劣悪な環境から逃げられない人たち|なぜ、そこにしがみつくのか

Pocket

ブラック企業に留まって働き続け、うつ病になる人がいます。
すべての企業が、働き方改革で残業規制に入ったわけじゃないんです。

身も心もボロボロになりながら、それでも上司からの指示は一向に変わりません。

ドンと机に積まれた書類やファイルの山。

終わらせる締め切り期限。

手伝ってくれる人は誰もいない。

 

なぜ、こんなブラックな企業の劣悪な環境から逃げようとしないのか?

内心逃げたいと思っているに違いないんです。

ここでは、劣悪な環境から逃げられない人たちの心の叫びを解説してゆきます。

 

やっとの思いで就職したのだから

 

派遣社員として働いた先がブラック企業だったら、契約満了時期を待つか、契約違反(残業時間の超過)を盾にして、辞めてしまえばいいでしょ。

辞められない理由のNo.1は、『やっとの思いで就職した会社だから』なんです。もちろんブラック企業などとは知らず、難関を突破して就いた先だとしたら退職に躊躇するのは理解できるんです。

 

この残業量は新入社員の登竜門

 

だから、三六協定を超えるほどの残業時間や、土曜日・日曜日の家でのサービス残業も自分なりに良いように解釈してしまうわけなんです。

新入社員の登竜門なんだ。

新入社員の根性を試す為に、会社もよかれと思って実施しているスパルタ研修なんだ、などなど。

もしかしたら、かつては月50時間の残業程度なら新人にとっては当たり前だったかもしれません。

でも、いまの働き方改革の真っただ中で、根性試しなんて法律的にできないの。

非合法なんです。

出世するための振るい

 

サラリーマンって何らかの形で振るいに掛けられて、勝ち組と負け組に分かれていくでしょ。出世するかしないかという意味ですけど。

だから、登りつめる人には手堅さがある。

振るいに掛けられてもしっかりと引っかかって残る手堅さ。

目立った失敗はしないとか、上司との人間関係を円滑にしておくとか、そういう面でも気配りしているし、残業でも厳しい仕事でソツなくこなす。

これができる人は辞めずブラック企業に留まっても、生きていかれる。

ゆくゆくは、ブラック企業で上に登りつめ、甘い蜜を吸わけですよ。

 

ただ、第一希望の就職先だったからという理由でブラック企業に残るのなら、身体を壊さずに振るいの目にしっかり手足を絡めていられる技を持っていないと病気にあるんです。

 

ブラックが普通、次はもっと酷いかも

 

はじめての就職先で辛い目に遭ったとき、これが社会の厳しさなのかと自分で決めつけてしあう人がいますね。

学生時代とは違う、このくらいの厳しさこそが大人の社会なんだと。

すると、下手に転職をして、もっと強烈な激務にさらされるかもしれないという不安も頭をよぎります。

同じ社内や、学生時代の友人と情報交換してみればいいんです。

大人の社会だってそんなに無理なことを押し付けられる事、ないですよ。

普通に働いて、疲れたらコーヒー飲んでひと休みして、また仕事して夕方提示になったら帰宅するの。

特別忙しいときは同僚らと手分けして残業をする。

一人だけが厳しい立場に立たされるような会社なら、それは普通じやなくてブラックなんですよ。

 

潜在意識が現状維持を支持する

 

とはいえ、人間って変化が嫌いな動物なんです。潜在的にはなるべく現状維持を選択するよういできているの。

確かに、新しい刺激が欲しい時も有ります。

毎日毎日同じことの繰り返しで、ウンザリしているとき刺激が欲しいと感じますよね。

でも、それって日々繰り返しがあってこそなんです。

安定していて、明日も今日とおなじように生きればいい、っていう安心感があるから刺激を求めるんです。

生きる事に不安があったり、問題を抱えている人が刺激を求めるなんてないでしょ。

はやく問題を片付けて安定した生活に戻りたいって考えるわけです。
繰り返しと言う現状維持が一番落ち着くわけなんです。

少しくらい自分にとって不利であったも、疲れる仕事でも、嫌な先輩がいても、何が待ち構えているかわからない未知の世界に飛び込むよりはマシ、って考えるのが人間の本能で、現状の不満や不幸に慣れてでも今のままでいたいと望むわけです。

 

心配かけたくない

 

親に心配かけたくない、っていう優しいお子さんがいます。

もう社会人なのだから、就職をお祝いしてくれた両親に余計な心配はかけられないと。

自分さえ我慢すれば、全てが丸く収まるという思い込みですね。

ご両親って親であると同時に、社会人としての大先輩なんです。だから、新入社員として社会に出たばっかりの若者よりも全然多くの場数を踏んでいるしし、修羅場もくぐっている。

確かに一時的に心配をかけてしまう事はあるかもしれない。

でも、アナタのことを一番に考えて、状況判断してくれるはずなんです。

アドバイスだって、周りの人間関係を悪くしないよう細心の注意を払ってくれるはず。

親に心配を掛けたくないのは分かる。

でも、事態が悪化しすぎてから相談したら、いまよりも何倍、何十倍の心配を掛ける事になるでしょ。

絶対的な味方なのだから、いっときだけ心配してもらいながら問題を解決してしまうほうがいいんです。

     【広告】

人気記事

     【広告】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*