奇をてらうなんて事はしないし、イキガッテ見せたり、ヤンチャする気はないんです。
普通で全然、満足なの。
でも、自分の意思を押し殺してあたりさわりなく、多数派に加わって生きてもつまらないって最近よく思うんです。
オマエ、本当は何がしたいの?って聞かれても明確な答えが出ない人の方が多いでしょ。デイリーライフってそういうものですよね。
さあ、これはらどう生きていこうか?
これ、何歳になっても頭よぎる問題なんです。
あまり他人の評価を気にしない
“周りの人達を全然気にしない”なん言うと変人になっちゃうでしょ。そこまでの勇気はないんです。
人の顔色を一切気にしない名探偵とか、はた迷惑な無神経ぶりを発揮しながら犯罪を解決する天才プロファイラーとか、かっこ良いじゃないですか。
でも、あれはあれで実社会だといかがなものかと思う(ある種の憧れはあるけど)。
ああいうタイプだったら居酒屋で一杯飲む友達いないだろうし、人生の楽しさは半分捨てている感じね。
もう少し、普通寄りでいて、自由人ってのがいいんですよ。
ごちゃごちゃ正論を並べ立てて口論を挑んでくる相手に、「うるせーよ、オレにはそんなヒマないから適当にやっといて!」で済ませちゃうような感じ。
誰にでも尻尾をふるなんて意味がない
子供の頃から千切れるほど尻尾を振っちゃう奴いたでしょ。
学校では徹底的に先生に媚びる。授業中に質問なんかしてさ、教師の機嫌をとるの。
このタイミングで質問をすると先生が喜ぶのわかってるのは凄い。たぶん、熱心な親が前日に授業の予習を手伝っているんだろうね。で「ここで、こんな質問をしなさい」なんてアドバイスしているんですよ。
当然、その質問の先生の解説を一発で理解できないといけないから、答えも親から教えられているはず。
で、教師からは“それは良い質問だね!”なんて言われるの。
こういう奴って大人になっても、職場の上司との人間関係の築き方が幼少期と一緒なんです。相手が気持ち良くなる事を先回りして準備するタイプ。
回答しやすい質問を投げてて機嫌をとる。絶対に上司を困らせるような質問はしない。
肩慣らしのキャッチボールみたいなものだけど、ヒマな上司は気分いいですよね。
逆にキレる上司は、内心“そんなこともオマエは知らないで仕事をしているのか”って気持ちになっているんです。
反省ばかりしてたってしょうがないじゃん
ズパッと問題点に切り込んでくれる上司はキレると考えていいと思っているんです。
そういうタイプは、仕事のやりかたは人それぞれだから、俺は○○○と思う。
オマエも自分なりに失敗点を見つめ直して、自分なり答えを考えておけ、っていう指導になるの。
『禅問答系』の上司っているでしょ。
言っている内容がわかりづらくて質問も抽象的だから、こっちの頭の中も探り状態になっていくの。
上司の機嫌が悪いときは何を言ってもダメ。
ああでもない、こうでもないとダメ出しされて、下手をすると意味のない宿題とか出される始末。
こんな上司が言った事を真に受けて、時間をかけて反省する必要なんてないんです。どうせ答えだってないわけだし、反省ばっかりしていたら疲れるでしょ。
禅問答系の人って、どっちに転んでも自分が優位に立てるよう考えている卑怯者が多いんです。
“一を聞いて十を知る”の対極にあって、10聞いても、100聞いても何を言ってるかわからない。むしろ、相手に自分の言い分を理解させずに攻撃型のダメだしをする。
過去にこだわらない、引きずられない
過去のミスを引きづって生きるの辛いでしょ。ミスの原因がわかって、自分なりの修正のしかたがわかったら、それで終わりにした方がいいんです。
ミスを繰り返し思い起こしていると、いざというとき、そっちに引っ張られちゃうの。悪いイメージトレーングを繰り返す事になるんです。
だから反省して、改善策がみつかればそれで終わりでいいんです。
たまに思い出すくらいがちょうどいい
自分が失敗した事って結構強めに脳裏に焼き付いているでしょ。だからたいていの人は忘れるのに苦労するんです。
忘れたいのに忘れられない。
でも、ミスの反省がその人を成長させるし、失敗しないで乗り切るための糧になる。
潜在意識が、同じミスを繰り返さないために常に頭の片隅に置いておくのかもしれない。
だから、むしろノートでも一冊つくって失敗したことを書き留めておくといいかもしれないですね。
潜在意識がそこで一旦解放され、たまに失敗ノートをみて注意を喚起する。
失敗はつきもの
反省って頭でするもので、心を込め過ぎたらダメなんです。
ショックな気持ちはわかりますよ。でも、それを延々と抱え込んでも意味はないんです。
誰にでも失敗はつきもの、って割り切って心は解放してあげなきゃ!
