それは問題だと事を荒立てる人の劣等感と自己アピール

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事を荒立てるのが大好きな人がいますね。

何を決めるにも相反する意見どうしを戦わせてこそ、本当に正しい道が見えてくる、と。

敢えて反論してみることで、一端頭をシャッフルするというわけです。

多数派に流されていては、いつかきっと大きな痛手を受ける、というけん制が込められているのでしょう。

が、どうにも鼻につく時があるのです。

わかっていて反対意見を提示する切れ者の自分に酔いしれた自己顕示欲が透けてみえなくもない。

人目を引きたい、注目されたいという欲求を抑えきれない幼稚性が息づいているようにも感じる。

ここでは、問題を提示する事でスポットライトを浴びようとする人について解説させて頂きます。

 

事を荒立てずにはいられない劣等感

 

「それは問題だ!」と彼はいつも大声を張り上げる。

そして、かくかくしかじかと理由を述べる。

また始まった、とみんなはため息を漏らしてゲンナリするのです。

「いいじゃん、そんな事どうだって」がその場に居る人ほとんどの本音なのです。

なんだったら、異論を唱えるキミの意見通りで構わないからさあ、くだらない話し合いで時間を浪費させないでくれないか?

これが彼以外の総意なのです。

 

反論があればとことん話し合う

 

『反対意見があるなら、たがいが納得するまで話し合う』を基本理念と決めてから、やたらと話し合いに費やす時間が増えてきているのです。

それまで彼は誰からも相手にされない浮いた存在だったのです。

意見を求められる事など皆無の存在です。

その劣等感が彼に問題提示をさせているわけです。

手応えの無い人生が問題提起することで生き生きとしてきたわけです。

 

もう一つの自己アピール

「それについて話し合う前に、ちょっと話をきいてくださいよ」と言って、自分の身の回りの問題を山ほど挙げ連ねる人がいます。

問題を解決するには事態をもっと深掘りしなければならない、と諸悪の根源まで掘り下げる勢いで問題を列挙し、その背景、いつから始まったのか、もともとのきっかけは、、、とガンガン口から飛び出してくるのです。

劣悪な環境で仕事をさせられているという被害者的アピールです。

あれもダメ、これもなっていないとマネージメントの甘さを暗に指摘しながら、周囲のバカさ加減を露呈し相対的に自分の立場を優位にするという仕掛けですね。

これも、また注目を浴びたいという心理の特別な形なのです。

 

くだらない議論など一蹴してしまえ

劣等感を払拭したいためだけの動機で問題提起をするのなら、2回、3回議論のテーブルに載せておいて、けちょんけちょんにダメ出しをしてしまえば懲りるはず。

「それは問題だ!」という根拠がいかにロジカルに欠けていて、根拠の浅い上っ面の反抗かを、嫌というほど思い知らせれば、問題提起することで自分の地位がもっと悪化するのだと理解するはず。

2度も3度もスムーズな論議を邪魔したことを肝に銘じて、金輪際思い付きだけの不毛な横やりでここにいる人達の貴重な時間を無駄にするのだけはやめてほしい、と言明することです。

 

ポジションパワーを振りかざして議論を求める人

 

前述の劣等感(劣等感を覆い隠す為)で議論を求めるのとは別に、勝てるのを確信したうえで反対意見をぶち込んでくるのがいます。

どうでもいい事を、ニュアンスの違いとか、受け止める人にとっては大きな違いだと、正論っぽく切り込んでくる。

言葉尻を繊細に吟味すれば確かに違いはある。

が、いつもは、そんなところまで気にしてないでしょ、と喉元まで競り上がってくるものがある。

それを制するのがポジションパワーなのです。

お偉いさんが正論で、指摘してくるのだから付き合わないわけにはいかないのです。

ここから読み取れるのは、そのお偉いさんに、マンネリ化した論議に新鮮な風を吹き込むといった善意などでは全くないのです。

「ここはいっちょ討議をかき回してやろうか」という権力をかざしがポジションパワーの確認なのです。

オレの言い分に反対できる奴がいるなら、名乗り出てみろ、とポジションパワーを振りかざしているようにしか見えないのです。

いいかえれば、自分の肩書がどれだけ強いかを確かめているわけです。

「仕事のキャリア、実績、経験から鑑みて」とあえて前置きされてしまうと、否定することイコール、お偉いさんのこれまでの人生を否定するようなもの。

とても反論できるものではありませんよね。

 

ポジションパワーを崩す方法

ポジションパワーをもてあそぶ人は、それがパワハラになると気づけば、途端に静かになるものです。

そうかと言って、面と向かって「アンタ、それパワハラだよ」とは言えないですね。

だから正面から言うセリフはこうです。

「○○○さんから言われたら、誰も反論などできません。かといってせっかくのご意見ですからしっかりと協議しなければなり。次回からは誰か会議参加者の口を通して問題提起をしていただけませんでしょうか。」

こうすることで、もともとの目的である自分の地位がもたらす影響力を確認することができなくなり、さらに自分が言い出した問題そのものが全くの的外れだと結論付けられる可能性もあると知るわけです。

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