問題解決できる上司とできない上司のみ極め方|上辺だけか本物か

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上司への接待質問ってご存知ですか?

答えがわかりきった質問をして上司の機嫌をとる事を、こう言います。

“そんなのわかりきってるじゃん”って事を敢えて質問する人見たことあるでしょ。

 

そもそも、質問されないってことは話がつまらなかったの裏返しです。

質問する価値もない無駄な話だったと、話し手側は反省すべきなんです。

 

『質問力』ってコミュニケーションのキーで、著書にもなるほど。

これの使い方が吉に出るも、凶にでるも本人次第。

 

問題解決できる本物の実力者かどうかを、質問力から見極めてゆきます。

 

質問を繰り返して問題解決しようとする上司

 

質問を繰り返して問題の根っこをあぶり出そうとする手法があります。

“なぜなぜ分析”と呼ばれる手法。

 

これに近い物がコーチング技術の中にもあって、企業ではかなり使われているんです。

問題を持ち掛けられた上司が、まずは部下からの状況説明を粘り強く聞き続ける。

その後に質問をするわけです。

これが“なぜなぜ分析”に似ているの。

 

その問題はいつ頃から発生したの?

なぜ、そんなに問題が大きくなったのかなあ?

問題の原因はどのあたりになるか、時系列的に事実を並べてみてくれる?

 

こんな感じね。

問題解決の答えは、実務をこなしている部下の頭の中にある、っていう考え方です。

コーチングの問題点

 

コーチング技術を使って問題を解決することが100%不可能だと言うつもりはないのです。

ただ、答えは部下(問題解決を求めて相談してきた側)の中にあるというスタンスに解決範囲に問題があると考えるわけです。

コーチング技術を習得する講習に参加し、一つ一つその技法を習得・マスターしたとしても、問題の真相に必ずしも迫れるわけじゃないんです。

 

あたかもコーチングがオールマイティーであるかのように勘違いしている上司が世の中には多いんです。

コーチングとは、相談相手の頭の中を整理するのを手伝ってあげて、問題が何で、それに対してアナタは何をすべきかの呼び水になってあげるだけなの。

  

上辺だけの環境と知識での対応

 

コーチングの技法をごくごく簡単に言ってしまえば;

 

キミはどう思うの?
そう、それなら、そのとおりにやってみれば。

 

ってことなんです。

 

“キミはどう思う?”の範囲から外にでないの。

あくまでも相談者の知識内での推測と解決方法を導い出すだけ。

だから、コーチング技術一辺倒で実務を知らない上司は問題解決できないんです。

  

接待質問もどき

 

コーチング大好き上司だと見抜けたら、接待質問は超簡単なんですよ。

問題を30分くらいかけて長々と話す。

話を理路整然と整理しておかないのがコツ。

その方が上司は手応えを感じます。

 

上司が導いてくれるままに状況を整理して、質問に答えてゆけば、解決策として何をすべきかに辿りつくという趣向です。

これが実務経験の少ない問題解決ができない上司への接待質問です。

 

 

問題の本質を見極めて解決する本物とは

 

今現在、直面している問題と関連して、あとから表面化する潜在的な問題がありますね。

“なぜなぜ解析”を繰り返して問題の本質にたどり着いたつもりでも、実際には問題の一部分にしか到達できていないことがよくあるんです。

“答えは部下の頭の中にある”というコーチング的発想だと、思考に限界があるでしょ。

問題が発生した原因・今の状態・解決策を部下の頭の中から引き出すわけだから、よっぽど拡大解釈しない限り本質を見極められるかどうかは疑問なんです。

 

仮に畑違いの分野から移動してきた人が上司になって、今までのキャリアとコーチング技術だけで相談に乗ろうとすると、仮に一部の問題の火を消せたとしても、潜在的な問題までイメージできないんです。

 

潜在的な問題まで探れる本物の上司とは

 

仕事の背景や実務に精通した上司なら、広い視野から事態を考察できるはず。

部下には見えない火種まで察知できるんです。

 

“実務を舐めてんじゃねーぞ”っていう叩き上げの上司なら、現状を把握するヒアリングのときの目の鋭さからして違うんです。

 

問題解決の能力を持たない上司って、部下にベラベラしゃべらせて適当なところで相槌を打ち、自分の勘所から不透明な部分を質問して明るみに出す。

 

「大まかな整理ができたところで、君ならこの不透明な部分を明確にするにはどんな手を使う?」なんていう手法じゃ上っ面の問題しか突き止められないんです。

 

問題が連鎖するときの傾向を見極めたり、取引先が問題を隠していそうな雰囲気を嗅ぎ付けるだけの土台ができていないんです。

人のふんどしで相撲を取るようなもの。

 

「自分の意見を言わずに、キミはどうかんがえる?」で相談ごとを乗り切る上司は問題解決はできないと思った方がいい。

そんな人についていってもいつまでたってもアナタの実力は工場しないんです。

 

まとめ

 

コーチング技術に“なぜなぜ解析”を入れこんで部下からの相談に応対する上司がいます。

すべての答えは相談者の頭の中にある、という考え方だ。

一理ある。

が、そうして考案する解には限界がある。

相談者の見識以上より優れた答えはでてこないのだ。

それが問題解決ができない上司のコーチング技術による対応。

一方、叩き上げの上司は鼻が利く。

問題が拡大する兆しを察知し、隠し事をする人間を見抜く。

これが問題解決ができる上司なんだ。

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