そのうえで頭と使って冷静に受け止める。
いいように使われない
あたりさわりなく、波風立てずにいると、現状に満足しているように見えますよね。
聞かれなければ意見を言わない人、内気で声の小さい人でも100%満足しているなんて事ないんです。
たいていは多数派に合わせてやり過ごしているだけなんです。
自分の意見ははっきり主張すべきだ、とアメリカ人みたいな教育を受けていないから、日本人は足並みをそろえる方向へと流れやすいんです。
媚びない
そんな中である日突然、声高に自己主張なんてできないでしょ。狂ったのかと思われちゃいますよね。
日本人は日本人らしく、でいいんです。少しだけ今よりも自分の意見を口に出す程度でも、印象は変わりますからね。
で、一番大事なのは媚びないこと。
立場が上の人間だからといってペコペコしない。
偉い人に必要以上にへりくだる人っているんです。こんな事を言ったら気分を害するかもしれないな、と心配で相手の顔色をみながらしゃべるの。
で少しでも眉間に皺が寄るような素振りがあれば、すぐに話の展開を変える。
俺は偉いんだぞ、みたいな雰囲気で周囲を威圧する人はどこにでもいるんです。
いわゆるパワハラビーム。
そんなものはいちいち気にしないの。悪くもないのに謝らない。
文句ばかり言う人には、「自分だったらどうします?」って聞けばいいんです。
思い通りに使える便利や奴だと思われたら面倒に巻き込まれます。
質問に質問でかえしてみた
少し失礼なやりかたですが、たまには使ってみてもいいのが“質問に対して、質問で返す”というやりかたです。
会社の業績悪化を立て直すための社員が一丸となって働く。
「さて、どんな事業に手を延ばせばいいのか?」なんていうふうに無茶振りをしてくる上司がいます。
こんな質問にスラスラ答えられるなら誰も苦労しないでしょ。
「明日、みんなで協議するので一人最低ひとつは新規事業を考案しておくこと」と上司は一旦時間を延ばして部下に猶予を与えたふうに見せかけるんです。
こんなときは、当然のように上司の考えを問うんです。
「新規の事業計画と言われても従来の業務とは全く無関係なアイディアがでてくるかどうか、、、。先入観の無いアイディアのお手本のようなものを一つ見せていただけませんか?」と上司に言い放つ。
それで何も出てこなければ、こっちも気が楽だし、ピカピカの新規計画がでてくれば、それを見習って考えればいいの。
会社なんて社員より組織優先だからすぎ切られるぞ
サラリーマンが心に留めておくべき事は、どんなに有能な社員でも、組織の存続がかかった局面の前では無力ということ。
会社の業績が悪化してリストラで出費を抑えるとなれば、順番が回ってくる可能性は十分にあるんです。会社の評判を守るためには、パワハラ・セクハラ・モラハラの疑いをかけてトカゲのしっぽ切をする。
社員の首を切って、見せしめにするんです。
必死にしがみついても、どんなに尽くしても、組織を守るのが第一優先。
その為には社員なんて将棋の駒のようなものなんです。
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