ダメ出しパンチを叩き込むか、今のままでいいでお茶を濁すか

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抱え込んだ問題を電話相談窓口で話してみたり、新聞に投書して紙面で回答を頂いたりしますね。

さほど不謹慎でない限り、相談内容は自由で、悩みのバリエーションの多さに驚かされます。

相談者にとって一番気持ちの休まる回答は、「今のままのアナタでいいのですよ」という現状肯定だといいます。

 

これ以上頑張らなくていいの。

アナタは充分やっているじゃないですか。

今のまま、いや、もっと気持ちを楽にしていいのですよ。

 

この言葉が何にもまして相談者を安堵させるのです。

ここでは、気持ちを楽にする現状維持を選択すべきか、ダメ出しで改善すべきかについて考えてゆきます。

 

誰にでもダメ出し点はある

 

誰にだって現状をもっと良くするための改善ポイントがあるのです。

「もっと上を目指したいなら」という場合の修正すべき部分です。

「会社でもっと偉くなりたいなら社交性を身に付けな得ればダメだよ」

「全体を見る目と、細かい箇所を詳しく検証する両方が必要なんだ」

「人間関係が上手くいかないのは場の空気を読めないせい。自分の意見を言うべきタイミングがずれているんだ」

 

実際にはこんな微量じゃなくて、もっと膨大種のダメ出しがでてきますね。

でも、メンタル・フィジカルともに辟易して弱り切った同僚がアドバイスを求めてきたとき、ダメ出しパンチを叩き込めますか?

もっと上を目指したいから俺の悪いところを指摘してほしい、と懇願されて、友達として本気でダメ出しできますか?

本音で向き合っているから悩むお

 

アドバイスを求めて来た方も本気です。

それを受けた方も本気です。

だから、ここで悩むのです。

 

相談を持ち掛けてきた人にとって一番気持ちが楽なのは、「今のままのアナタでいいんですよ」という優しいひとことです。

カウンセラーあたりは表現方法に変化をつけて、いろいろな言い回しで伝えるのでしょうが、「変わる必要な無いですよ。現状維持でいいのですよ」が心に沁み込んでくるのに違いはないんです。

だから、魔法の言葉「今のままのアナタ」を上手く自然に使いこなすカウンセラーは人気がでてくるの。

 

うつ病の患者さんに対して『頑張って!』は禁句だと言われています。

この意味は、散々頑張って無理をしてきた結果、うつ病を発症したのだから、そのシチュエーションで「頑張ってください」は厳しすぎると言うロジックです。

これと同じ理論で、疲れ果てた同僚にダメ出しすべきかどうか、悩むわけです。

本音を言うから耳だけかして

 

でも、本気で上を目指そうとしる人に対して、現状維持のアドバイスなんて意味を持たないのです。

それどころが上昇思考の邪魔という事になるのです。

 

ここで相談を持ち掛けられた人は考えるわけです。

ダメ出しすべきポイントを優先順位の高い順に、もしくは即効性のあるものから順番に、、、。

そして、いったんウソをついて心身の回復を待ってから、改めて真剣にアドバイスの場を設けるべきだろうと思うわけです。

 

確かにそれも一案ですね。

疲れ切っている時にムチ打つようなことは避けるべきだろう、と。

もう一方で、自分が彼を一生涯責任持って見守ることなどできないとも思えてくるのです。

重すぎるアドバイスだったとしても、それを自分の体調を鑑みながら取り組むのは彼がやるべきこと。

こっちで彼の体調の回復を考慮しながら、さじ加減を図るべきではないと考えるわけです。

 

ダメ出しパンチを叩き込む

 

「今のままじゃダメだ、俺の考えをハッキリ言うよ。それに従うか従わないかはオマエの自由だし、いつ自己改善にはいるかもオマエの自由」

こう言ってから、気付いたダメ出しをするのがベストなのです。

 

耳が痛くなるような厳しいアドバイスをするのは、カウンセラーやコンサルタントにとっては気の重い仕事です。

場合に依っては、相手から憎まれる可能性すらあるのです。

でも、本気で向き合うからこそ、アドバイスの口調も辛辣となるのです。

直すべきポイントを包み隠さず口にするのは本当に辛い仕事なのです。

 

「今のままでいいんだよ」と相手の心を癒すうわべだけの言葉よりも、よっぽど有り難いのです。

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