“誰もわかってくれない”と思ったら、ちょっとだけ時間をとって心の声を聞いてみてください。
一人ぼっちの状態で、寂しさ、心細さが渦巻いていて、“なぜ、わかってくれない”っていう怒りと、“もう、どうでもいい”っていう自暴自棄へとつながっていってしまうの。
人は共感されないと心が満たされないんです。
早めに手を打たないと、ずぶずぶと深いところまで行ってしまうんです。
なぜ、周囲の共感が得られないのかを考えるべきなんです。
アナタの思考の傾向が見えてきたらしめたものです。
バランスの悪さが有れば、そこを直せばいいでしょ。
ここでは自分を客観的にみて、思考の偏りないかを見る方法を解説します。
自分中心に物事を見ていないか?
わかりやすい例は損得です。
損得勘定が見え隠れする話になっていないか見直してみてください。
誰だって自分が損をするのは嫌だから、損得を度外視なんてできない。
“赤字度外視”なんてアピールする店があるでしょ。あれだって、どこかで帳尻合わせているんです。
でも、打算的な人の話って聞きたくないでしょ。
誘導していないか
話の中で誘導していないかは大切です。
そのつもりが無くても、自分の意見に同意して欲しいから無意識に誘導口調になってしまう事ってあるんです。
ライバルの欠点をそれとなくほのめかして、相対的に自分を上に持ち上げるようなトークってすぐにバレるんです。
一度でもこれをやって見破られると、あとあとまで響くの。何を言っても、策略じみて聞こえてくるんです。
「あの人は、自分に賛同してもらうためにマインドコントロールするタイプですよ」って思われちゃう。
得意げな話しっぷりに注意
自慢話って少しくらいなら付き合いで聞くけど、長くなると嫌気がさすでしょ。
話している本人にとっては悪気はないかもしれない。でも、だんだんと鼻についてくるんです。
自分の得意分野の話をするときは注意が必要です。
楽しいからついつい話が長くなってしまう。まだ話し足りないと思っても、適当な所で切り上げるようにするくらいで丁度なんです。
できれば、相手が本当に興味をもつように専門的すぎないように注意して話題提供するようにしてください。
他人の意見に耳を傾ける姿勢
自分の意見を持つのは大切ですね。でも、そこに固執しすぎるのは考えものなんです。
自分に絶対的な自信があったとしても、人の意見をきく姿勢を見せる事。
まったくの反対意見だったとしても、興味をもって話をきけば得られるものが必ずあるものです。
もし、どうしても聞きたくない内容だと感じた、次の事を思い出してください。
聞きたくない話だとしてもマナーとして大人しく聞かなければならない時がある。それが出来ないなら、“誰もわかってくれない”って嘆く資格はないということです。
誇張癖がないか
話をする時に誇張する癖はありませんか?
冗談話しで“盛る”というのとは違うんです。
言葉の端々に“絶対”、“誰が何と言ったって”、“100%の確率で”と等々の誇張する言葉をちらしていると、聞いている方はウザいと感じるものです。
自信たっぷりで押しつけがましいと感じさせてしまうの。
自信がなくてウジウジしているのは見苦しいものですけど、誇張しすぎると話の内容がよくても、自信を通り越して嫌味に聞こえるんです。
自己肯定が強すぎると、厚かましくて自信過剰に見えてきます。同時に、“こいつ張りボテなんじゃないか、話半分に聞いておこう”みたいになっていくの。
一生懸命話しても、誇張癖があるが為にウソっぽく聞こえてしまうんです。
このあたりに気をつけていれば、周りはアナタの話に耳を傾けてくれるはずですよ。
前進する意欲と粘り強さ
前に進み続けるためにはメンタルのコンディションを整えておかないとすぐにバッテリー切れになっちゃうんです。
みんなに共感してもらいながら(必ずしも賛成してもらえるとは限りませんが、話を聞いてもらえる状態)、一歩一歩前進するには次の事に注意を払ってください。
不安はないか?
漠然とした不安感があるとしたら、なにか心の底に引っかかりがあるかもしれません。もしかしたら、人間関係で問題があるけれども敢えて自分で気にしないようにしているってことがあります。
仕事でミスをして自己嫌悪を抱えているケースも少なくありません。これも敢えて目を背けている。
すると、やる気・モチベーションが充分に上がってこないんです。問題から目を背けるために何かに依存することがでてくる危険があるんです。
酒やギャンブルや買い物や風俗。
このあたりの依存が深くなるまえに不安や自己嫌悪が薄れてくればそこで依存物から離れる事が出来るんです。
でも、離れられる期間を過ぎてしまうと依存症に陥って、それ自体が問題化するでしょ。
そうなる前に心も解放してあげるように専門家に相談してくださいね。
上記の精神状態がなければ、あとは難局を切り開く意欲があって、実施にぶつかったときの粘り強さです。
【広告】
関連記事
【広告】