地獄のような心の痛み|激烈すぎる批判や脅しで正義感すら麻痺させられてしまう

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SNSでの誹謗中傷の悲しい事件があって、それは彼女にとっては地獄の毎日だったにちがいないですね。

自ら命を絶った娘を目にした母親の悲痛な日々はそこから始まったのです。

これとても地獄に違いないのです。

生前の娘の気持ちを思い出したら切ない、耐えられない。

かといって忘れられるわけがないんです。

 

SNSに憤りをぶつけても気持ちは晴れるわけはない。

怒りは自己増殖するから、怒鳴ったらもっとムカついてくるし、悲しくなってくる。

もやもやしつつも、冷静な態度を装うのが最善策なのがなんともやるせないんです。

 

ここでは、人が死を選んでしまう心のメカニズムについて考えゆきます。

 

地獄のような心の痛み

 

人って自尊心を傷つけられたとき、戸惑いと心の痛みを感じますね。

“えっ、それってどういう意味?”って思って、批判する言葉の意味を理解したあと、ゆっくりと、もしくは、ザクッと心が痛むんです。

 

親友と思っていたのに実は信頼されていなかった

陰で疑いを掛けられていた

一生懸命頑張っているのに、仕事ができない大バカ者と思われていた

頼りにならない、役に立たないお子ちゃま扱いだった

余裕のないドケチと思われていた

 

思ってもみない逆評価です。

長年信じていた相手から喉元にナイフを突きつけられたような衝撃です。今までの和気あいあいのおしゃべりはいったいなんだったの?と。

 

こういう時、人間って一旦“つらいよね!”なんて客観的に自分に問いかけたりする。

冷静にならないと、と潜在意識が承知しているから、敢えて第三者的な物言いをしてみるんです。

でも、実際にはここが地獄の入り口で、エンドレスの自問自答が始まり傷口が化膿してくるの。

なんでこんな事になってしまったのだろう。

自分の何が悪かったの?

歯車が狂いはじめたのはいつからなの。

同じこと思っているのは、あと誰と誰?

 

気持ちは休まらず、回りが敵ばかりに思えてくるんです。ずっと昔から騙されていたような気持ちに沈み込んでいくんです。

 

でもねえ、激烈な批判の言葉を投げてきた相手は、そんなに深く考えた末の言動ではないですよ。たいていは、その場で思いついた言葉で、アナタを動揺させるのをチョイスしただけ。

何かの行き違いから、ちょっと意地悪を言ってやろう程度の気持ちから発した言葉なんです。

人間って、ちょっとムカつくと攻撃したくなっちゃうときあるでしょ。それも自分が安全な場所にいるのが保証されいると、安心感があるから攻撃に手加減がなくなるんです。

 

コントロール不能の地獄

 

家庭内暴力って、愛し合って一緒になった伴侶から受ける暴力でしょ。

グレタ息子が暴れまわるってケースもあるけど。

少なくとかつて愛で結ばれていた者からの暴力で、なんでこんなことになっちゃったの、っていう驚きはありますね。

 

「家庭内暴力ってコントロール不能なの?」って疑問に思う人いるでしょ。あれってマインドコントールが入っているから自分の力だけだと解除できないの。

延々を受け入れちゃうんんです。

 

逆らったら殺される

反抗などできない

警察も呼べない

別れることもできない

やられるがまま

 

こんな状態に引きずり込まれてコントロール不能状態になるんです。ケンカができるうちは力のバランスが一方に傾ききっていないから、呼ぼうと思えば警察だって呼べるし、役所行って離婚届けをもらってきて署名させればいいの。

でも、恐怖心からメンタルが破壊され、立ち向かうエネルギーも失っていたら自分自身をコントロールすることなどできないんです。

家庭内暴力が事件性を帯びた状態で発覚した場合、たいていはこのパターンなの。

 

夫から妻へのDVが根底にあると、子供を虐める夫を止められないんです。死ぬ気で止めりゃいいじゃん、って思うでしょ。でも脚がすくんで動かない。催眠術に掛けられたみたいになるの。

 

 

自尊心をザックリ切られると反抗できなくなる

 

人って自尊心を傷つけられたとき、“えっ、それってどういう意味?”って戸惑って、心の痛みを感じると書かせて頂きました。

これって家庭内暴力と同じインパクトがあるんです。

 

DVって、この暴力的な環境からはどうやったって逃げられない、っていう恐怖があるんです。逃げたって、また捕まって、もっと強く攻撃されるっていう絶望感に取り囲まれているんです。

 

自分で自分を追い込んでいくの。

 

自尊心をザックリやられると、驚愕で震えが止まらなくなったり、鼓動が早くなったり、呼吸が乱れたり、寒気を感じたり、急に熱く火照りだしたりする。

驚きと同時に身体に不快な変調がでるとトラウマ化しやすいんです。

あんなふうに攻撃口調で言われたら、また息苦しく呼吸が乱れてしまうかもしれないと。

これが不安や恐怖となって、自分を追い込んでいくんです。

 

恐怖の感情と身体の変化が同時に

 

相手からの攻撃が強すぎると心が恐怖を感じ、それが身体に伝わってインパクトが増すんです。

自尊心を打ち砕くような誹謗中傷も、家庭内暴力も強烈すぎると、それらを受けた人間は何が正しいかがわからなくなるんです。

自分は何も悪くないと思っていても、恐怖心が先立って自分の中にある正義が見えなくなる。

 

他人が提示したものから選ぶしかないなら、楽が一番

 

理不尽な状態に叩き込まれて、自尊心も価値観も否定され、誰にも手を差し伸べられなければ、もうどうでもいいやってって気持ちになってくるでしょ。

最初は投げやりみたいな感覚でも、それが長くつづけば自分の中の正義とか意地とか面子とかも消えて、楽になれるほうへと流れるだけなんです。

自力でできることなど何もなくなって、他人が提示した事から選ぶだけなら楽なのが一番じゃないですか。

 

親友からの口汚い罵りや裏切り行為も、家庭内暴力も、かつて愛で結びついていた者どうしの憎悪だからやりきれない。

愛されていると思っていたのに、真逆の感情で激烈に攻撃されたら、その温度差が大きすぎて感覚が麻痺し、どう対処したらいいかわからなくなるんです。

 

信じていたの裏切り、悪意を抱かれるなど夢にも思わぬ人からの攻撃の前に人はもろく崩れるのです。

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