コロナによる幼児虐待をお母さんの一言で

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「うちの亭主がさあ、幼稚園児の息子に、お父さん、お酒飲まないでって言われてショック受けてた」

同僚の女性社員の話しです。

「病んでるのよね、うちの亭主」だって。

思わず笑ってしまったけど、しばらくして、これって精神的な幼児虐待に思えてきたんです。

コロナで外で飲めなくなった

 

最初、聞いたとき、

幼い子供に酒止められるほど飲んでるの?

しょーがねーオヤジだなあ、って思ったのです。

 

確かだいぶ前に、週に三日くらいは仕事帰りに飲んで来る、って聞いた記憶があります。

はっはあーあん、なるほど、さてはコロナで家飲みに変更したんだな、と合点がいきました。

 

家飲みってことは、懐には優しいから悪くはないように思えるのです。

しかも、奥さん(俺の同僚)が作った夕飯のおかずを肴に飲むのなら、居酒屋で飲むより断然ヘルシーだろうし、と。

 

でも、子供に「お父さん、お酒飲まないで」って言われるくらいだから結構酔っ払ってるのかも、とも思うのです。

 

飲んだくれオヤジの記憶

 

子供が幼稚園児ともなると、大人になった時でもおぼろげな記憶として飲んだくれオヤジの姿が残りますね。

飲んだくれオヤジが延々と小学5、6年生まで続くとトラウマになるんです。

きちんと毎日仕事行って、晩酌で軽く飲むくらいなら実害はないのです。

でも、酔いがまわるにつれて変貌していくお父さんの様子が子供にとってはいたたまれないのでしょう。

これって、一種の幼児虐待に思えるのです。

 

精神的な幼児虐待にもなりかねない

 

小さな子供にとって「親にもしもの事があったら」って思うのが1番つらいでしょ。

やっぱり自分だけじゃ生きていかれない、っていう無力感があるから親には元気でいてもらわないと精神的に不安定になるんです。

だから、病弱な母親とかアル中の父親のもとで育った子供は無意識のうちにメンタルストレスのはけ口を探します。

なんとかしなきゃ、っていう気持ちと、誰かを自分より悪い生活環境に落とし込んでやろうとイジメに走ったりもするんです。

 

オヤジのストレス

 

仕事帰りに仲間うちで一杯やるのが楽しみだった人にとっちゃ、生き甲斐を奪ったコロナはムカつきの対象でしかありませんね。

一緒に飲む気心の知れた同僚って貴重な存在で、職場での人間関係も仕事の内容もそれなりに把握しているから、愚痴も言いやすいし、軽い相談ならOKなんです。

家に帰ってきてから、女房相手に事細かく状況説明する必要も無いのです。

それが出来なくなって家飲みが始まり、ついつい飲み過ぎちゃうのも大目に見てくれって感じですね。

子供に心配かけるつもりは毛頭ないけど

 

そこで問題はオヤジが感じるストレスと、子供が抱く心配のいずれがあとあと厄介かってことです。

家飲みまで禁止されたらオヤジとしてはちょっとキツイですよね。

家で気兼ねなく飲むのだから、少々気持ち良く多弁になったっていいじゃないか、とも思うのです。

そんなとき一番言われたくないのが、『酔っ払い!』とか『なんでそんなに酔っぱらうの?』って言葉です。

これを言われると、酒飲みとしてはいっきに酔いが冷めるのです。

すごく不快な気分になるの。

俺が稼いだ金で酒を飲んでどこが悪いんだ、ってキレそうになる。

せっかく気持ち良く飲んでいるのに、なぜ冷水を頭からぶっかけるような事をいうんだ、っておもっちゃうんです。

酒飲んでも一向に酔いが回らず、ずっとしらふで冷静でいる人なんて面白くないでしょ。

でも、そんなオヤジの姿を子供が見て、このままじゃお父さんが病気になっちゃうとか、死んでしまうとか心配しているとしたら、こどものメンタルが心配でもありますね。

 

お母さんの役割

 

そんな時に、お母さんが一言いってあげるだけで子供は安心するものなのです。

「お父さんは毎日お仕事で疲れているのよ。だからお酒を飲むと疲れがだんだん取れてきて、おしゃべりになるの。疲れて、怖い顔しているお父さんよりも、おしゃべりなお父さんの方がいいでしょ。お酒って、飲み過ぎなければ体にいいのよ。」と。

 

お母さんのフォローがあるのと、子供は安心していられるものなのです。

実際、飲み過ぎなければ「酒は百薬の長」なのですから。

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