健康じゃないアピール|アタシだって具合が悪いのだから病人を押し付けないで

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整形外科での腰部脊柱管狭窄症の手術と6ヶ月のリハビリを経て、父親が入院先の病院から実家に戻ってくることになったのです。

歩行器を使って歩くか、手すりなどに捕まりながら伝わり歩きをするまでに回復です。

手放しでの歩行は無理の状態です。

でも、あれだけ痛みを訴えてた人が歩行器で歩けるようになったことでオレ個人的には満足なのです。

 

が、問題は母親の方なのです。

歩行不自由な夫を家に迎え入れる妻の心境について考察してみました。

 

父の退院日が決まると母が体調不良を訴えるようになってきた

 

父の退院日が決まると、母が頻繁に体調不良を訴えるようになってきたのです。

頭がポーっとすると言い出したんです。

今年の夏は残暑が厳しいからと姉が心配して脳神経科に連れていき、CTスキャンで血管のつまりや腫瘍を見てもらったのですが、特に異常はなしとの事。

数日経過して、今度は不安感な気持ちが強く出ると言い出しました。

軽い精神安定剤と高血圧の薬を処方してくれている近くの開業医で処方を変えてもらったのです。

開業医は「ご主人が半年近くも家を留守にして、気持ちが不安定になっているのだろう」と、安定剤少し強めのタイプに変更してくれたのです。

 

暫くすると気持ちが悪く吐き気がすると言い出した。

本人が言うには、眼科を受診して眼圧や脳圧を下げる薬を処方してもらって飲んだとの事でした。

ふらつきが出る、と症状を説明して処方された薬のようなんです。

排尿を促し、眼圧や脳圧を下げると書かれていました。

仕方なく、眼科に電話して吐き気がある事を伝えると、すごくマズイ薬だから気持ちが悪くなる人もいるとの事。
かつ、排尿を促すふらつきの症状に直接影響しないため、飲むのを中断しても構わないと。

完全なドクターショッピング状態です。

父の退院に合わせて器具類の手配

 

歩行な困難な患者は介護保険で安く屋内環境を整えることができます。

電動式のベッドは高さが自由に変えられるし、朝起きるときは上半身がゆっくりと斜めに起き上がる仕組みになっているのです。

家の中を移動する歩行器と屋外用の車いす、それ以外にも車椅子用の簡易スロープ、置き型の手すり等々を業者さんに自宅まで来てもらい、選定していったのです。

何かにつかまらなければ歩けないのは、予想以上に面倒な症状です。

トイレに入るだけでも歩行器から便座に座るまでの一連の動作を想定して手すりをどこに設置する等々を綿密に決めていかなければなりません。

 

こういう業者さんとの打ち合わせを遠巻きに見ていた母親は、自分の亭主が病院から退院してきた後の世話を思い描いたのでしょう。

一日も早く回復して、家に帰ってきて欲しいという気持ちが、帰ってきた後に待ち構えている自分の役割をイメージしてため息が出たのかもしれません。

 

あたしだって具合が悪い、という健康じゃないアピール

 

半年間も自分一人の生活を送ってきて、好きな時間に適当な物を食べ、コロナ時代だから外出することもほとんどなく暮らしてきたところに、歩行が不自由な亭主が返ってくるわけですから、心中穏やかではないようです。

ましてや、家の中のあちこちに手すりを取り付け、電動式のベッドを置くとなると母親にとっては大ごとに思えたのでしょう。

それと同時に、自分に課される役割で頭が痛くなってきたに違いないのです。

「あたしに面倒な事を全部押し付けるつもりなの!」という心の叫びが聞こえてきたのです。

 

腰部脊柱狭窄症とは

 

背骨に沿って脊柱管という神経がとおる細長いスペースがあって、そのスペースが狭まって神経を圧迫するのが脊柱狭窄症なんです。

骨が神経を押すようなもので、強烈に痛いのです。

腰のあたりが患部だったので、両脚に痛みがでてまともに歩けない状態が長期間にわたり、ついにギブアップして手術を受けたというわけです。

外科手術で脊柱管を切り、神経が通るスペースを作ったのですが、長期間歩いていなかったため脚の筋肉が衰えてしまったという状態です。

 

さらに病気アピールは続く

 

母親は毎日のように、腰が痛い、腕がしびれる、気持ちが悪い、、、、等々のアピールを繰り返します。

まるで「私だって病人なんだから、退院してきた人の手伝いなんてできない」、と言っているかのようです。

 

大丈夫?

熱いからエアコンつけてゆっくりしていた方がいいよ、と言ってはみるものの、自分の親でありながらどうも釈然としない。

こういう場合、普通の世の中だったらどう対処するのかを考えてみたのです。

 

『体調がすぐれず、やるべき事が出来ない人』

企業だったら、体調が回復するまで仕事を休みます。

休んでも体調が治らなければ、クビですよね。

仕事ができない社員を雇い続ける会社なんてないですから。

 

楽ができるときだけは元気いっぱいで、仕事がキツくなってくると体の調子が悪い、と言い出す。

本当に病気なのか?

それとも、仮病なのか?

仮病じゃないけど、メンタル的に弱音を吐き、それが身体の異常として現れるのか?

 

脳のCTスキャンでも問題はない。

血圧も薬は飲んでいるものの正常。

心電図も問題なし。

 

自分の夫が半年近くも入院し、心細い気持ちが不安症のように出てきたと町の開業医は言っていました。

が、最近の様子を見るに、どうもそうじゃないようにも思える。

「満足に歩けない人の介護を自分ひとりに全て押し付けないで!」と反抗しているようにしか見えないのです。

たとえ、人間ドックに入って入念な検査を受けて、結果に異常が無いと分かっても、体調不良は消えないのでしょう。

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