「えーっと、それはだねえ、かくかくしかじかで、、、、。つまりこうするのが正解なんだよ」
みたいに、なんでも俺はお見通しさ、って人がいるでしょ。
本当に自信たっぷりなのか、虚勢をはっているのか定かじゃないけど、表向きは冷静沈黙な完璧を装っている。
完璧を実践しよう思ったらかなり厳しいですね。でも、実力の範囲で冷静さを保つのはストレス対策としては有効なんです。
ここでは、冷静さがいかにストレスを軽減するかについて解説させて頂きます。
怒りを爆破させるべきか、冷静に反応すべきか
トラブルに巻き込まれたり、いわれの無い誹謗中傷に遭遇したとき、すぐにカッと頭に血がのぼる人がいるでしょ。
腹が立ったときは怒りを露わにした方がいいと考える人と、逆にグッと堪えて平静さを保つべきだと言う人がいます。
これって、どっちが、正解?
怒りを吐き出すべきか、呑み込むべきか。
怒りに任せて怒鳴り散らしてサッパリする人もいます。
でも、たいていの人は半分か、三分の一くらいの怒りをぶつける程度ですね。ここで爆破するのも大人気ないと躊躇しつつ、それでも半ば反射的に攻撃心を発揮させる。
ああムカつく、と怒りが自己増殖していく
揉め事がなんとなく終結しても、その晩帰宅してから「あの時こんなふうに言ってやればよかった、あんなふうに言ってやればよかった」と怒りがぶり返すことってあるでしょ。
この、怒りの自己増殖に大切な自由時間を奪われるのが嫌で仕方がないんです。
考えなければいいのに、と分かっているけど地底マグマみたいにグツグツ煮えたぎってムカついてくるんです。
「もっと強気で出ても良かった」、「いつかギャフンと言わせてみせる」というささくれだった思いです。
こんな思いに取り囲まれていると、興奮状態からなかなか抜け出せない。
中途半端だから怒りが後で増殖する
これって中途半端な口論をしてしまったからなんです。
落ち着いて振り返ってみて、もっと相手にダメージを与える言葉があったじゃないか、という自分への後悔です。
でも咄嗟の出来事だったし、前もって理論武装していたわけじゃないから、その場で発せられる言葉なんて知れたものですね。
相手の出方を研究して、隙を突きいたり上げ足をとってオチョクルような芸当はそうそうできる物ではないんです。
でも、後になって冷静になるといろいろとアイディアが浮かんでくるの。
これが、後悔の根源となっているんです。
冷静に受け流すのがストレスを感じない
だったらどうするのが最善の策なのか?って事になる。
ズバリ、冷静に相手の言い分を受け流すのがベストなんです。
それがいちばんストレスを感じない現実的な方法なの。
怒りに任せて怒鳴り散らすことができる人は、それでもスッキリします。でも、ちょっと無理でしょ。
大人として、相手を揶揄するにも限度がありますよね。
だから、中途半端な攻防に付き合うよりも、冷静沈着に受け流すのがいちばんいいんです。
ハラワタが煮えくり返るくらいムカついても、その場では冷静を装って「だから何なの?何が言いたいの?」みたいにしている。
一度やってもらうとわかりますけど、この作戦だと帰宅した後で妙な優越感が生まれてくるんです。
怒りの自己増殖とは真逆で、口論の相手に肩透かしを食らわせてやったような清涼感がでるの。
肩透かしの食らわせ方
文句を言ってきり、因縁をつけてきた相手に、どう肩透かしを食らわせるかがここのテーマです。
今、目の前に顔を真っ赤にして激怒している人がいます。
もしくは、身体を斜に構えて脅しをかけるみたいにこっちを睨み付けている人がいます。
(この状況はタチの悪い煽り運転のドライバーに絡まれてるのではなく、職場での口論と考えてください)
こんな時、どう肩透かしを食らわせればいいのか?
いちばんの肩透かしは、何もなかったかのように黙ってその場を立ち去る事ですね。
相手にしないって行為です。
でも、突っかかってくるでしょ。
「なんとか言ったらどうなの!」みたいにヒステリックに迫ってきたら、無視してその場を立ち去るわけにいかないですね。
何か言わないといけない状況です。
相手を見下すセリフ
ワタシにどうしろというのですか?
ただの見解の相違でしょ。
どちらが正しいかなんてわからないじゃないですか。
客観的に判断したいのなら、勝手にそうすればいいじゃないですか。
これ以上巻き込まないでください、迷惑です。
これらの組み合わせが冷ややかで効果的ですね。
このセリフで口論の局面をくぐり抜けると、相当気持ちいいですよ。
相手の見下した感がでてきてスカッとします。
まとめ
職場での口論になったとき、冷静さがいちばんのストレス軽減になるんです。怒りに任せて辛辣な言葉で攻撃しても、咄嗟に口をついて出てくるセリフなんて大して機転の利いたものではない。
帰宅して暫くするうちに、怒りが再燃してくるのです。
クソ、もっと強烈な言葉で打ち負かしてやればよかったと。
だとすれば、冷静にその場を切り抜けるのがいちばんストレスが溜まらない方法。
「アンタが頭から湯気を出しているのは誰が見てもわかる。でも、なにに対してそんなに強烈な怒りを感じているの?」
と、平然とその場を立ち去るんです。
絡まれたら、「ただの意見の相違でしょ」と切り返して、好きなようにすればいいじゃないと見下せばいいのです。
たとえハラワタが煮えくり返るほどムカついていても冷静、冷淡なセリフで乗り切る事で優越感が味わえるのです。
【広告】
人気記事
【広告】