抜毛症の根底にある強迫神経症と不安障害|だったら治療方法は見えているじゃない

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抜毛症という強迫神経症を昨夜テレビで観たんです。

プロ野球、巨人vsヤクルトが終わってチャンネルを地上波に戻したとき、抜毛症という文字がテレビモニターにドンと現れ、「あっ、番組予告で観たあの番組だったのか」とのんきにプロ野球観戦をしていた自分を後悔した。

だって、抜毛症って気になるでしょ。

番組内で解説してくれた医師によると、一種の強迫神経症とのことで薬物治療で軽減できるらしい。

 

ここでは誰でも多少なりとも経験ありの強迫神経症について解説してみます。

 

強迫神経症ってWasher とCheckerだけじゃないんだ

 

強迫神経症というと、何度洗っても汚れが取れない気がして、手を洗い続けるWasherが有名ですね。

あともうひとつ典型的なタイプが玄関のカギを掛けたのに、家から少し離れると自信が無くなって、大急ぎで家に舞い戻り戸締りをチェックする。

いわゆるCheckerです。

 

本人も分かっているの。

手は充分綺麗だ、と。

戸締りのカギはしっかり掛けた、と。

でもどうしてもやらずにはいられないのが強迫神経症なんです。

 

依存症も酒、買い物、ギャンブル等々が止められないメンタル疾患だけど、これらとは一味ちがうんです。

依存症の場合は、気持ちが良くなって、楽しくなってどんどんのめり込む状態ね。

ハッピー過ぎてと埋まらない、山本リンダの『もう、どうにも止まらない!』みたいな感じですね。

依存症とは異なるってところが要注意です。

強迫神経症の別バージョンがヒントになって

 

たまにいるのが(オレもいっとき陥ったけど)、タバコの火の消し忘れの強迫神経症。

灰皿でしっかり消して出かけるけど、「もしや残り火が、、、?」と思うと急に心配になって家に戻る。

でも、これは友人に相談したらあっさり解決。

「そんなに心配なら、灰皿を持って外出すればいいじゃん」

「えっ、灰皿を持って電車乗るのかよ?」

「別にペットボトルに水を溜めて灰皿にすりゃ―済む話じゃん」

たしかに、こいつは天才だな、って思った。

 

だとしたらWasherとCheckerもこんな方法で安心感が得られるのではないかと考えた。

Washerの人は自分が石鹸をたっぷりつけて入念に手洗いし、そのあと消毒用のスプレーをかけている場面を携帯の動画で撮る。

で、もしまた手洗い感が疼きだしたときに、その動画を観るのです。

Checkerの人はもっと簡単で、鍵を閉めた場面を同じく動画で撮影しておいて、出先で観れば安心でしょ。

 

不安障害の一種だからセロトニンの効果が期待できる

 

灰皿の残り火も、手に付着したバイ菌も、鍵を聞忘れたかも、も全部不安という共通点があるんです。

しっかりとやることはやったけど、なぜか心配なの。

普通の人はダブルチェックとかで自分自身納得するけど、不安障害をもっているとダブル、トリプルどころじゃなくなってくる。

何度チェックしても気持ちが治まらないんです。

だったら、不安障害という脳疾患を和らげる薬で不安を軽減すればいいじゃないですか。

 

幸せホルモンのセロトニン

 

脳内分泌物質のひとつにセロトニンというものが存在しています。

これ別名『幸せホルモン』って呼ばれていて、幸福感が得られるらしい。

このセロトニンは『肝っ玉かあさん』みたいな存在で、じっくりとバランスを考えながらみんなの幸せをもたらしてくれるんです。

 

先ほど、依存症にいて少し触れましたね。

アルコール依存症、買い物依存症、ギャンブル依存症等々。

これらを引き起こすのがドーパミンという脳内分泌物質で、『快楽物質』という切れ味の鋭いシャープな快楽を感じさせる作用があるんです。

これ最高!

ヤッホー!

ウオー!

ヘーイ!

みたいなファンキーな異常快楽感ね。

 

これを味わっちゃうと、忘れるのは相当困難なんです。

だから依存症から抜け出すのは並みの根性じゃ歯がたたない。

 

でも、セロトニンはそういうタチの悪い幸福感じゃなくて、ほのぼの系・癒し系なんです。

人は誰でも喜怒哀楽があるでしょ。そのバランスを整えて、普通の感覚にうまく調整してくれるんです。

武田鉄矢の「おふくろ、もう一杯!」みたいな存在(知りません?)

 

抜毛症の根底にはストレス・不安が横たわっている

 

抜毛症に話を戻しますね。

スマホで髪の毛を抜いている場面を撮影しても、抜毛症の方は安心感・満足感は得られない。

そんなもの見たって、また髪を抜きたい衝動に駆られるからです。

「抜く意味なんてない、でも抜かずにゃいられないのよ」がこの抜毛症だから治療が難しんです。

比較的似ている症状で、詰めを噛むとう行為がありますね。不安になると詰めを噛むクセがある、という人いるでしょ。

 

もう一つは不安になると髪をいじりる女性もいますね。この二つの合体版みたいに考えるわけです。

 

だとすると、安心感をあたえる治療に効果がみられるはず、と医師は考えるわけです。

抗不安剤で不安を取り除く作成と、抗うつ薬(セロトニンの再取り込みを抑制するタイプ)が効果的と考えるわけです。

 

自分を傷つけて不安から目を逸らす

 

自分の身体を傷つける事で不安から目を逸らそうとする行為が人間にはあります。

リストカット、自殺未遂(本心では死ぬ気はない)、軽い毒物を飲んで緊急搬送される。

 

DV虐待やネグレクト、理不尽なパワハラ、いじめ、、、人が不安を感じる要素は幾らでも存在しますね。

それらに対して過剰反応してしまうのが、脳内分泌物質のアンバランスさなんです。

 

依存症と関係の深いドーパミンも、ほどよく分泌されていなければ人は楽しく生きられないし、アドレナリンやノルアドレナリンも生きる上で必要不可欠なんです。

だからこそ、人間の脳にいまでも現存する。

それらの分泌量を調整するセロトニンが不足してしまうから問題が生じるんです。

もしくはセロトニンの調整力では手に追えないほどドーパミン量が分泌されると依存症に陥る。

一端、依存症に陥れば、ごく普通の人間生活はゲームオーバーです。

宴会があってもビールは一口たりとも飲んではいけない体になります。

ビンゴゲームがギャンブルへの引き金となるから要注意。

デパートの宝石売り場やブランドバッグ売り場には決して足を踏み入れてはいけないと規制がかかるのです。

 

自分を傷つける抜毛行為が強迫観念と不安障害で留まっているうちに、軽減する治療へと踏み出してください。

酒、ギヤンブル、買い物などの依存症へと複合化する前に対処してください。

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