国のアメリカとの明暗をアピールする習近平。
さあ、どっちの強国の政府に指導力があると思いますか?と。
共産党が抑え込む
中国なんて共産党がひとこと言えば、全てその通りに動くしくみなんです。
日本は、経済を回復しようと国内旅行をGO TOで急場をしのいでいます。
それでも、いろいろと問題は出てきている。
地方都市での感染がじわじわと広がっているでしょ。
何かやらないと旅行業界も、ホテル、旅館も倒産しちゃいますからバクチにでたけど、案の定、裏目に出ました。
でもGO TOやって助かった人もたくさんいたわけです。
それでも、所詮、中国人団体客の日本旅行には到底歯が立たない。
落とす金の桁が違うんです。
日本政府の狙いは中国の春節に、再び中国人が大挙して日本を訪れて、飲んで、食べて、買い物して帰ること。
それが一番経済復興に効果があるのです。
中国マネーって凄いでしょ。
条件作りに懸命
日中間の観光ビジネスを復活させるには、両国のコロナ感染の収束が大前提になる。
上記の通り、中国人は共産党には絶対服従だから、弾圧的な外出禁止令があっても全部受け入れています。
だから、それなりには押さえ込んでいるのは事実。
買い物にも出かけさせないで、スーパーマーケット側が食材を届けるシステムです。
とはいっても、日本の宅配みたいな清潔なイメージじゃないですよ。
汚い段ボールに泥のついた野菜とか、骨ごと巨大包丁で切断した家畜の肉や、首を絞めたばかりとニワトリがばかばか入っているの。
一方、日本は年末年始に感染者数が減少するようにと、いかにも逆算したかのような自粛要請で日本、中国の行き来の条件をクリアーしようとしている。
とにかく、感染数を減らして、コロナ減少方向にある、という状態を作らないといけないわけです。
たぶん、日本人は頑張り抜いて年末までにはなんとか感染減少方向にもっていくでしょう。
そのうえで2月の中国の春節が到来です。
ドバーっと中国人が乱入してきて感染拡大するかを検証するんです。
当然、日本に来る条件はワクチン接種です。
しゃべらずにはいられない民族でワクチンのシミュレーション
2月の中国の春節で、間違いなくとてつもない数の中国人が来日します。
高級時計やブランドのバック、化粧品から薬類までもバンバン買うわけです。
銀座の道のど真ん中でスーツケース広げて、買ったものを整理しはじめるの。
飲食業界もホクホクになる。
万々歳になるわけです。
表面的には、日本経済を中国が救済したかのような状態。
でも、政府が本当に見極めたいのはワクチンの効果です。
中国人はとにかくよくしゃべる。
電車の中でも、居酒屋でも、レストランでもデカい声て怒鳴り合うかのようにしゃべる。
かれらは黙っていられない民族なんです。
これが日本政府の狙いです。
ワクチンの効果を試そうという腹でしょうね。
あれだけ騒がしい民族がコロナ感染を再発させなければ、ワクチンの効果も良好と判断できるでしょ。
オリンピックに向けて、ワクチンを打った外国時が日本に入ってくるときのシミュレーションです。
中国人がどっと入ってきて、ワクチンがどれくらい感染を抑制できるかを見るための布石なんです。
さすが、したたかな菅内閣総理大臣。
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