本気で生きる|四面楚歌で一心不乱かに戦うより、のび太的生き方でいい

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本気で生きる人から喚起されるイメージは、

燃える男、

炎のヒーロー、

伝説の仕事人、

等々の物語の主人公あたりでしょうか。

 

ブレない、心が折れない、そして絶対に負けない。

いかなる逆境でも決して諦めず、キッチリと結果を残す。

手練手管で敵を翻弄し、自分に有利な展開へと状況をも味方につけてしまうわけです。

オレにはとても、できそうにないと弱気になってくるのです。

 

と、そのとき著書『のび太という生き方』を思い出したのです。

そう、ドラえもんに登場するのび太くんです。

『のび太の大冒険』的な映画を観るにつれ、あののび太も、彼は彼なりに頑張っているんだなあと思う。

ここでは、本気で生きるとは何か?

どう生きるのが現代にマッチしているのについて考えて行きます。

 

普段はボーッとして頑張り過ぎない

のび太くんは頑張らないのです。

『本気で生きている』とは真逆のタイプですね。

宿題もギリギリになるまでサボって、切羽詰まってドラえもんに泣きつくタイプ。

この生き方を、懲りずに繰り返しているのです。

普通だったら、これダメ人間じゃないですか。

冴えない万年平社員とかフリーターまっしぐらみたいなモチベーションですね。

でも、メンタル疾病が社会問題として取り上げられる現代では、稀に見る精神衛生的に健全人間なんです。

絶対に、うつ病などにはかからないタイプなのです。

自分を追い込んで、追い込んで結果を出すタイプではなのです。

 

一説によると、最先端の文明の利器(実際にはドライもが未来からもってきた機器類)を使いこなす、やり手と言明する人もいます。

実際には「ドラえもん、何とかして!」のひとことで「しょうがないなあ、のび太くんは」とドラえもんがポケットから便利なグッズをだしてくるパターンですね。

他力本願。

 

頼りになる味方がいる

のび太くんが生きる上で最大の武器はドラえもんですね。

のび太くん自身は、超最先端の機器類を使いこなすなすバリバリ理系エリートという人もいます。

でも、ストーリーを追えば一目瞭然で、未来の機器類は性能的には抜群によいけれど、使い方はファジー対応なんです。

どんな初心者でもラクラク使えるようにできているの。

だからのび太くんでもラクラク使えるわけです。

のび太くんを生かしているのはドラえもんの存在で、ドラえもんが

「僕がいないとのび太くんは何もできないんだから、、、。」

禁止令を出すたびに、ドラえもんが出す未来機器を駆使して急場をしのぐメンタルにあるわけです。

唯一、のび太くんが本気を表すのが、ドラえもんがポケットから出した武器を使って必死に戦うときなのです。

 

少しぬるま湯気味ののび太の生き方

 

ドラえもんを見ていると、

「のび太くんはしょうがないなあ、僕がいないと何もできないのだから、、、。」というドラえもんのセリフが、まさに禁止令になっているのです。

よく、母親が息子に向かって、

「○○○ちゃんは、お母さんがいないと何もできないのだね」と甘やかし、なんでもかんでも先回りして子供のやるべき事に母親が手を出し、実際にやってしまうってことがありますね。

あれは一種の禁止令でとなって子供の心に刻まれます。

「しかたないわねえ」といいながら上機嫌で我が子に手を貸す母親を見るにつけ、当の息子は独り立ちしてはいけないんだという気持ちになっていくのです。

まるで母親の機嫌をとるかのように、不器用で何かにつけ失敗しがちな子供へと変貌してゆくのです。

 

奮起するのび太

のび太くんはとかくトラブルに見舞われがちですね。

そこには運命の巡り合わせとは別に、必然があります。

自信がなく、根性がない。

いつも失敗ばかりしていて、母親から毎日のように叱られている。

友達が付け込んでくる隙がたくさんあるのです。

なかばダメ人間のレッテルを貼られているのび太が、引きこもらずにいられる理由はひとえにドラえもんの存在です。

唯一無二で、最強にして最も親しい友達だからです。

敵を相手にして無鉄砲な攻撃に打ってでるのも、最強のドラえもんがいるからなんとかなると考えているのです。

 

本気で生きることに通じているのか

 

熱くなり過ぎて燃え尽き症候群となってしまうよりは、ゆっくりと自分を騙し騙し歩みを進める方が得策だと今の人は考えるのです。

働き方改革からして、そっち方向が正しい生き方だと指示しているのですから。

そもそも生きる事に“本気”も“嘘ん気”もないのです。

戦後の高度成長期じゃあないんだし、明日食べる物もないような貧困に取り囲まれているわけでもないでしょ。

気を張らず、リラックスして、余暇を適度に織り交ぜて歳を重ねる時代なのです。

頑張るよりも、頑張らないほうがむしろ難しいのですから。

燃える男、炎のヒーロー、伝説の仕事人も四六時中本気度100パーセントでいるわけがないのです。

メリハリの付け方が上手い人ほど、ここぞという時に超一流の力を発揮するわけです。

大小さまざま問題を挙げ連ねて、いつも忙し気に東奔西走して暮らしている人なんて、単なる自己演出に過ぎないのです。

 

持つべきものは友達

 

アニメの世界とは言え、のび太くんの生活からドラえもんが消えてしまつたら、大冒険なんて夢のまた夢ですね。

優しくて、人の気持ちを大切にする、心の澄んだ小学生は、竹のようにすくすくと伸びていくとは思えないのです。

下手をすればいじめに合って、引きこもってしまうかもしれないのです。

せめて心の通う仲間が必要で、何人かが集まってはじめて挑戦・冒険・勝負に打って出られる。

例えドラえもんがみたいな最強な友達でなくとも、弱い者どうしが支え合うことで勇気が湧いてくるものです。

『本気で生きる』を『本当にやってみたい事に挑戦する』と置き換えてみたとき、やたら忙しく動き回って多忙を演出するのではなく、じっくりと興味のある事に力を注ぎ、心細さを友と分かち合いながら一歩一歩前に進むことができるのです。

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