こんなカップル可愛いと思わない?

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この前さあ、仕事帰りの帰宅で地下鉄乗ってたの。

夜7時半過ぎくらい。

自粛がまだ完全撤廃されていないから車内はまばら。

いちばんガランとしてるベンチシートのドア横に腰を下ろしたんです。

目の前には20代半ばのカップルが1組。どちらも結果指輪してないし、所帯じみた雰囲気が漂ってないから恋人どうしとオレは推測した。

 

彼女さん :  最近会社でさあパソコンで資料作りばっかりやらされてて、もう肩がパンパンなの。

彼氏さん : 肩凝りかあ、肩のどのあたり?

彼女さん : 普通に首筋の延長の肩の筋かなあ。家でお母さんにも肩揉みしてもらってるけどダメ。湿布とか貼ってもすぐに効かなくなっちゃうのよ。

   彼氏さん、少し考えてから、

彼氏さん :  それさあ肩よりむしろ肩甲骨の横の筋が問題なんじゃない?オレが押してみるから、ちょっだけ横向きに座れる?

   彼女さんが彼氏さんに背を向ける形に座り直しした。

彼氏さん : そんなもんでOK。じゃあ肩甲骨の筋をおすよ、いい?

彼女さん : うゔゔ、、、痛イった!イタタタ!ちょっと、ちょ、待って。

彼氏さん  :  えっ!えーっそんさに痛い?大丈夫?

彼女さん  :  たぶん、だんだんと慣れると思うから、もう少し続けてもらっていい?ゔーあーっ、くー。あー痛きもちいいわ?最高。

彼氏さん  :  ってことはここも凝ってるな。ちょっと動かないでね。この肩から外に延長したところの筋肉の盛り上がりが凝ってるんだよ。最初は親指で軽く押してみるから、痛かったら言って。じや、いくよ。

彼女さん  :  全然効かないよ。なにも感じない。靴底の裏から押されているみたい。

彼氏さん  : 了解、それじゃあ強めで行くよ!

     彼氏さん。親指の腹をぐりぐりと押し当てる。

彼女さん  :  痛ッ、痛っ!痛い。待って待って。そこって骨なんじゃないの?固いでしょ。

彼氏さん  :  固いことは固いけど骨じゃないね。ガチガチの筋肉。ちょっと自分でもここ触ってみてよ。

彼女さん : あっ本当だ、骨じゃないね。でもやばくない、この凝り固まった筋肉。ほぐさないとアタシの頭痛は解消されないってわけなのね。

彼氏さん : せっかくだからこ際、肩凝りのツボを幾つか伝授しておくよ。

彼女さん : うん、それは助かる。

彼氏さん : 脇の下の外側にある骨。ここは骨で正解なんだ。こいつを押して痛みを感じるときは、凝っている証拠。

   彼氏、彼女の裏側から脇の下のやや外側にある骨を親指でおす。

彼女さん : 痛い!そこも結構痛いわ。

彼氏さん : どうする、やめておく?

彼女さん : もう少しだけ押してみて。あんまり痛くしないでよ~。いたたたたた。痛い!

彼氏さん : ちょっとだけ我慢して、このくらい押しておくとあとで楽だからさあ。   

   スッキリした様子の彼女。どや顔の彼氏。

彼氏さん : 実はさあ、プロしか知らないとっておきのツボがあるの。

彼女さん : それも頼むは。ついでだから全部おしえてよ。

彼氏さん : いいよ、でもここでやるとさあお巡りさんが飛んできゃうかもしれないからなあ、、、。

彼女さん : なにそれ、ヤバイことするわけ?それだったらやめておくわよ。アタシ捕まりたくないし。

彼氏さん : ヤバイって程じゃないよ。たださあツボの場所がね、

彼女さん : そのツボどこにあるのよ。

彼氏さん : 胸筋にあるの。

彼女さん : きっ、胸筋?それ胸ってこと?

彼氏さん : そう、胸。丁度、鎖骨から指巾二本分くらい下のあたり。そこを自分で押してみてよ。グリグリグリグリってゆっくり押すの。どお?

彼女さん : 痛いわ。かなり痛い、でも気持ちいい。こんなところも肩凝りってあるんだ?全然知らなかった。でも、ここなら別に人にしてもらっても平気よ。嫌らしい場所じゃないでしょ。

彼氏さん : そおう、そんならちっと押してみるけどいいの?

   彼氏、おどおどしながら指を彼女の胸元に近づける

彼女さん : 大丈夫でから、、、。そうやっておどおどすると逆にいやらしい雰囲気になるでしょ。もっと、普通にスッと手を出しなさいよ。ああつ、もう。そういうふうに指先が曲がっているから変な事するように見えるのよ。

彼氏さん : どお気持ちいい?

彼女さん : 気持ちいいって、、、。なんか別の意味に聞こえるじゃない。痛くない、とか言えないの。

彼氏さん : あっそうか、ゴメンゴメン。痛くない、大丈夫?

彼女さん : だいぶスッキリしてきた感じ。

彼氏さん : 最後に本当のプロしか知らない究極のツボがあるの。

彼女さん : まだあるの?

彼氏さん : このツボはたぶん日本で知っているのは俺を含めて3人くらいしかいないよ。

彼女さん : じゃあ、それもお願いしようかな。

彼氏さん : ズバリ言っちゃうけど、太ももに2ケ所ある。

彼女さん : 太もも?

彼氏さん : そう、太もも。

彼女さん : 肩凝りのツボが太ももにあるの?

彼氏さん : そう、太ももの内側に。

彼女さん : なんで肩凝りが足の太ももなのよ。変じゃないさ。

   彼女、彼氏の顔を覗き込む。

彼氏さん : あーっダメか。胸筋押さしてくれたから、内モモも押さしてくれるかと思って、、、。考えが甘かったか。イヤーゴメン。ウソです。エロ心が先走って、最後の最後に嘘をついてしまいました。

彼女さん : バカねー、バカ。

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